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急性期病院の統廃合の先にある医師のキャリアとは?

2018年11月29日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを軸にして
転職、開業、経営シーンでサポートし続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

マンパワー不足。
ハードな職場環境。
赤字経営。

総合病院を取り巻く環境は
非常に厳しいものと言わざるを得ませんね…。

本日のブログのタイトルは、
【 急性期病院の統廃合の先にある医師のキャリアとは? 】
といたしました。

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病院経営も楽じゃない!

自治体系の病院を中心に、
病院経営というのは難しいものだと思います。

現実的に非常に厳しいものとなっていますよね。

自院だけで完結するものではなく、
いくら患者数が多くとも
診療報酬の改定の度に
院内の業務フローを変えたり、
提供する医療自体を変えたりする必要があります。

また行政の方針によっては
医療現場が混乱して
常に改善、改革をしなければなりません。

医療は年々高度化し、
患者の求めるものは益々大きくなっていく中で
医療従事者のプレッシャーや
過重労働の大きな要因にもなっています。

このままでいいとは思いません。

しかし我が国は右肩上がりの経済成長を終えた今、
財政に余裕がないどころか
年々赤字を増やしている訳ですから、
資金的なサポートは期待できませんし
むしろ効率を求められ
窮地に陥っているように見えます。

急性期病院の統廃合は待ったなし?

イチ時期救急車のたらい回しが問題になり
医療側の責任が問われましたが、
その一方で救急車をタクシー変わりに使う輩もいて
結局の所、医療現場の負担が
さらに増してしまったように思います。

また産婦人科などに顕著ですが、
緊急性の高い医療におけるマンパワー不足は目立っており、
患者側の理解不足も相まって
すでに待ったなしの状態です。

このままの高い医療水準で
救急体制を維持しようと思えば
急性期病院を統廃合するのは
いかんともしがたいのではないかと考えます。

しかしこの議論はまさに総論賛成各論反対となりやすく、
そりゃ医療水準は維持して欲しいけど
おらが村の病院はそのままにしてくれ…と
誰もが思うでしょうしね…。

各県で行われていた
メディカルタウン構想などが
著しい成果を上げているようではない状況の中で
(良く知りませんけど某県は失敗と聞きました)
今後、厚生労働省がどのように動くのか?
注目していきたいです。

新たな医療の形に個々の医師はどう対応すべきか?

私が心配なのは、
急性期病院が統廃合された時に
個々の医師や看護師などが
どのように受け止めて、どう行動するのか?です。

急性期病院の仕事にやりがいを持っているならば
仮に自分の勤務する病院がなくなるとか、
他院と合併するとか、
急性期から慢性期や回復期に転換するとか、
このようになった際にどうすればいいでしょうか?

近くの病院に統合されて
そのまま勤務できるならいいですが、
病院自体が存続できなかったらどうするか?
慢性期や回復期に転換してもそのまま勤めるのか?

人によって答えは違うでしょうが、
残るにしても、出るにしても、
今後の自分の人生を
深く考えざるを得なくなるのではないかと思うのです。

だからこそ私どもは、
中長期的なキャリアプランが必要ですと
再三に渡って情報発信をしており、
それはいざという時になってからでは遅く、
いざとなる「前」に、いざという時に「備えて」、
考えておくべきだと思うのですね。

大学病院?自治体系病院?民間病院?クリニック?

いくら急性期病院が統廃合されると言っても、
さすがに大学病院には影響は軽微だと思います。

ですが大学病院は大学病院で様々な課題を抱えており、
果たして一生大学病院で働く事ができるのか?と問われれば
NOと言ったり、不安や心配を持つ方も少なくないと思うのです。

自治体系病院はごく一部を除けば赤字運営が多く、
過重労働や過労死が問題になったり、
患者データの流出が事件となったり、
労働基準監督署から指導をされたり、
やはり様々な問題を抱えているようです。

これまた一生働き続ける事ができるか?と問われれば
YESとは言いにくいのではないでしょうか?

だからと言って民間病院が良いのか?と考えると
良い病院もあるけど、そうではない病院もあるというのが
本音のところです。

急性期病院が統廃合されるとなると
民間病院にも多大なる影響は出てくるでしょうし、
M&Aされたり、廃業する事もあり得るかもしれません。

当然、病院よりも経営規模の小さなクリニックは、
さらに良し悪しが顕著であり、
どこに勤めるか?によって
働き方は大きく異なるでしょうし、
医師にとってはほぼ外来のみという仕事を
どう思うかという側面もありますね。

これらに絶対的な正解なんてあり得ないと思います。

個々が自らに相応しい場所で、
自ら望む働き方をするしかないと思うのです。

どんなキャリアを望み、どんな職場で働くか?

キャリアプランなのだと思います。
中長期的な展望に立ったキャリアプラン。

他の人の影響を排除し、
オリジナリティ溢れる自分らしいキャリアプラン。

これを考えておかねば、
何か想定外の事が起こった時に
慌てふためく事になってしまいます。

そうならない為にも
キャリアプランを持っておくと
なら自分はこうするか…と
悠々と対応できると思うのですね。

別にキャリアプランというのは
転職をする為、開業をする為、
その為だけに必要なのではありません。

自分の人生のリスクマネジメントにもなりますし、
夢や希望を実現する為の道標にもなりますし、
持っておいて損はないと思うんです。

キャリアプランを構築する為には
いくつかのコツがあります。

それを我々は事例やノウハウといった形で
日々情報発信をしております。

是非、過去のブログや弊社運営の他サイトなども
お時間ある際にはご覧になって頂きたいと思います。

そしていざという時に備えて置こうという方は
お気軽に下記よりお問合せ下さい。

相談だけでもOKを貫き通している会社ですので…。

それでは、また…。

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