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年収に対しての考え方に悩む医師

2020年4月13日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が今より職業人生を良くする為に
キャリアプランで転職やクリニック開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

お金というのは
生活をする為に絶対に必要ですし、
確実に働くモチベーションのひとつですよね。

ただ他にも働く価値観はあると思ってます…。

 

本日のブログのタイトルは、
【 年収に対しての考え方に悩む医師 】
といたしました。

 

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そりゃ年収は高いほうがいいに決まってますけど…。

当ブログは医師の皆さんに
事例やノウハウを届ける事を目的としており、
決して万人受けする内容ではありませんから
それほど多くのプレビュー数がある訳ではありません。

ただ年収の事を書くと
なぜか物凄いプレビュー数になるんです。

やはり医師の皆さんも将来不安からなのか、
今後の年収に関してはシビアに考えていて
情報収集に勤しんでいるのかもしれませんね。

でもお金って怖いですよね。
投資に積極的な方もいらっしゃるでしょうが、
何十年と成功し続けるのは
そんなに簡単な事ではありませんし、
相当の知識武装と情報収集が必要ですから
本業以外の勉強時間もかなり必要です。

何より投資金額が大きくなると
1回の失敗で今まで増やしてきたお金を
すべて失う事もありうるのですね。

今回のコロナウイルスの影響など
まったく想定外の事が起こり、
市況は乱高下するのですから恐ろしいものです…。

手堅く少しでも増えれば…と言っても
昨今では雀の涙と言わざるを得ないほどの金利水準ですし、
リスクを避ければ避ける程に
リターンは小さくなる一方です。

資産を効率的に増やすのが
とても難しい時代です。

であるならば本業で稼いだ方がよほど健全か…。
そう考えるのも当然ですよね。

 

年収の考え方!?

実は私20代後半から30代半ばくらいまで
金融業界で仕事をしていた事があります。
もうずいぶん前ですけどね。

よって基礎の基礎くらいの金融知識はあるつもりですが
その当時の私のクライアントはいわゆる富裕層でありまして、
この方々から大いに学ばせて頂きました。

ぶっちゃけて言いますと
お金持ちって…
①保有している株式や不動産が大化けした。
②ケチ。お金を使わない。
③現在の稼ぎが良い。

このいずれか、もしくは複数が必要なんです。

稼ぎが良くてもバンバン使う人は
お金持ちにはなれません。

①~③の3つが揃うのがベストなのでしょうね。
でも①なんて昨今では滅多にないですし、
むしろ詐欺的な話しの方が多いくらいです。

②は人格的にどうか?
③をどう考えるかですが、
収入って満足がありません。

1000万円もらえば1500万欲しくなる。
1億もらえば3億欲しくなる。
そういうものだと思うのです。

これは人としてごく普通だと思いますし、
より多くを求めるのは決して悪い事ではないでしょう。

ただ年収アップだけにフォーカスするのは
あまり得策とは言えません。

理由は2点です。

ひとつは「今」とか、次の「年収」だけでなく、
「生涯年収」を考えるべきだからです。

「生涯年収」を高めようと思えば、
「今」や「次」は犠牲にすべき時だってあります。

その我慢が実績やスキルアップ、経験に繋がり、
将来的に安定的な高年収となる訳ですね。

焦って今を優先しすぎると
未来を犠牲にするかもしれず、
やはり年収に関しては「生涯年収」という観点も
見逃してはならないと考えます。

もうひとつは金融のイロハでありますが、
年収アップ以外の手法も併せて検討する事です。

無理に増やすよりも減らさないという視点も
実はかなり重要なのですね。

収入、支出、節税、保険、資産運用。

この5点をバランスよく考えるべきです。
支出を減らす、
節税対策をする、
不必要な保険を見直す、
不労所得に取り組む、など
これらはある意味では年収アップと
同じ価値があるのですね。

年収って絶対的に今より高い方が良いんです。
でも焦らずに着実な体制を整える。

こういう思考も必要ですね。

インドの哲学者であるサドュグル氏は
経済活動は人間の幸福を生み出すものでなければならない。
お金は単独で求めるべき目標ではない。
このように述べておられるようです。

 

結果的に年収アップ?

以前、私が転職をお手伝いしたある先生のお話しです。

この先生、もともと年収の水準は
かなり高い方だったんです。

ところが今回はある限定した地域で仕事をする事、
そしてこれがやりたいという明確な方針があった事から
多少の年収ダウンは飲むつもりです…という事でした。

しかし結果は想定外の年収アップ。

それはなぜか?
病院側はこの先生のやりたい事、
できる事が明確である事、
その分野は病院が注力したかった事、
患者のニーズが確実にある事、
よって是非ともこの先生に入職して欲しかったからこそ
この先生の希望よりも高い年収をオファーした訳です。

こういう展開が私は理想的ではないかと思います。

そしてやりたい事、できる事が明確であれば
このように望まなくたって
年収アップする事はあり得るのです。

さすがにこの先生も苦笑してました。
今まで年収アップを望んでも上がらない事は多かった。

でも今回は年収ダウンも致し方なしと思っていたのに
年収がアップした。

わからないもんだね~と。

その一方で、
求人サイトなどで最初から高条件を謳う求人には
確実に裏事情があるんです。

思わず高条件に惹かれて
話しに乗ってしまって
後々後悔する事になったケースは
枚挙に暇がありません。

翌年に年収を数百万下げられたとか、
医師の心を売らないとできない治療を施しているとか、
ノルマが厳しいとか…。

私は年収の上がり方、上げ方には
やっぱり良い悪いがあるというように考えています。

良い年収アップの裏には
必ずキャリアプランがあると思います。

それでは、また…。

 

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