おはようございます。
医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
先日電車内で、
あなたの転職にエージェントを…という
陳腐な宣伝広告を見ました。
ビジネスの世界では一般化したエージェント業。
医療業界においてはまだまだ課題が多いようで…。
本日のブログのタイトルは、
『 あなたのエージェントは本物ですか？ 』
といたしました。
エージェントってなんだ？
辞書的な意味で言うとエージェントとは、
「本人から委任あるいは授権された代理権限の範囲内で、
本人に代わって取引、契約など法律行為をなす者である。
日本語では代理人のことを示す。」となります。
Wikipedia エージェントより
代理人…と言うと
私などはプロの野球選手、
サッカー選手などの代理人を思い浮かべるのですが
これは選手たちを不慣れな契約関連で心配する事なく
本職の部分に専念させる為には
非常に良い制度だと思います。
我々人材紹介事業者もエージェントと呼ばれます。
これは本来はスポーツ選手の代理人と同様に
転職シーンで不要な心配をさせる事なく、
円滑に次の職場に移ってもらえるように
陰に陽に活躍すべきなので
そう呼ばれるのだと思います。
が、実態はどうでしょうか？
むしろエージェントが絡む事によって
採用側はコストが発生する事を嫌がり、
求職者側は本当に大丈夫なのかな…と
余計な心配をする事に繋がっていたりもします。
特に医療系の紹介会社では顕著ですが、
冒頭のあなたの転職にエージェントを…ではなく、
あなたの転職に「本物」のエージェントを…として欲しいです。
本物のエージェントは、
知識、経験、能力、ノウハウ、危機管理など
実に様々なスキルを持っていなければなりません。
知性と教養をバックボーンとして
想定外の事象にも自信と余裕を持って
取り組めないといけません。
スポーツの代理人だって、
選手のプライベートから家族のケア、
個性を活かしたチーム選びをアドバイスして
契約面でも有利な条件を引き出してくる。
それこそ引退までの道筋を作り、
引退後まで面倒を見るくらいに
選手にベッタリ寄り添いますから
まさにこれぞ代理人！なのですが、
転職のエージェントなんて
求人紹介してお終いですからね…。
レベルの差があまりにも大きすぎます。
ハッキリ言っちゃうと本物と偽物の違いなんですよね。
理念、方針、手法、プロセスを開示せよ！
紹介業者も早く宣伝広告ではなく、
単なるマッチング業から脱して
実力や実績で社会から認められて、
本物のエージェントにならねばならないと思います。
その為に必要なのは
求人者、求職者を惑わせるような
宣伝広告を早く辞めねばなりません。
だっておかしくないですか？
転職を助長するような
宣伝広告がまかり通ってるって…。
オイシイ話しがありそうに誤解させて
それで求人や求職者を集めるなんて
絶対におかしいですよ。
人材紹介事業を国として適正化したいなら
宣伝広告を一律禁止してしまえば良いと思います。
打ち出していいのは、
その会社の経営理念であり、
営業方針であり、
他社とは異なるサポートの手法であり、
転職支援のプロセス開示であります。
これ以外は一切禁止。
医療機関のように
宣伝広告に一定の基準を設けて
悪質会社にはペナルティを課せばいいのです。
もし厚生労働省や労働局などが
本気でまともな職業紹介事業者だけに
事業を行わせるなら宣伝広告禁止令で一発です。
かなり業界は浄化されるでしょう。
エージェント選びのコツ！
ここまでお読み下さった方は
どんなエージェントを選べば良いか
何となくおわかりだと思います。
依頼主の中長期的なプランを実現できる
実力を持っている事。
過度な宣伝広告ではなく、
真っ当な理念、方針、手法、プロセスを持っている事。
そして最後に自社の金儲けや効率ではなく、
国家や社会への貢献心を持って、
個々に寄り添い、並走できる事。
これらが必要です。
当ブログをお読み下さっている方は
よ～くおわかりでしょうが、
私どもジーネットがエージェントとして
いかに真っ当な道を歩もうとしているか…。
一目瞭然かと思います。
とはいえまだまだ道半ば…。
日々精進して日本一のエージェントになります。
（量ではなく、質のですよ 笑）
それでは、また…。
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