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将来のクリニック譲渡を前提とした雇われ院長就任だったのに…。長年の努力が無駄になった雇われ院長失敗…。

2020年3月30日by gnetdoctor

当初はクリニック開業を目指していたC先生。

自己資金が心許なく、
銀行から6000~7000万円程度の融資を受けねばならず
そこまでのリスクを背負う事に
奥様が大反対をした事により断念しました。

とはいえ今さら病院に戻って
当直やオンコールをする気がおきず、
クリニックでの勤務医を探していたそうです。

そこで某求人サイトで見つけたのが
ある医療法人の新規開設クリニックの雇われ院長求人

年収も上がるし、
開業する気もあったのだから
院長も悪くないだろうと考えて応募したそうです。

面接日当日、
法人の理事長と事務長は歓迎ムード。

是非ともC先生のような方にお越し頂きたいと
その場で年収をもうワンランク上げてくれたり、
クリニックの業績によっては
インセンティブを付けてくれたり、
10年後のクリニック譲渡を約束してくれるなど
本気度が伝わってきます。

開業には反対した奥様も
雇われ院長ならいいんじゃないと言ってくれ、
C先生としても断る理由がなく
受諾したそうです。

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C先生は本気で取り組みました。

法人側のバックアップもありましたし、
スタッフも自分を慕ってくれて
チーム一丸となって
患者さんの為に働いたそうです。

そのおかげもあり、
来院患者は増え続け、
クリニックの業績も右肩上がりとなったのです。

順風満帆だったこの10年。
満を持してクリニックの譲渡を
理事長に依頼しました。

すると…
え!?俺そんな事を言ったかな?
譲渡してもいいけど
これだけの繁盛クリニックだから
それなりの金額をもらわないといけないなあ。
どう1億円くらいで?との回答…。

はあ?お金を取るの?
自分の10年間の頑張りは認めてくれないの?
法人だってかなり儲けたはずなのに…。

C先生としては心穏やかでなく、
悶々としながら診療を続ける日々。

しかし理事長とは折り合いが付かず冷戦状態。

結局、C先生はモチベーションが下がってきて
こちらを退職する事になりました。

雇われ院長を採用するために
将来的なクリニック譲渡を
エサにするケースは少なくありません。

しかしスムーズに譲渡する話しは
残念ながらそれほど多くは耳にしません。

雇われ院長に就任する際には
契約書に落とし込むなどの準備が必要ですね…。

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