おはようございます。
医師に充実した日々を送って欲しいから
転職や開業を中心にキャリアプランを共に考える
ジーネット株式会社の小野勝広です。
一昨日のブログは、
「刻々と変化する医療機関の姿…。」と題して、
医療機関側の変化について書きました。
今日はその続きで、
その変化に医師はどのように対応すべきか？を
考えてまいります。
本日のブログのタイトルは、
『 医師の働き方をミクロベースで考える！ 』
といたしました。
寄らば大樹からの脱却！
現実的にどの程度のスピード感で進むのかは
今後の推移を見なければなりませんが、
医師の労働環境の整備も進んでいく事は
間違いなさそうです。
これは医師にとっても歓迎できそうですが、
問題はそれにより医療機関側は様々な対応をせざるを得ず、
場合によっては人件費の高騰や、
事業の縮小なども考えられますね。
医療機関の選び方を誤ると
ご自身が損になる事になりかねません。
さて、そんな時代に医師はどう働くべきか？ですが、
①寄らば大樹は難しくなっていく。
②個人個人のキャリアプランが必要になっていく。
③情報を持つ事。もしくは情報を持つ人脈を持つ事。
この３点が重要になっていくと思います。
キャリアプランが自分を救う！
当ブログでは再三に渡って
プランニングについて述べてきておりますので、
読者の皆さんは百も承知と思いますが、
これから働き方改革が進むにつれて
さらに必要性は高まると考えます。
今までは大学病院なら大学病院、
自治体系病院なら自治体系病院、
民間の急性期病院、慢性期病院、クリニックなど
それぞれの地域性も含めて
だいたい横並びの条件だったと思います。
多少の差異はあっても、
大まかな相場の中での若干の違いでありました。
逆に飛び抜けて高条件のところには、
それだけの理由があって、
その理由を知らないと
痛い目にあったりもしましたね。
ところがこれからはこの差が拡大するように思います。
経営者の手腕や、患者数、経営効率などによって
待遇の差は広がらざるを得ないでしょう。
ただ高年収だから良いではなく、
生涯年収をいかにして上げていくのか？
と同時にどれだけ充実感を味わえるか？
経験値をどの程度高められるか？
近未来にプラスになる経験を身に付けられるか？
そしてやりがいが持てるか？という点も必要ですよね。
臨床研修制度が変わって以降
医師のキャリアも多様化しており、
今後はさらに選択肢が広がるとともに
似たような働き方、勤め先でも
得られるものが変わってくると思われます。
だからこそ自分自身の本当の望むものは何なのか？という
キャリアプランを構築しないと
流されてしまう事になるのではないかと思うのです。
情報と人脈！
あくまでも私の感覚的な予想ですし
今後益々様々な事が変わっていくはずですから、
場合によっては私自身の言う事も変わるかもしれません。
今までは医師の職場に関しては、
医師自身がコアな情報を持っていて
医師同士のネットワークこそが
最良の道を選ぶ為には必要だったかと思います。
しかし変化が激しく、さらに早くなると、
少し前の正しい情報があっという間に古くなり
真実ではなくなってしまう可能性もありますね。
常に正しい情報を探し続ける事、
そして常に情報をブラッシュアップしている人脈を持つ事、
この２点の重要性が高まっていくように思います。
本来なら紹介会社はその役割を持っているはずですが、
残念ながら〇万件の求人をウリにするような会社は
随分前の情報をそのまま放置していますし、
現実的に最新の情報を取り続けるマンパワーはないでしょう。
まして量ではなく質が重視される変化の中で
量を追い掛けてきた会社に質を得るノウハウはありませんからね。
これからの医師はキャリアプランを考える事、
良質な人脈から正確な情報を得る事、
ここが医師人生の分岐点を決めてくるように思います。
それでは、また…。
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