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医師の応召義務はこのままでいいのか?

医師法応召義務

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを熟慮しつつ

転職や開業をオーダーメードでフルサポートする

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

原理、原則、基本、基礎。

いずれも実に大事なものだとは思います。

 

しかしその中にも不変的なものと、

時代に合わせて変えていかねばならないものが

やっぱりあると思うんです。

 

本日のブログのタイトルは、

『医師の応召義務はこのままでいいのか?』

といたしました。

 

医師法応召義務

 

素人にもわかる医師のジレンマ

私は医療業界で仕事をしていますが

医療従事者ではありませんので、

医療の素人です。

 

しかし多くの医師や看護師と接する機会があり、

なおかつプライベートも含めて

かなり突っ込んだお話しをさせて頂いておりますし、

私自身も医療に貢献したい思いが強く、

その為に医療の勉強はかなりしておりますので

医療に関して素人ながらも思う所が多くあります。

 

医学の事はわかりませんが、

医療に関してはそこそこの知識を得たからこそ

う~んと唸る事が多いんです。

 

そりゃ医療業界にも様々な問題はありますし、

なかには医師や看護師の中にも

とんでもない人もいるかもしれません。

 

しかし我が国の医療を不健全なものにしている

大きな問題は「患者」にあると思えて仕方ないんです。

 

もちろんほとんどの患者に問題ありません。

一部の心無い患者が医療を壊しているのです。

患者側の1人である私でもそう思えてしまうんですよね。

 

医師法19条 応召義務

医師法19条は

診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、

正当な事由がなければ、これを拒んではならない

と定めています。

 

これにより多くの患者が助かっているはずです。

しかし昨今では応召義務を逆手に取るような

非常識な患者も少なくありません。

 

そもそも応召義務は、

医師の身分に基づき国家に対して負担する公法上の義務であり、

私法上患者に対して負担する義務ではないと言われています。

 

それを何を勘違いしているのか、

偉そうに医者なら診察するのが当たり前だろう…と

自分勝手な理屈で怒鳴る輩がいます。

 

応召義務自体は、

罰則を伴わない倫理規定であり、

あくまでも医療側の善意だと思うんですよね。

努力目標です。

法律で定められているからではなく、

人類愛として医療現場では行われていると思います。

 

ただでさえ医師不足の中で

救急医療に取り組み、夜間や休日も対応、

その結果は、

医師の過重労働や過労死が社会問題となっている訳です。

 

モンスター患者の相手なんてしてられません…。

だからと言ってひと昔前のように

何でもかんでも医者の言う事を聞くとか、

お医者様の事は敬えとか、

そういう事が言いたいのではありません。

また医療側もそんな事は求めていないでしょう。

 

ただただ常識を守るという事だけですよね。

医療側が患者に求めているのは…。

実際に常識外れの人が年々増えてきているから

医療従事者は疲弊してるんです。

 

すでにアメリカでは、

すべての個人は、医師を選択する権利を有するとする一方で

自由選択の概念は個人が一般的に医師を選択することを保障するものであるが、

同時に医師が個人を患者として受け入れることを断わることもできる

と定められています。

 

またドイツでも、

医師は患者が自由に医師を選択し変更する権利があることを尊重する。

反対に、医師も救急または特別の法律上の義務のある場合を除き、

診療を拒否する自由がある

と定められているのです。

 

非常識な患者が増えるほど、

我が国も応召義務を再考しなければならなくなりますね。

 

そもそも応召義務とは、

国・自治体の担うべき救急医療の問題を、

医師個人の問題として論じており、

ある意味では時代錯誤の法律とも考えられます。

 

応召義務は大正8年に旧医師法に組み込まれ、

昭和23年に現行の医師法に移されたそうです。

 

この時代の医療体制と現代では

医療の充実度には大きな差があるでしょう。

 

私個人の考えとしては、

何らかの形で応召義務は残すべきですが、

少なくとも常識外れの患者を断る権利を

医師に与えても良いのではないかと考えています。

 

乱暴な患者、診察代金を支払わない患者、

他の患者に迷惑を掛ける患者などに対しては…ですね。

まあ素人意見ですが…。

 

人に感謝する!

こういった問題を考える際には、

倫理観について熟慮しなければなりません。

 

仮に医師に患者を断る事を認めたとしても

安易に診療拒否をするようではいけません。

 

患者だって仮に怒鳴るような事があっても

医療側の不手際やミスがある場合だってあるでしょう。

 

ホントは法律に定めるような問題ではなく、

人々の社会性とか、モラルの中で

お互いをリスペクトし合い、気遣い、

感謝し合う関係であれば

応召義務の必要性など薄まると思います。

 

私たち1人1人が

診察してくれて有難うという思いを持てば

医療現場は健全化の方向に向かい、

医師も気持ち良く診察してくれるでしょう。

 

そんな社会が望ましいですよね。

法律でがんじがらめにするのではなく…。

 

それでは、また…。

 

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医療制度改革に対する医師の意見

医療制度改革における医師の意見 パートⅡ

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