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医師の働き方

徹夜明けのドクターに手術をして貰いたいですか?

徹夜明けのドクター 手術 連続勤務

おはようございます。

医師の転職、クリニック開業を
キャリアプランの一環として情報提供する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

今日は刺激的なタイトルです…。

医師の働き方改革が叫ばれていますが、
なかなか良い方向には進んでいないように感じます。

必要なのは私たち一般市民、
つまり患者側のサポートではないかと思います。

一般の方々に現在の医療体制を知って頂く為には
具体的なアピールが必要ではないでしょうか?

本日のブログのタイトルは、
【徹夜明けのドクターに手術をして貰いたいですか?】
といたしました。

徹夜明けのドクター 手術 連続勤務

徹夜明けのドクターが連続勤務する!?

普通に考えて、
徹夜明けのドクターの手術して貰いたいですか?と問われたら
当然この問いに対しては「NO!」だと思うのです。

昨晩たっぷり睡眠を取って、
心身ともに健康体で意欲的なドクターに
手術して貰いたいのが多くの方の本音でしょう。

まあ中には奇特な方もいらっしゃるかもしれませんが、
多くの方が嫌ですよね?

イチ時期と比較すれば、
だいぶ医師の働き方も健全になっていますが、
それでも当直明けに
そのまま勤務する事は少なくなく、
執刀医が心身ともに健康で
休養もたっぷり取っているドクターとは限らない訳です。

なぜこういう事になるのか?
もちろんドクターの責任ではありません。

医師数の問題、
医師の適正配置の問題、
多すぎる病院数の問題、
増え続ける医療費の問題、
医師と患者の関係性の変化の問題など
実に多くの問題がある訳ですね。

また我が国が誇る医療制度である
国民皆保険制度とフリーアクセス

自己負担が少額で
健康保険証があれば全国どこでも
受診できるという安心感が
むしろ患者側の権利意識の高まりによって
医療現場に多大なる負担を押し付けている側面もあります。

世界に誇れる制度のはずが
むしろ我が国の医療崩壊に手を貸しているような状態です。

厚生労働省は、
このままでは医師が余ると言い続け、
大学医学部の定員を絞り込んできました。

一時的に定員増をしましたけど、
すぐに撤回していますから
やはり本音は医師を増やしたくないみたいですし。

まして医療費の増大は国を滅ぼすとまで言って、
医療費を削減する政策を打ち続けてきた訳です。

その結果としての
医師が不足…。

救急車は来ても診察できる病院を探すのに
何時間も掛かったり、
病院に行っても何時間も待たされたあげく
診療は3分で終わったり、といった弊害が
医療現場に出ているのですね。

しかもその責任を医師や医療機関の責任にして
国民を誤解させる始末。

下記を見て下さい。

徹夜明けのドクター 手術 連続勤務

医師のハードワークが我が国の医療を支えている!

① 36時間ほとんど眠れずに仕事をする事が月に何度かある。
② 診療でミスをすると裁判を起こされ逮捕される事がある。
③ 休みの日でも携帯電話を常に持ち急遽仕事に戻る事が多い。
④ 患者から不可能な事を求められたり、
時には暴力や暴言を受ける事もある。
⑤ ①~④の状況でも年収は東京電力の役員に到底及ばない。

これは決してごく一部の医師の姿ではなく、
割と標準的な医師の姿です。

開業医はまた事情は少し違いますが、
医療業界内ではごく普通の話しです。

36時間連続勤務とか、
すぐに訴訟されたりとか、
休みの日も心が休まらないとか、
パワハラ、モラハラだとか、
それに見合った報酬は出ないとか、
あなたはこのような状態で仕事を続けられますか?

私には無理です。
だからこそこういったブログを書き、
医師を支援する仕事をしています。

医師の責任ではないのです。
厚生労働省が進めてきた医療制度の誤りなのです。

官僚がこういった事態を引き起こし、
政治家が官僚に騙されてきた訳です。

それが日本の医療の現実です。

私たちが医療現場を支えていくべき!

さて、冒頭に戻りますが、
こんな状況ですから、
徹夜明けの医師に手術をして貰わざるを得ないのです。

それでも、数ヶ月待ちになる病気もあるのです。
ちなみに看護師についても似た状況であります。
それだけ医療機関が痛めつけられてきた訳ですね。

結果的に病院が倒産したり、
産婦人科や小児科が閉鎖されてたり、
救急病棟が閉鎖されたりしているのです。

医師に文句を言ったり、
病院を訴えたりしても何の解決にもなりません。

モンスターペイシェントの存在は
我々が医療を受けられなくなる事に繋がるのです。

我々一般人も
必要な時のみ病院に罹る様にするとか、
不必要な薬を求めないとか、
闇雲に救急車を呼ばないなど、
今すぐにできる事もあります。

しかし、それよりも何よりも、
私は官僚に騙されない政治家を国会に送り込み、
医療制度を医療現場に即したものに
変えていかねばならないと思います。

私の知る限りの医師や医療従事者は
本当に身を削って
我々患者の為に仕事をしてくれています。

一部の心ない患者の為に、
医療の世界を離れたり、
刑事罰を受けたり、
訴訟の可能性の少ない診療科目に転科したりなど、
我々自身の首を絞める事もあるんです。

でも、大半の方々が踏ん張ってくれています。
私は次世代の為にも
日本の医療を崩壊させてはいけないと思っています。

医師や医療従事者の犠牲の上に成り立つ医療ではなく、
我々患者も、医師や医療従事者も
安心して医療が受けられる、
そんな社会を作っていきたいと考えています。

その為には私たちが医療現場の現状を知り、
医療現場を支えていくべきです。

医療従事者とタッグを組んで
政治家を動かし、
厚生労働省にプレッシャーを掛けましょう。

休養たっぷりの医師に手術をして貰えるように…。

それでは、また…。

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