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40代、50代医師のキャリアプランに関するインタビュー記事!

40代50代医師キャリアプラン

 

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために

転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

某社よりお受けしたインタビュー記事。

何度か当ブログでもご紹介しておりますが、

今回は40代、50代の医師について

インタビューを受けた内容をお知らせします。

 

本日のブログのタイトルは、

【 40代、50代医師のキャリアプランに関するインタビュー記事! 】

といたしました。

 

40代50代医師キャリアプラン

 

中堅からベテラン医師だからこその悩み?

ー 今回は40代、50代の医師とターゲットを絞ってみました。

  この年代の医師の方々は、

  今後の医師人生について非常に悩ましく思っているのではないか?と

  編集部の方でも考えているのですが…。

 

小野:そうですね。良い着眼点だと思いますよ。

弊社にご相談にいらっしゃる先生方の半数以上が40代、50代です。

 

年代的に悩ましいとも言えますし、

私自身、今年50歳になりましたので、

今までの40代、これからの50代と親近感もありますので、

親身になってアドバイスさせて頂いております。

 

― 論点はいろいろあると思うのですが、まずは総論から。

  40代、50代の大まかなキャリアプランとしては、

  どのようにお考えですか?

 

小野:孔子の言葉で、

三十にして立つ、四十にして惑わず、

五十にして天命を知る…とありますが、

キャリアプラン上でも、

すごく参考になるのではないかと考えます。

 

実際、私自身も、

ついに天命を知る年代に突入したのですが、

実感がかなりあるんです。

 

30代のあれこれの出来事が志を立てる事に繋がりましたし、

40代の10年間はまさに惑わず進めという道が

確立したように思ってます。

 

もしかしたら40代、50代の先生方も

同じように感じていらっしゃるかもしれませんね。

 

― そう言われますと、

  40代の私も何となく理解できるところはありますね。

 

小野:でしょう~(笑)。さすが孔子ってところですが、

こう考えると人間の本質って1000年、2000年前から

あまり変わっていないのかもしれませんね~。

 

― もしかしたら、医療の本質という点でも同様かもしれませんね。

  そうは言ってもテクノロジーの発展は目を見張るものがありますし、

  インターネットが社会に浸透して、

  相当に変わった部分もありますよね?

 

小野:はい、それはおっしゃる通りです。

先生方も医療機関の情報や、

転職ノウハウ、クリニック開業の情報など、

ネット上で収集されていらっしゃる方も増えています。

 

ただその一方で、虚偽情報が溢れていたり、

宣伝広告を情報っぽく見せたり、

実態は良質な情報ばかりではなく、

騙されたり、混乱している方も見受けられますね。

 

情報リテラシーが求められる時代ですが、

情報を発信する側の責任というものも

あるのではないかと考えています。

 

― 御社は質、量ともに情報発信に積極的ですが、

  何か気を付けている事などおありですか?

 

小野:そうですね。いろいろありますけど、

最も気を付けている点は、

こちらの都合に導かないという事です。

つまり、おかしな営業はしないという方針です。

 

弊社はそもそも事業のスタイル自体が、

プロダクトアウト型ではなく

マーケットイン型ですから、

医療現場や医療従事者が困っている事に

貢献したいと考えていますし、

今どきPUSH型営業は害悪だとすら思ってます。

 

要は企業側の都合ではなく、

医療現場、医療従事者の都合を

優先するべきだという事ですね。

 

ですから情報発信では、

純粋に自分の気づきや事例、ノウハウを提供し、

お読みになる方々ご自身で

可能性や選択肢を考えて頂くような

内容にすべく心掛けています。

 

― 事例やノウハウ、可能性と選択肢、

  小野さんと話しているとよく出てくるフレーズですね。

 

小野:あ、確かにそうかもしれません。

でも、大事だと思うんですよ。

40代、50代の医師にとっても、

情報収集する際に必要なのは、

事例やノウハウを得て、

自分ならどうするか?という発想ですよね。

 

また数年前、数十年前の先輩の時代に常識だったことが、

現代では非常識にすらなりかねない時代ですし、

モデルケースが消失したとも言われます。

 

これは〇〇だよね?という絶対的な正解がなくなり、

個々それぞれの志向性やポリシーで

判断しなければならない事は増えています。

 

こうなってくると、

常に自分にはどんな可能性があるのか?

自分で考えている選択肢は正しいのか?

思いつきもしない選択肢はないのか?と、

可能性と選択肢を検討しておかないと、

近視眼的な判断になるリスクもあると思うんですよね。

 

― なるほど。いつの間にかメインテーマに戻ってくるあたり、

  さすがです(笑)。

  40代、50代の医師って

  中堅からベテランに差し掛かる年代ですよね。

  やはり30代や60代以降の先生方とは異なりますか?

 

小野:厳密に言えば、40代と50代でも異なると思いますし、

もっと言えば40代前半と40代半ば、

40代後半でも違うと言えますよね。

 

さらに言えば専門とする科目や、

卒業年次など、

かなり細かいカテゴリーに分けないといけなくなりますので、

今回は敢えて少しざっくりとした一般論になってしまいますが、

やっぱり30代や60代以降の先生方とは

40~50代って違うと思います。

 

症例経験も相当に積み、多くの患者とも接してきて、

それこそ医師としてどこに出ても胸を張れる年代だと思うんですよ。

しかも知力、体力、精神力ともに、

まだ極端に落ち込む年代でもなく、

医療現場の中心として活躍できますよね。

 

― おそらく多くの医療機関で中心となっているのは、

  40代、50代でしょうね。

 

小野:ところが悩ましいのは、

ただでさえ世代間ギャップはいつの世でもあるのに、

現代は社会を変えねばならない

変革期にあるという事ではないでしょうか?

東証一部に上場しているような大手企業が、

続々と早期退職制度を実行する裏には、

40~50代の医師が悩むのと似た要因が

隠れているように思えます。

 

大手企業の40~50代だって、

それぞれの現場では役員や部課長となって

大活躍している年代だと思うんです。

 

でもあと5~10年したら、

コストパフォーマンス的に段々と見合わなくなると

考えられている訳ですよね?

 

だから今の内に退職金を加算してでも

辞めて貰おうという事じゃないですか?

 

さすがに医師不足の医療現場では、

ここまで露骨な事はありませんし、

むしろできるだけ長く働いて欲しいという

医療機関の方が多いと思いますよ。

 

でも、ホントならそろそろ当直回数を減らしたり、

免除されたりしていいはずなのに…、

オンコールは若手に担当して欲しいのに…、

主治医となる患者数を減らしたいのに…、

少しプライベートに時間を費やしたいのに…、

いつまで経っても実現できない…。

 

― わかります。未来に希望が持てないというか、

  いつまで経っても負担が重いままというか…、

  いつまでこのペースで働かなきゃいけなんだろう…みたいな。

 

小野:臨床研修制度が変わってから

若手が入ってこなくなったとか、

昔のように若手がガムシャラに働かなくなってしまったとか、

若手時代に辞めてしまうとか、

病院ではない働き場所、例えば在宅クリニックや老健施設、

他にもビジネスを手掛ける先生が増えたとか、

産業医などもそうでしょうけど、

多様化する医師の働き方の犠牲になっているという

側面もあるのでしょうね。

 

まして入院から在宅へという流れの中で、

ただでさえ医師が足りないと言われる中で、

医師が勤務できる場所が増えてしまい、

選択と集中という本来すべき事とは逆行する流れが

加速している事もありますよね。

 

― う~ん、在宅のニーズは患者サイドから見ると高まる一方ですから、

  かなり悩ましい状態ですね…。

 

小野:そうなんですよ。

都心部と地方では事情は全く違いますし、

私が聞く限りでも都道府県によっても全然違います。

それどころか、同じ県でも

市町村レベルによってもまた違うんですよね。

例えば私の実家のある千葉県などは、

東京に近い北西部、柏市、松戸市、市川市、船橋市、浦安市など、

ほぼ首都圏と言ってよく、病院も、クリニックも、

それなりの件数があります。

 

しかし、これが銚子市、東金市、九十九里町、勝浦市、鴨川市など

外房エリアなどは病院やクリニックが少なく、

経営的にも厳しいようです。

県庁所在地である千葉市、その周辺の四街道市、習志野市、

八千代市、市原市ですら決して医療機関が充実しているとは言えず、

内房の木更津市、君津市も同様です。

 

ただ南房総市には名門病院といえる

亀田総合病院があるお陰で充実度が高かったりしますが…。

このように地域によって医療事情は大きく異なる訳ですから、

医師もどの地域で、どんな風に働くのか?によって、

条件も、待遇も、働き方も相当に違うと思うのです。

 

― 確かにそうですね。

  医師はこういう時代をどう受け止め、

  どう対処していけば良いのでしょうか?

 

小野 これも難しいのですが、

ひと昔前と違ってこれが正解!というものがない、

少ない時代になっていると思うんですよ。

数年前であれば、こういうスキル、

経験を身に付けておけば一生安泰とか、

大学医局に所属していれば食いっぱぐれがないとか、

やっぱり少なからずあったと思うのですね。

 

ところが昨今では、ゆりかごから墓場まで…

安心できる環境なんてなくなっている訳じゃないですか。

 

― 私たちビジネスマンもそうですし、

  それと比較すれば医師はまだまだ恵まれているかもしれませんが、

  5年先、10年先にどうなっているか?と言えば、

  ちょっと何とも言えないですよね…。

 

小野 はい、私もそう思います。

まして臨床研修制度や新専門医制度を見ても、

厚生労働省や医師会は、

個々の医師をコントロールする事に躍起になっていますよね。

 

医師の診療科目や地域の偏在を是正したいのはよくわかるのですが、

それは個々の医師にとっては、安易に乗れない話しだと思います。

皆さん生活がある訳ですから。

 

そして残業時間の上限も

最長で1860時間と過労死水準の2倍が設定されるなど、

こんな事を言ったら怒られるかもしれませんけど、

どんだけ医師を犠牲にするんだ?という

信じがたい策を打ってきている訳ですよね、お上は…。

 

― 医師も、なかなか生きにくい時代に入ってきているかもしれませんね。

 

小野 そこで、私がいつも提唱している

キャリアプランの話になってくるんです(笑)。

 

こんな時代に、良い求人がないかなとか、

高条件の求人を探そうったって

そう簡単ではありませんし、

私から見るとやはり、

きれいなバラには棘があるではないですが、

高条件の求人の裏には、

やはりそれだけの理由がありますからね。

それを把握せずに

思わず乗ってしまって

後々後悔している先生は少なくありません。

少しでも有利な条件、より良い職場を探すのは

決して悪い事ではありませんが、

条件に飛びつくのは間違いです。

 

これでは求人サイトや、

サービスの低レベルなエージェントの思う壺なんですよ。

 

― そこは是非、詳しく伺いたいポイントです。

 

小野 逆の立場になって考えるとわかりやすいですが、

医療機関の採用する側に立ってみましょう。

 

もちろん病院によっては、

その診療科目は充足しているとか、

今はこの年代の若手医師だけに限定して募集しているなど、

事情はいろいろあると思います。

 

しかし、医療機関が高条件を出してでも

入職して欲しい医師ってどんな先生でしょうか?

 

― それは・・・、入職して活躍してくれる先生ですかね?

 

小野 おっしゃる通りです。

であれば、高条件に惹かれて入職する先生よりも、

自分のやりたい事が明確で、

この病院ではこういう経験を積みたいとか、

こんな症例に取り組みたいとか、

こういうポジションで仕事したいとか、

目的意識がハッキリしている先生の方が、

高条件を出したくなりませんか?

 

― 出したくなりますね~。

 

小野 つまり、キャリアプランを持っている先生は、

諸条件の交渉時に強いんです。

 

― そういう事ですか!?

 

小野 はい、キャリアプランに大事なのは、

“過去、現在、未来の自分”を

冷静かつ客観的に捉える事ができるか?です。

 

“過去”は、今までの経験を

第三者にわかりやすく説明できるようにするという事ですね。

欧米ではスカウトされたり、

転職するのが普通ですから、

常にキャリアシートを用意しておくらしいです。

 

日本で言えば履歴書、職務経歴書ですね、

時々見返して最新の状態にしておくのが、

ごく一般的らしいです。

 

先生方も、何か加えられる経験、論文などが出たら

追加するのが良いと思います。

 

キャリアシートを作っておいて、

いざという時に備えておくという事ですね。

これが“過去”の棚卸になりますし。

 

“現在”は、自分の現在地点を冷静に把握しておくという事です。

上記のキャリアシートなどは有効ですね。

 

これは他のドクターと比較したり、

いかに自分が優れているか、を考えるべきものではありません。

判断するのは、あくまでも第三者ですから、

ありのままを整理しておくのが良いと思います。

 

最後に“未来”ですが、このポイントは、

近視眼的になるのではなく、

中長期的に考えておくという事です。

 

次の職場をどうしようかな?ではなく、

次の次、その次くらいまでを見通して、

5年先、10年先の計画をするのが良いと思います。

 

40~50代のドクターであれば、

それこそ引退から逆算してのキャリアプランを考えてもいいですね。

例えば、70歳で引退するとなると、

さすがに60代後半はゆったりめに仕事したい。

だから、60代前半は…とか、

50代は…と逆算していけますので

中長期的なキャリアプランが自ずと見えてきます。

 

― “過去、現在、未来”と時間軸で考えて

  キャリアプランを作り上げていくという事ですね。

 

小野 はい、そうです。

そして、もうひとつ大事なのが、オリジナリティです。

時代は変化を求めています。

IT化が進み、AIも浸透してくる中で、

今までの当たり前がどんどん変わってきていますよね。

 

しかも勤務医にとっては、

前述したように不利になる話しばかりが出てきていて、

こうなると我が身を守るのは自分だけ…となってしまいますよね。

 

きっと40代、50代の医師の中で、

いつまで経っても若手と同じような境遇だ…と

憤っている先生も少なくないと思うんです。

 

そんな時に高条件に惹かれてパッと転職してしまっては、

あり得ない求人を掴んでしまうリスクもあります。

 

まず、ご自身の望む姿をじっくり考えて頂きたいです。

ひと昔前は、モデルになる先輩医師がいたかもしれませんが、

段々とそういう人は少なくなってきていると思うんです。

 

ですから、大事なのは自分です。

自分はどうなりたいのか?

自分は家族と、どう関わっていきたいのか?

自分が~、自分は~、という

オリジナルな発想が重要な時代だと感じます。

 

― 自分らしいキャリアプランを持ちましょうという事ですね。

 

小野 はい、そうなってくると冒頭に戻りますが、

自分には、どんな可能性があるのか?

いったいどのような選択肢があるのか?を

把握する事が必要ですよね。

 

中長期的な視点と、

オリジナリティのあるキャリアプラン。

これを手に入れた上で、今後どうするか?という

具体的な行動に移れるのだというように私は考えます。

 

だから高条件の求人だから…とか、

雇われ院長でリスクがないとか、

こういう観点ではなく、

自分が望む世界がそこにあるのか?

どの程度手に入るのか?という

自分主導でキャリアを切り拓いて頂きたいですね。

 

― 40代、50代だからこそ、

  どこに出ても恥ずかしくない経験があって、

  まだ未来も20~30年あるからこそ、

  中長期的かつオリジナリティある

  キャリアプランを描いて頂きたいという事ですね?

 

小野 はい、きれいにまとめて頂き有難うございます。

本当はこういったキャリアプランを模索する際にこそ、

エージェント上手く活用して頂きたいんです。

 

エージェントも経験が豊富であれば

様々な事例やノウハウを持っていますから。

ちなみに、弊社は3人のコンサルタント合わせて

23年の経験があります。

同業他社さんだったら15人分くらいでしょうか?(笑)。

 

社内の会話も相当にレベルが高いですよ。

また他社さんは未だに高条件求人とか、

非公開求人とか、レア求人などを宣伝広告に使っていますが、

そうじゃないんだ!と私どもは言いたいです。

 

先生のキャリアプランが大事なんです。

求人を主導させるのではなく、

先生を主導させましょうと声を大にして言いたいです。

だって売り手市場なんですから。

 

実際に我々のビジョンに共感して下さった先生方が

弊社に問合せをしてくれるのですが、

以前に高条件で失敗したとか、

非公開と言われたのに他社では公開されていたとか、

いろんな失敗事例を伺います。

これ、求人主導だからなんですね。

 

― 転職を失敗しないためのキャリアプラン…ですね。

小野 そうです。大事な人生です。

今後10年、20年先に医療制度がどうなるか?

医師の働き方がどうなるか?

不透明でもありますからね。

 

是非とも中長期的な視点を持って、

自分らしいオリジナルなキャリアプランを持って、

その上で今後の事をお考え頂きたいなと切に願います。

 

― 今回も長時間、有難うございました。

  40代、50代のドクターだからこそのキャリアプラン…。

  非常に興味深く感じました。是非また、ご協力ください。

 

小野 こちらこそ有難うございました。また、お気軽にどうぞ!

 

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