医師のキャリア支援 <転職・クリニック開業> はジーネットにご相談下さい!
ジーネットのSNSでの情報発信

大学医局にいずらくなったからクリニックを開業する?デモシカ開業は絶対NG!

2018年8月20日by gnetdoctor

医師15年目のR先生。

初期研修からずっと同じ大学医局にて
様々な経験を積み上げてきました。

今までやりがいもあったし
特に不満もなかったそうなのですが、
ところが昨年から雲行きが怪しくなってきました。

他大学出身の教授が就任し、
R先生に対して
やたらと当たりが強いのだそうです。

俺、何かした?
普通に医者やってきただけなんだけど…と
R先生は思っているのですが、
なぜか教授の風当たりは強く、
R先生もどんどん居心地が悪くなってきたようです。

同僚の先生方も不思議がっていたそうなので、
R先生に落ち度はなさそうなんですけどね…。

約1年、文句も言わずに耐えてきたR先生ですが、
遠方の関連病院に派遣される話しなども出てきて、
もう我慢ならん…と
次の事を考えるようになったそうなのですが…。

別に大学医局を辞めたかった訳ではないR先生ですから、
今さら民間病院に行くのもどうかと思うし、
他大学に行くのはさすがに気が引けるし、
これがやりたいとか、
こうしたいという思いがある訳でもなし。

困ったR先生は、
一昨年に退局して開業したクリニックを開業した
同期の先生とお会いしました。

開業についていろいろ話しを聞くと、
その先生は稼ぎは医局時代の2倍近いそうだし、
毎日自由でやりたい事をやれるし、
スタッフとも和気藹々で一緒にバーベキューしたり、
そんな話しを聞くとR先生も満更ではなく、
別にやりたい事がある訳じゃないから
俺も開業しようかな…と考え始めたそうです。

その先生にどうやって開業したのかを聞くと、
自分の場合は先輩医師から紹介してもらった
開業コンサルタントがとても優秀で、
どんどん導いてくれたんだよね。
彼なら信頼できるし、
R先生がその気だったら紹介しようか?と言って下さりました。

是非と即決し、
後日R先生はそのコンサルタントと打合せです。

お互い挨拶を終えて、
最初のひと言は、
「R先生はどんなクリニックを作りたいんですか?」でした。

ただ医局を辞めるし、
同期が成功しているから、
自分も…程度の事しか考えていなかったR先生。

しどろもどろで応えましたが、
相手は渋い表情です…。

首都圏では競合が多く競争は激化しており、
倒産するクリニックも出始めています。

昔のように開業すれば
患者が来院する時代ではありませんから、
コンセプトをしっかり固めて、
綿密な事業計画を立てて、
それに応じた開業物件を探さないと
失敗する可能性もあるんですよ…と
厳しい指摘を受けたそうです。

ただ言ってる事は真っ当だし、
自分の本気度が足りなかったのは反省すべき。

R先生はその旨を伝えて、
ちなみに同期の先生がどうだったのかを聞くと、
あの先生は素晴らしかったですよ。

初対面の時には自分なりに事業プランを持っており、
ああしたい、こうしたい、
これは可能か?と質問攻めでした。

それを聞いたR先生。
そうか、だからあいつは成功したんだ…。

その日は猛反省し、
もう1度時間を作ってくれるように
コンサルタントにお願いしたそうです。
それまでにしっかりと考えてきます…と。

どんな点に注意すべきか、
考えるべき点は何か?を
しっかりアドバイスしてくれたそうです。

クリニック開業失敗 開業失敗事例 クリニック開業準備 開業させ屋 クリニック開業計画 クリニック開業コンサルタント 医局を辞めてクリニック開業 医院開業 ジーネット株式会社

R先生はそれから本気になり、
そのコンサルタントとも
良きパートナーシップが組めて
開院までこぎつけたそうです。

開業させ屋さんみたいなコンサルタントだったら
何も考えさせずに適当に導かれた事でしょう。

良きコンサルタントと
真剣にディスカッションを繰り返し、
練りに練った事業プランを持って準備ができたので
失敗を未然に防ぐ事ができたR先生でした。

*ジーネットTV 動画も続々アップしています!

医師キャリア相談

<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
ジーネット株式会社 コーポレートサイト
医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>が運営する医師向け情報提供サイト
ジーネット株式会社 <公式> twitter
ジーネット株式会社 <公式> facebookページ

いいね!と思ったら下記もポチ!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ

診療圏調査バナー