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働き方の変化に対してどのように適応していくか…の考察!

2018年7月7日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアを中長期的に支える
転職、開業のプロフェッショナル、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

突然ですが…
2000年とか、3000年というスパンで考えると
人類の働き方というのは
とんでもなく変わってきたのでしょうね…。

そんな事をつい考えてしまったのでした(笑)。

本日のブログのタイトルは、
【 働き方の変化に対してどのように適応していくか…の考察! 】
といたしました。

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西暦元年のGDP!?

ちょっと面白いと思ったのですが、
アンガス・マディソン氏というイギリスの経済学者が
西暦1年からの世界のGDPを計算したのだそうです。

すると人類の1人当たりGDPは
西暦元年には400ドルで、
これは西暦1000年まで変わらず、
1820年になっても600ドルに達したにすぎない…という事が
わかったそうなんですね。

つまり西暦1年から999年間は
ほとんど経済発展はしておらず、
1819年で考えてもやや発展したかな…という
その程度だったのだそうです。

しかし1821年以降は
産業革命などの後押しもあり、
劇的な経済成長を実現させて
20世紀末には何と6000ドルを超えるに至ったようです。

このようなデータを見ると、
私たちの暮らしが良くなったのは
たかだかここ200年の話しであって、
その前の1800年くらいは
実に緩やかな生活だったんですね。

きっと現代社会と比較すると
物という点では比べるまでもないのでしょうが、
心という面ではのんびり健全だったのかなと思います。

おそらくこの200年の間、
特に産業革命以後の100数十年なのでしょうが、
私たちの暮らしは一変し、
飢餓の恐れから解放される一方で、
非常に忙しくなり、
仕事のプレッシャーを受けるようになり、
豊かな生活を享受しながらも
心身を痛めつけるような
人生になってしまったのかもしれませんね。

もしかしたら
GDPが400ドルとか600ドルという生活の方が
私たちの心身には良かったのかもしれません。

医療の必要性は圧倒的に現代の方があるでしょうから、
昔に戻ったら医療従事者の方は大変かもしれませんけど…。

さすがに私も若干の憧れはあっても、
西暦1000年くらいに戻りたいとは思いませんけどね…。

ただ毎日必死に生きていると
1000年前とか、2000年前なんて
想像すらしませんよね…。

しかも2000年前のGDPだなんて
考えた事すらない方の方が多いと思います。
私もそうでした。

忙しい現代社会に生きる私たちだからこそ
時には1000年前、2000年前に思いを馳せる事も
必要なのかもしれないなあと思った次第です。

社会のリーダー層の変化

1800年代半ば以降の経済成長の要因は
やはり機械化というのが大きいと思います。

手作業で行っていたものが
機械が変わってくれるようになり、
格段に楽にはなったんでしょうね~。

でもその分スピード感が早くなり、
何とかなるさ~というお気楽さを失い、
機械を、工程を、自分自身を
マネジメントするようになり、
段々と世知辛さを感じるようになったのではないでしょうか?

そして人が人をマネジメントする必要が出てきて、
資本家と労働者、上司と部下などの上下関係ができた事により
さらに精神的に追い詰められるようになったのかもしれません。

人が何人か集まって作業を行えば、
自然とリーダーシップを取るような人が現れるのでしょうが、
この頃になるとリーダーシップと同時に
管理能力が必要不可欠となり、
自然なリーダーシップから
強引なマネジメントに変化したように思います。

もともとインテリゲンチャと呼ばれるリーダー層は、
社会に対して道徳的な責務を自覚する存在だったと言われますが、
管理する側とされる側に分離されるようになってから
特権階級とか、既得権の維持とか、
社会に無理強いするようになったのではないでしょうか。

いずれにしても機械化による弊害が
我々一般人に圧し掛かってきたように思います。

共同体からの一時的な離脱こそが…

そんなこんなでGDPは増え続け、
経済発展を金科玉条のごとく唱えるようになり、
私たちの人生の大半が働く事に費やされるようになりました。

日本人は特にその傾向は強そうですが、
近代化を果たした国は
世界中どこでも働きづくめとなっているのでしょう。

それが悪いとまでは言えませんが、
私たちの心身、特に心への影響は
大きいと言わざるを得ません。

人類ってもっと自由だったと思うんです。

自由の中でそこそこ働くくらいの方が
心身にとっては良かったと思うんです。

精神疾患を抱える方が増えたり、
組織への同調圧力に窮屈感を感じたり、
精神的にアップアップの状態に陥ったり…。

我が国でも働き方改革が進む(?)ようですが、
もしかしたら遅きに失した感もありそうです。

しかも本当に労働者の為になるか?と言えば疑問であり、
むしろ経営者側の都合のようにも思えます。

やはり自分を守るのは自分だなと痛感しますが、
私が労働者側にこれから大きく影響しそうだなと思っているのが、

1、副業
2、兼業
3、働いたり働かなかったり

というこの3点なんです。

3は何なの?という所ですが、
私は主婦の方々、
人生のステージによって、
つまり子供の成長や親の介護状況によって
働く時期があったり、働かない時期があったり、
(家事も立派な仕事と思いますがここでは外で働く事を想定)
このような働き方を敢えて選択するのも良いだろうと思ってます。

副業や兼業などもそうですが、
要は…
共同体を一時的に離脱そして復帰する自由
これが長く働く為に必要ではないかと思うんですね。

そして実は医師は割とこの1~3という働き方を
イチ早く取り入れている方々なんです。

だからこそ当直、オンコール、応召義務など
ただでさえハードな勤務であるにも関わらず、
耐えられてきたのはここにあるのではないかと思うのです。

人間ずっと同じ共同体に所属し続けるというのは
やはり辛い部分もあると思います。

しかし一時的にでも離脱できる自由を手に入れるのは大きい。
その上で復帰できる安心感があるのはもっと大きい。

これからの働くには、
この離脱と復帰がキーワードになるような気がするのですが
いかがでしょうか?

そこは私自身すでに離脱、復帰を繰り返している先生方から
もう少し情報を集めてみます。

それでは、また…。

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