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当直の順番が回ってこない病院といつもバイト医に当直してもらう病院の違い

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おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

世の中には役割というものがありますから、
何か1点だけにフォーカスすると
本質を見誤ることになりかねないと思います。

しかし自分の知らない世界があるなら
まずは知っておくことが大事ですね。

本日のブログのタイトルは、
【 当直の順番が回ってこない病院といつもバイト医に当直してもらう病院の違い 】
といたしました。

<目次>
1.深夜に働くということ
・分かち合うという選択肢
・厚く報いるという選択肢
2.常勤医にこそ報いるのが最善?
・バイト医のモチベーションとコスト
・病院の中核は常勤医!
*まとめ

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1.深夜に働くということ

原則論として
人は太陽が昇るとともに起きて活動を始め、
太陽が沈むとともに眠る。

これが人体にとっては
最も良いと思われます。

しかし24時間活動する人が増えたり、
眠った後に急変が起きる事もあり得る訳ですし、
医療従事者としては避けて通れないのですよね…。

当直。
宿直。
夜勤。

ホント悩ましいですよね。

・分かち合うという選択肢

喜びや幸せは人と分かち合う事で倍加します。
苦しみや辛さは人と分かち合う事で半減します。

どこで知りえた言葉かは忘れましたけど、
名言だな…と思います。

人が深夜に働くという事は
心身の負担が大きいですし、
これを長年するのは悪影響も多いでしょう。

まして昨今では、
救急車をタクシー代わりにするような輩や
軽症患者が夜間に受診に訪れたり、
待ち時間が長いだの、
俺を先に診ろだの、
モンスターペイシェントとしか言えない輩までいて、
当直に入る医師の心身の負担は倍増していると
言わざるを得ませんね。

それなのに心無い転職エージェントは
当直なしで年収アップだとか、
当直なし求人多数あります…という宣伝文句で
医師から当直をなくそうとしてますが、
これなどは商売ありきであって、
社会全体を考えれば
非常に問題ある営業方針と言えますね。

こんなロクでもない時代ですから、
本来的には分かち合う事で半減すべき
当直という苦しみや辛さなのですが、
しかし一般人が病院に詰めても
何ら意味はないんですよね。

医学的知識や技術を身に付けた医師でないと
まったく役には立たない訳です。

夜間の診療をなくす訳には行きません。
だから医師の皆さんには
社会全体で、国民全体が
頭を下げて、
できるだけ協力はするけれども、
心身の負担にならない範囲で
また事情が許す範囲で
何とかお願いしますと言うのが
本来あるべき姿であると私は考えています。

そしてもうひとつは…

・厚く報いるという選択肢

きちんと報酬で報いるべきです。

医師は年俸制が多いですが、
当直料込み…というのはいかがなものでしょうか?

どれだけ当直に入っても
給与は変わらない。

これでモチベーションを維持せよと言っても
あまりにもではありませんか?

私は年俸制だとしても、
当直代は別途支給が望ましいと考えています。

事実、こういった病院は
少しずつ増えてきていると感じます。

大学医局の関連病院に異動する場合などは
この辺りが曖昧なまま行くケースが多いですよね。

本来は雇用契約書に明記すべき事項です。

これから医療機関は
優秀な医師の赴任のために
諸条件を整え、書面で明示すべきです。

そして医師も事前に条件を確認の上で
働く場所を決めて欲しいし、
人事機能を持つ大学医局も
そのような病院こそジッツとして重宝して欲しいです。

<参考>
当直からの解放!

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2.常勤医にこそ報いるのが最善?

イチ時期、フリーランス医が問題視されてました。
ところがこのコロナ渦で
定期非常勤、スポットの雇い止めが頻発し、
次の案件がなかなか見つからず、
フリーランスのリスクも顕在化しましたね。

むろんご自身のポリシーとして
フリーランスを続けるのは良いですが、
何となく楽して稼げそうというイメージをお持ちの方には
そう簡単じゃないという事が理解されたかもしれません。

医療機関側にとっては、
ある種の雇用の調整弁的な役割である事も判明し、
非常勤、スポットを中心に生計を立てるのは
働く側にデメリットが大きい事も明らかとなりました。

・バイト医のモチベーションとコスト

時々、医療機関の採用担当者から
非常勤やスポットの先生はモチベーションも高くないし、
コスト面でも割高なので
できるだけ常勤医の増員を進めたいと伺う事があります。

正論ですし、
その方が経営的にも望ましいと思います。

しかし常勤医師を採用するのは
そんなに簡単じゃないから、
採用できるまでは
非常勤やスポットで回すしかないとも伺いますし、
こんな状態が数年続いているなんてケースもザラにあります。

この方針自体は間違ってませんが、
何もせずして常勤医師が雇えるなんて
よほどの幸運がなければ実現できません。

むしろ医療機関側には
雇用条件や待遇の改善が必要なのでしょう。

そもそもバイトに入ってくれている医師の
モチベーションやコストを重視するようでは
常勤医師を雇用できる体制を作る事ができるとは
なかなか思えませんね。

・病院の中核は常勤医!

先日、twitterで
とある病院は当直代が割と高く、
当直に入りたい先生が多くて
なかなか順番が回ってこない…という
内容のツイートをしたら
少しバズりました。

あ、よろしければ是非私のtwitterも
フォローして下さい(笑)。
小野 勝広/医師キャリアプラン/ジーネット株式会社【公式】

それだけ当直の負担と報酬に
不満を持っているドクターが多いのだな…と
私は感じました。

こちらの病院は
弊社から複数名の常勤医師をご紹介しており、
皆さんすでに数年働いております。

実際に勤務している先生方に伺っても、
もう少し当直に入ってもいいんだけど…とおっしゃるか、
当直に入らなくて良いので助かっている…とおっしゃいます。

いずれも満足度の向上に
ひと役もふた役も買っているのですね。

病院としては
当直に穴を空ける訳には行かず、
常勤医師が入れなければ
バイトの先生を募集するしかありません。

多くの病院がこのように困っているのでしょうが、
なかには、まだレアケースかもしれませんが、
こちらの病院のように
常勤医師に報いる体制ができ上がっていて、
充分に常勤医師だけで回っている所もあるのです。

きちんと常勤医師に報いる。

こういう病院は医師が集まり、
当直回数も益々減っていきます。

やはり中核は常勤医師ですし、
このような病院が増えていく事を祈ってます。

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*まとめ

常勤医師が自分の病院で当直せず、
他の病院で当直する。

こんな事例もよく耳にしますが、
これなど要は自院よりも他院の方が、
つまり常勤よりもバイトの方が、
給料が高い、割がいいという事なのですね。

よく考えると
病院経営的にもったいないです。

常勤医師にしっかり報いた方が
100倍も良いと思うのですが…。

それでは、また…。

 

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