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医師が語る、これからの医師のこと。

(公開: 2019年05月15日)

 

おはようございます。

 

先般、大ファンの理事長のお話を聞きに行って
医療人材紹介会社のエージェントとして、
年齢だけは、ベテラン域、
いや、高齢域に入っているのを実感した、
ジーネット株式会社の梅澤晃子です。

 

いや~、見事に
他社のエージェントさんは若かった(/・ω・)/。。。。

 

確かにな~、
最近お目にかかる医師もお若い方が多い。

 

だからか、
仕事とは別に、
お目にかかりたくなるのは、
自分より年上の先生たちなんですよね。。。。

 

妙に納得(^_-)(笑)

 

そして、
医師のことは医師に聞くのが一番。

医師に質問

 

なぜ、医師になったの??

若い先生を見ていると、
A先生、喉元まで、この言葉が
こみ上げてくるそうです。

 

というのは、
これから緊急オペ!というとき、
「定時なので帰ります。」
と宣った研修医がいたそうです。

 

ほぼ全員の医局員がいる
最中での出来事。

 

皆、固まり、
教授の顔をみると、
???マークが巡っている感じ。

 

シーンとその場が凍ったまま、数秒。

 

教授が、
「ああ、わかった。」
と。

 

研修医の先生、
お帰りになったそうです。

 

別の医局では、
若い医師のお母様から、
「うちの◎◎ちゃんが帰ってこないのですが。。」
という電話がかかってくることもあるとか。。

 

自分たちが研修医の頃には
考えられないことが起きている。。。
A先生の方が、
ショックを受けてらっしゃいました。

 

 

A先生は、
薬剤師として活躍されていましたが、
制限のある中で、患者さんと向き合うよりも、
医師になって、患者さんの役に立ちたいと思い、
医師になった方です。

 

なので、とても心配されています。

 

成績が良いからといって。。。

別の日に、
B先生とお目にかかりました。

 

A先生から聞いた話をすると、
「成績が良いからといって、
 医師になってしまった人が
 そういう風になるのかもね。」

 

「じゃあ、先生は、なぜ医師になったの?」

 

「本当は理工系に進みたかったけど、
 そこまで頭が良くなかったから。
 医師になった。」

 

ええっと、その理屈、
私は全然理解できませんが(苦笑)

 

B先生曰く、
「会社員にはなれないと思ったし、
 医師になっていれば、
食うことに困らない時代だったしね。」

 

好きこそものの上手なれ

A医師も、B医師も仰っていたのは、
成績が良いからという理由だけで、
医師になった人は、
医学部に入ったとか、
医師になったとか、
その時点で、
目標が達成されてしまっているから、
その後のことを、イメージ出来ないでいる人が多い。

 

特に、A先生やB先生が医師になった時は、
医師の仕事は、
患者さんを診察して、
病気の治癒を目指していた時代。

 

これから医師になる人たちの時代は、
生産年齢人口が少なく、高齢者が多いという時代。

 

言い方悪いですが、
治してナンボの時代から、
病気と付き合いながら、
如何に自分らしく生きているのか?
死んでいけるのか?に
変化しつつある時代。

 

”成績が良いから、
学校の先生や、
親に薦められて
医師になりました!!

 

という方が、
医師としてやっていけるのか?

 

治すという行為は、希望があるけれど、
看取るという行為に、希望というか、
職責を見いだせないと、
”こんなことをするために、医師になったんじゃない。。”
と言い出しかねないのではないか。

 

A先生も、B先生も
そこを心配されておりました。

 

”好きこそものの上手なれ”
ではないけれど、
医師になれる人が、医師になるのではなく、
医師になりたい人が、医師にならないと、
これからの医師は、やっていけなくなるのではと。

 

 

これからの医師は。

超高齢化社会の日本で、
医師として、全うしていくには、
なかなかやりずらい時代になってきています。

 

医師がお医者”様”だった時代。
医療機関で、患者さんを待っていれば良かった時代。

 

いつからか、
お医者”様”ではなくなり、
患者”様”になりつつある。

 

患者さんに来て貰わないことには、
診療報酬も入らないし、
自分の給与や職員の給与も払えない。

 

勤務医なのに、
クリニック経営者みたいなことを考えながら、
仕事をしないといけない時代が、
もうそこまできています。

 

意思疎通が出来るか。

ベテラン医師、
A先生、B先生が声を揃えて仰ったのは、
お医者”様”の時代が終了し、
これからの医師、
これから医師になる人は、
意思の疎通が上手に出来るのか?
ここがポイントになってくるだろうと。

 

「自分たちの時代は、
 まだ”様”が残っていたけど、
 これからの人たちにはない。
 だからこそ、今まで以上に大事だろう。」

 

医師のスキルはあって当然で、
それよりも、
患者さん、職員が大事にするのは、
ちゃんと言葉が通じる人かどうか?

 

 

この人は、ちゃんと話を聞いてくれる人なのか?
どうなのか?

 

 

某大学病院では、
授業の一環として
医学部生・研修医が、
がんサバイバーの方を相手にして、
コミニケーションの研修をしているそうです。

 

 

実際に、研修医から説明を受けた
がんサバイバーの方の感想では、
”事実だけを告げられ、
こちらの気持ちを斟酌することなく、
対話が終了。
この人と一緒に
病気と闘おうとは思えなかった。”

 

 

こんな辛辣な感想を
仰っておりました。

 

 

ベテラン医師が語る、
これからの医師像。

 

 

時代によって、
私たち患者が求める医療や、
医師像が違ってきているのは、
事実かもしれません。。。。

 

 

それでは、また。

 

 

 

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