ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

廃業するエージェント、業態を変えるエージェント…。

(公開: 2019年08月01日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

常勤先の転職、クリニック開業をサポートする

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

敗者は去る。

厳しいですが世の常だと思います。

 

何を持って敗者とするのかは

いろいろ議論があるかもしれませんが、

ビジネス上ではキャッシュフローが回らなくなれば

完全な敗者です。

 

本日のブログのタイトルは、

【 廃業するエージェント、業態を変えるエージェント…。 】

といたしました。

 

医師エージェント廃業

 

廃業、業態変更するエージェントの増加

ここ数か月の中で

医療系のエージェントが経営悪化しており、

廃業及び業態転換する会社が増えている事を

何度かお伝えしてきました。

 

あくまでも私個人の情報源から得た話しでしたが、

どうやら益々この傾向に拍車が掛かっているようです。

複数の業界通から伺いました。

 

ざっくりと医療系紹介業界の構図をお知らせすると、

①大手ではエムスリーキャリアの独り勝ち

②リクルートや大手調剤薬局がバックにある

 大企業のグループ会社は業績悪化しても存続の方向

(ただ単体では相当厳しいようなので本社が見切るかも…)

③中堅中小は余程の「特長」がない限り相当に苦しい

 

こんな状況ですね。

結局、資本力がモノを言うのがビジネス界なんですね。

良くも悪くもですけど…。

 

医療系のエージェントの場合は、

それに加えて医師の会員を持っているかどうか?

ここが重要なんです。

 

会員医師、資本力。

両方ない会社はかなり厳しい…。

 

これが廃業に繋がっており、

業態変更、つまり医師のエージェントではなく、

介護職だったり、コメディカルだったり、

違う業界のエージェントになったりしています。

 

え!うちですか?

うちは会員医師も持ってませんし、

資本力もある訳ではありませんけど、

独自のビジネスモデルなので

おかげさまで昨年対比で200%以上の業績です。

 

それはなぜか?ですって?

簡単ですよ。

本当の意味で医師、医療機関の為になる

人材紹介をしているからです。

ただ愚直に真っ当なんです。

実はこういうエージェントって皆無なんです。

と、業界通の方も言ってくれてます(笑)。

 

エージェントの衰退は医療業界に
どんな影響を及ぼすのか?

結論から申し上げますと、

私は医療系のエージェント業界全体的には

健全化の方向に向かっていると思います。

 

現状の医療系紹介会社は、

あたかも魅力的かつ特別な求人が

豊富にあるように見せ掛けた嘘を付いて

医師の登録を推進しています。

 

その上でシステムマッチングして、

あとは売り手市場ですから内定が出るので

医療機関に丸投げです。

 

こんなんで高い紹介料金を頂くのですから、

ビジネスとして成立する訳がないのです。

 

なので医師の定着率が悪く、

せっかく高い紹介料金を支払って採用したのに

すぐに辞められてしまい、

医療機関は大きな不満を持っている訳ですね。

 

もちろん医師自身の経歴にも傷が付いてしまいますし

両者ともにロクな事がありません…。

紹介料金を取ったエージェントだけ喜ぶ構図です。

 

しかも最近は紹介料率を上げてきてるんですよ。

もともと初年度年収の20%が水準だったのですが、

最近は25%や30%になっているエージェントが多いです。

いわゆる値上げですね。

 

普通、値上げというのは

何らかの付加価値が付いたとか、

あまりにも多い需要に供給が追い付かないとか、

こういう時に行われるものですが、

な~んにもやってる事が変わらないのに

自社の経営が厳しくなってきたからと言って

値上げをしようとしているのです。

 

ハッキリ言ってしまえば

経営者のミス、経営判断を誤ったという事ですよね。

売上がコストを吸収できないのですから。

 

こんなん通用する訳がないじゃないですか!と

私などは思うのです。

 

要は事業の設計が間違っていた。

医療業界において転職支援をする資格がなかった。

医師や医療機関に喜んで貰う実力がなかった。

そういう事なんですよね。

 

昨今、淘汰され始めたエージェントは

すべからくこのような紹介会社なんです。

だから私はむしろいい事だとすら思ってます。

 

これから「医療系紹介会社2.0」の時代が始まります。

会員医師を持つエージェントと資本力のあるエージェント。

 

この両者はほぼイコールでもあるのですが、

ここに本当の意味で医療業界に貢献できる

優れたビジネスモデルを持つベンチャー企業が挑むのです。

 

この構図が「2.0」です。

 

それじゃ会員医師や資本力を持つエージェントに

勝てる訳がなかろう…と思われるかもしれませんね。

 

ところが…。

紹介事業の「肝」は人なんです。

 

医師が信頼と安心を持てるパートナーのような

エージェントでなければいけません。

 

大手エージェントで嫌な目に合ったり、

トラブルに巻き込まれたり、

放置されてしまったりして、

弊社のような特長のある中小に流れてくる

医師は思いのほか多いですから。

 

医師のキャリアについて

中長期的かつオリジナルな

より良い未来を個別具体的に

オーダーメードで提案する

稀有なエージェントが弊社です。

 

これって会員医師が多いからといって、

資本が何千億円あるからといって、

できるものではないんですね。

 

経営理念、企業ビジョン、

個々のコンサルタントのミッション。

ここが明らかでないとできるようになりません。

 

大手エージェントは多額のコストが掛かっているので

むしろそれが足かせになってしまう事もあるんです。

 

事実、大手エージェントの某社は、

売上は大きくても

掛かる費用の割には利益が少ないと

母体企業から言われており

少し先の撤退が囁かれていたりもするんです。

 

コンサルタントのほとんどを解雇して

AIでマッチングをするらしいですよ。

 

大事な人生の転機に

AIに任せるなんて

情緒的な部分を除いてしまうなんて

これで良いのでしょうか?

 

まともな方針のエージェントが生き残り、

自社都合のエージェントが去る。

これはまさに健全化ではないかと考えています。

 

責任は経営者にあり!担当レベルは諦めるな!

どんな産業でも栄枯盛衰はあるものです。

石炭から石油、そして原子力へ…とか、

レコードやカセットからCD、そしてスマホアプリへ。

 

この時代の流れには逆らえないと思うのです。

 

ただ流れには逆らえないですけど

より良い事業を進める事で改善できて、

クライアントが満足できるサービスになるなら

これは間違いなくそうすべきですね。

 

我が国のKAIZENは世界でも認められているのですから

こういう過渡期には大いに発揮しなきゃですよね。

 

単に儲かりそうだとか、

求人用意すりゃ医者も登録するんだろうとか、

そういう安易かつ不埒な考えで参入したエージェントが

去っていくのは自明だとも思います。

 

問題は社員たちです。

経営者は自己責任ですから

どうなろうと知ったこっちゃありません。

 

しかし医師のために、

医療業界のために…という志を持って、

医療系エージェントに入社したのに

無能なマネージャーにKPIでマネジメントされ、

無理矢理にでも売上を上げる事を求められ、

効率優先で大したスキルも身に付かず、

挙句の果てには廃業だとか、

医師は止めて介護にするよなんて、

あまりにも辛すぎる状況です。

 

何でしたら弊社に来ます?

来期にはあと1名増やそうかと考えてますんで(笑)。

 

ま、そんな事はいいとして、

若いコンサルタントさん達は

諦めないで欲しいなと思います。

 

私自身エージェントを17年もしてきたからこそ

身に付いたノウハウがたくさんありますから。

続けないと見えないものが結構ありますよ。

心からエールを送ります。

 

それでは、また…。

 

 

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