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医師にとってのキャリアハイとは?

2020年9月4日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

スポーツ選手などは
よくキャリアハイの成績を残した…という
報道がされたりしますね。

この「キャリアハイ」って
数値で表される仕事はわかりやすいですが、
数値には表されない仕事の場合でも
やっぱりあると思うんです。

今回は医師にとってのキャリアハイについて
考えてまいります。

本日のブログのタイトルは、
【 医師にとってのキャリアハイとは? 】
といたしました。

<目次>
1.キャリアの浮き沈みと安定感
・キャリアはアップしたりダウンしたり…。
・医師という職業の持ち潜在的な安定感
2.医師人生のキャリアハイはいつか?
・年収面のキャリアハイ
・充実感のキャリアハイ
*まとめ

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1.キャリアの浮き沈みと安定感

キャリアハイって
どうしても数値がわかりやすいので、
「年収」が最も簡単です。

でも実際のキャリアハイと
年収って必ずしも一致するものではありません。

最高によい仕事ができている時よりも
年収が高いケースって少なくありませんしね。

まずは年収以外のキャリアハイについて
考えてみます。

・キャリアはアップしたりダウンしたり…。

長い目で見れば、
キャリアはアップダウンを繰り返します。

これはほとんどの方がそうですよね。

どんなに優秀な方にも、
どんなに成功した方であっても、
振り返れば様々なアップダウンがあり、
一直線ではなかったはずです。

私自身のキャリアを振り返ってみても、
もうアップダウンなんてものではなく
まさに山あり谷あり…。

とてつもなく激しい乱高下を
繰り返してきたように思います(苦笑)。

人生の二大失敗要因は、
「焦り」と「慢心」と言われます。

キャリアアップしている時は、
「慢心」しないように
地に足を付けて
謙虚に挑まねばなりません。

キャリアダウンしている時は、
「焦り」を持ち過ぎないように
中長期的な視点を持って
愚直に挑まねばなりません。

キャリアアップもキャリアダウンも
ある意味では自然現象のようなものです。

誰にでもあるんです。
だからごく普通に受け止めて
粛々と日々の仕事に当たっていく事が大切です。

・医師という職業の持ち潜在的な安定感

医師に皆様にとっても、
長い医師人生の中でのキャリア上では
良い時期も悪い時期もありますよね。

ただ患者は常に存在していて、
医療ニーズはとても高いものがあります。

受診控えはあっても、
別にニーズがなくなった訳ではありません。

つまり安定した職業であることは
間違いのないことだと思います。

だからこそ…
1、キャリアプランを着実に遂行していく。
2、視野を広げ情報収集をしていく。

この2点が肝要です。

職業自体に安定感がありますから、
仮に今の職場がなくなっても
すぐに次が見つかります。

これは他の職業には
なかなかない特性かもしれません。

ただ可能であれば、
何かが起きる前にイチ早く動けたら
その方がより良いですね。

その為には情報収集が必要です。

当ブログをご覧になっている皆様は
情報リテラシーが相当に高い方々と思いますが、
日頃から気軽に情報交換できる
プロフェッショナルが身近にいると尚良いですね。

逆に言うと、
私は日常的に先生方とお会いし、
お話ししていますので
医療に関しての情報交換ができていますから、
必然的に医療リテラシーが上がるのですね。

キャリア上では
持つべきものは「友」ではありません。
「プロ」なのです。

<参考>
キャリアプランは医師以外の本物のプロからも情報を集めましょう!

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2.医師人生のキャリアハイはいつか?

さて、キャリアハイです。

私にとってのキャリアハイは今です。
おそらく来年になれば
来年がキャリアハイとなると思います。
な~んて言えたらカッコいいですよね?(笑)

キャリアハイって単純ではありません。

例えば野球選手に例えれば、
仮に引退したA選手のキャリアハイが
〇〇年に記録した
打率3割3分、ホームラン40本、打点100だとします。

これは成績上では
わかりやすくキャリアハイと言えますが、
チームに対する貢献であったり、
守備面や走塁面であったり、
監督やコーチの評価であったり、
このような数値に表せないものは
キャリアハイとは言いづらいのですよね。

でも〇〇年の方が成績は良かったけど
A選手が最も輝いたのは◇◇年だ…と
思う方は多かったりもするのですよね。

それでは医師にとってのキャリアハイは
どう考えればいいでしょうか?

・年収面のキャリアハイ

医師を引退した時に振り返ってみて、
ああ、自分が手にした最も良い年収は
〇〇円だったんだな…とは
誰でも言えますね。

これは確かに年収面でのキャリアハイと言えるでしょう。

しかし引退までまだ何年も、何十年もあるうちに
果たしてキャリアハイを目指す意味があるでしょうか?

毎年毎年キャリアハイの年収になるなんて、
前述したようにキャリアは上下するものですから
なかなかないものなんですよね…。

私は年収のキャリアハイは
結果論であると考えています。

だから目指すべきはそこではない…。
では、何か?

・充実感のキャリアハイ

毎日の仕事が楽しい。
いわゆる充実感。

これではないでしょうか?

だいたい充実した仕事をしていて、
キャリアがダウンするなんて事は
あまりないですよね。

ではいかにして日々の充実感を手に入れるか?
私はこのためにキャリアプランが必要と考えてます。

別にキャリアプランって
より良い条件や、
待遇をゲットするため「だけ」にあるのではありません。

毎日の仕事を充実させるためにあるのです。

この点を勘違いすると
世知辛いキャリアプランになってしまいます。

やりたくもないことをして、
驚くくらいの高条件を手にする。

これはキャリアハイと言えるでしょうか?
日々が充実するでしょうか?

20代や30代では
これでOKと思う時期はあるかもしれませんが、
40代、50代になって
これでOKとはならないでしょう。

年収が下がっても
やりたいことを実現したい。
そう考える方は少なくないと思うのです。

数値に現れないキャリアハイ。
実はこれが肝心です。

そしてここに備えるために
キャリアプランが必要なのです。

<参考>
医師のキャリアピークはどこに設定すべきでしょうか?

キャリアハイ 医師年収 医師安定感 医師年俸 医師給料 医師給与 医師お金持ち 医師キャリア 医師転職 ジーネット株式会社

*まとめ

自分にとってのキャリアハイとは
どんな状況だろうか?

そう考えてみるのは
自分の未来にとってプラスだと思います。

その答えは自分しか持っていませんし、
自分の中でも変わるでしょう。

今の理想とするキャリアハイと
3年後に理想とするキャリアハイは
確実に異なるはずです。

キャリアの語源は「轍」です。
そもそも過去なんです。
振り返った時に、
ああ、あの時が…と思うものです。

今を生きる我々に必要なのは
キャリアハイではありません。

キャリアハイとは何だ?と
問い続けながら、
キャリアハイに近づくための
キャリアプランを持って、
日々を充実させ、
今よりも少しだけ
より良い未来を目指していく事こそが
肝心要なのだと思います。

それでは、また…。

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