ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

調剤薬局とドラッグストアの垣根が崩れる未来??

(公開: 2019年08月15日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

常勤先の転職、クリニック開業をサポートする

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

調剤薬局とドラッグストア。

別に医療関係者ではなくとも

身近な存在だと思います。

 

ただ薬価改定のたびに

勢力図は変わり

段々と集約化の方向に向かっているのかな?と

私には感じるんですよね…。

 

本日のブログのタイトルは、

【 調剤薬局とドラッグストアの垣根が崩れる未来?? 】

といたしました。

 

ドラッグストア調剤薬局

 

薬剤師の就職先としての調剤薬局とドラッグストア

弊社の転職支援は

医師が9割以上を占めており

時々看護師等のコメディカルについても

お手伝いをするというのが現状です。

 

今まで薬剤師に関しては

数回サポートした事がありますが、

決して実績が多いとは言えません。

 

よって薬剤師について語れる事は少ないのですが、

最も強く感じるのは

薬剤師のキャリアの積み方って難しい…という事です。

 

経験値を高める為には、

病院 > 調剤薬局 > ドラッグストア

という順序でありますが、

給与については

ドラッグストア > 調剤薬局 > 病院

という順序の構図になっているのですね。

 

薬剤師も6年制となり、

学費もバカにならないレベルと伺います。

 

当然、薬剤師資格を取得して勤め始めるなら

それなりの給料が出る所が望ましい訳ですね。

 

しかし給与が高いところは、

薬剤師としての経験値アップには繋がらず、

薬剤師としての経験値アップをしようと思うと

給与の低い病院を選ばざるを得ない…。

 

もちろん働く場を給与だけで決める訳ではないでしょうけど、

若い薬剤師にとっては悩ましい状態だと言っても良いでしょう。

 

突き詰めれば資本の論理なのですが、

医療は資本だけでは図れませんもんね。

難しい構図です…。

 

弊社にとっての調剤薬局とドラッグストア

前述したように弊社は薬剤師の転職支援は

ごく稀にしか行っておりません。

 

よって調剤薬局や

ドラッグストアとのお付き合いは

転職支援ではあまりないんです。

 

しかしクリニックの開業支援では

調剤薬局とドラッグストアとお付き合いは深いです。

 

もちろんどこでもという訳ではなく、

開業物件を持っているところとのお付き合いですね。

 

彼らは医療モール、医療ビル、テナントなど

様々な開業物件を持っていますので

日常的に情報交換をします。

 

とは言え私どもの開業支援の方針は、

物件ありき…ではなく、

クリニックのコンセプトありき、

事業計画ありきですから

調剤薬局やドラッグストアの物件に

積極的に誘致する事はありません。

 

事実、今までの開業支援

調剤薬局やドラッグストアの物件をお選びになった先生は

たったの1名だけです。

 

それ以外は弊社が足で見つけたテナント物件で

開業しています。

 

調剤薬局やドラッグストアも

弊社の方針を理解しつつも

他にはない開業支援のスタイルや細かさに期待して

わざわざ弊社に足を運んで下さっています。

 

あとは開業地の近隣に調剤薬局がない場合は

誘致する事もあり得ますし、

私どもが医療モールの開発に関わる場合もありますので

そういう時には調剤薬局さんと連携する事もあります。

 

著しいドラッグストアの成長?

先日ニュースにもなりましたが、

ココカラファインを

スギ薬局とマツモトキヨシが取り合っているようです。

 

ちょっと言葉が悪いかもしれませんが、

シンプルに言えばこんな状況ですよね?

 

「ドラッグストア」売上高ランキング2018によると

第1位 ウエルシアホールディングス

第2位 ツルハホールディングス

第3位 マツモトキヨシホールディングス

第4位 サンドラッグ

第5位 コスモス薬品

第6位 スギ薬局

第7位 ココカラファイン

と、このような順位になっていますので、

(ランキングは諸説あるようです)

3位+7位連合か、

6位+7位連合か、

お互いのメリット、相乗効果を計りながら

慎重な検討をしているのでしょうね。

 

ただこの1位~7位の企業は

それぞれ売上高が3700億円~6200億円なんです。

いつの間にか大きな勢力になっているのは

間違いありません。

 

そして多くの方が

普通にドラッグストアで買い物をされている

証拠でもありますね。

私も時々お菓子を買いますけど(笑)

 

M&Aが頻繁な調剤薬局

ドラッグストアは、

医薬品を始めとしたヘルスケア商品は当然の事ながら

調剤部門を併設している所も多いですし、

その他、化粧品、トイレタリー、家庭用品、日用品、食品や飲料など

取り扱い商品は多岐に渡ります。

 

生鮮食品やコンビニ並みにお弁当やおにぎり、サンドイッチを

取り揃えている所もありますよね。

 

その一方で調剤薬局は

基本的に物販は多くありません。

純粋に調剤がメインです。

 

第1位のアインホールディングスでも売上高は2386億円、

第2位の日本調剤が2051億円、

第3位のクオールが1351億円ですから

ドラッグストアの売上規模と比較すると

多少なりとも劣りますね。

 

まして薬価改定で経営は年々厳しくなっており、

調剤薬局業界はM&Aが盛んです。

 

ここ数年を見ても、

大手が中堅どころを買収する事例が

枚挙に暇がないほどですね。

 

これはもういい悪いではなく、

経営規模を大きくしないと

生き残れなくなっている証拠でしょうか。

 

調剤薬局とドラッグストアの未来?

資本力を見れば

調剤薬局よりもドラッグストアの方が

圧倒的に大きいです。

 

スギ薬局さんがそうかもしれませんが、

今後、この垣根は益々低くなるように思います。

 

そうでないと調剤薬局が生き残るのは

難しいかもしれませんね。

 

法的に調剤薬局とドラッグストアが合併するとか、

M&Aするのが良いのかどうかはわかりませんが、

確実に垣根は低くなって

緩やかに融合されていくのではないでしょうか?

 

その時に、院内薬局が非常に少なくなっている昨今、

門前薬局は果たしてどうなるのか?

ドラッグストアは病院前などに進出するのか?

 

想像できる変化と

想像できない変化がやってくるように思います。

 

関わりが多少なりともある業界なので、

私自身、今後も注視してまいります。

 

それでは、また…。

 

 

医師キャリア相談

 

<弊社の運営する情報提供サイトもご覧下さい!>

ジーネット株式会社 公式サイト

医師向け情報取集サイト 医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>

ジーネット小野勝広 公式twitterアカウント

ジーネット 公式facebookページアカウント

 

いいね!と思って下さったら下記もポチ!

          にほんブログ村 転職キャリアブログへ

 

診療圏調査バナー