ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

金閣寺

(公開: 2019年12月01日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを実現するために

転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

読書の秋…は

終わってしまったかもしれませんが(笑)、

私の読書熱は全く冷える事がございませんで…。

 

本日のブログのタイトルは、

【 金閣寺 】 といたしました。

 

医師キャリア読書

 

本書をピックアップした理由

『 金閣寺 』

三島 由紀夫 新潮文庫 を読みました。

 

三島作品は以前に下記を読みました。

若きサムライのために

 

こちらの書評にも書きましたが

三島由紀夫という人物には興味があるものの

三島作品は若い頃に読んだきり…。

しかも全然覚えてないし…。

 

それでエッセイならと思い

上記を読んだらこれが大当たり。

 

いつか再チャレンジしようと考えており、

この金閣寺を選んでみました。

 

目次

特に目次はないようです。

珍しいですね…。

 

感想

金閣寺放火事件。

実際にあったそうです。

全然知りませんでした…。

お恥ずかしい。

 

その事件を忠実に再現した…という

作品ではないようですが、

三島由紀夫の心に何かを訴えかけたのでしょうか。

相当な力作のように感じました。

 

ただ正直この作品を

どう解釈して、評価すればいいのか…、

何とも言えません。

 

放火事件の犯人が

主人公のような人物だったのか…

三島の創作もかなりあるようですが、

共通点もあるようです。

 

とは言え三島の代表策と言われていますし、

近代日本文学の中でも傑作のひとつとされ、

また海外での評価も高いそうですから

私なんぞがどうこう言おうが

素晴らしい作品と言わざるを得ないのでしょうね。

 

個人的には三島の熱さに引きずられながら、

主人公はじめ登場人物に疑問を感じながら、

興味深い時代背景や

最近ではあまり見ない文体や表現に感心しながら、

かなり面白く読めたのは確かです。

 

特に心理描写は特徴的であり、

昔はこうだったのか?とか、

三島作品の特徴なのか?とか、

退廃的な雰囲気が全般的に漂っており、

心が沈んでしまうような所もありましたが、

放火事件を題材としているのですから

これも一種の戦術なのかと思いました。

 

金閣寺の美と放火犯の破壊心が交わり、

その対照的なところが読ませどころなのでしょうし、

その他の登場人物がまたやっかいな人間が多く、

ある意味では放火犯を生み出したのは

これら社会や人間関係だったのかもしれない…と

変な想像をしてしまいました。

 

私にとっては

かなり破壊力がある小説でありましたし、

理屈っぽい表現は決して嫌いではなく

三島の文章を味わい深く噛みしめました。

 

やはり本作品のテーマは

嫉妬」なのでしょうね…。

 

美への嫉妬。

他者への嫉妬。

 

それが破壊に繋がり、

ある種の解放を望んだとも言えるかもしれません。

 

あんまり小説は読まない私ですが、

かなり衝撃的な作品でした。

 

評価

おススメ度は ★★★★☆ といたします。

 

星3つかな?いや5つかな?と悩みつつ

4つくらいが適切かと考えました。

 

しかしこの作品を私は数年後には

もっと高評価するかもしれませんし、

逆に低評価するかもしれません。

 

きっと皆さんも読む年代や

その時の環境、心持ちによって

評価は分かれるのではないかと感じました。

 

ただひとつ言えるのは、

さすがの大作、読む価値あり…という事です。

 

それでは、また…。

 

 

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