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医師人生とキャリアチェンジ……ミスリードする情報に惑わされないで!

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おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

医療って深いです。
私は別に医学を学ぶ者ではありませんので、
(最低限の共通言語を持たねばなりませんが)
医療を幅広く学んでいます。

しかし医療従事者の皆様にとっての当たり前を
しっかりと網羅するまでには
正直、時間がいくらあっても足りません。

弊社のミッションは
「スペシャリストである医師を支える
ゼネラリストとして機能する」です。

医学というスペシャルに専念していただくために
医療という共通言語を持ちながらも
医学、医療以外の領域で幅広く支えていく。

この構図だけは妥協できないと考えていますし、
社員一同日々学び、経験値を高めてまいります。

本日のブログのタイトルは、
【 医師人生とキャリアチェンジ……ミスリードする情報に惑わされないで! 】
といたしました。

<目次>
1.年代別の医師人生に疑問があります…。
・医師人生って年代で割り切れますか?
こんな年代の分け方は違うと思う…。
2.医師人生より自分の人生!
・最前線で活躍し続けるために
・キャリアチェンジではなくセカンドキャリア
*まとめ

医師人生 キャリアチェンジ ドクターライフ キャリアプラン セカンドキャリア キャリアビジョン キャリアデザイン キャリアパス キャリア相談 転職相談 クリニック開業相談 医師紹介会社 医師転職エージェント クリニック開業コンサルタント ジーネット株式会社

1.年代別の医師人生に疑問があります…。

先日、WEB上で調べ物をしていた時に
「医師人生とキャリアチェンジ」という
コラムに辿り着きました。

私としてはチェックしておくべきタイトルです。

大手の転職エージェントで
数年前に医療に進出してきた会社さんです。

宣伝広告費をたっぷり掛けて
大々的に入り込んできました。

ですがその割にはあまり良い話しを聞きません。
残念ですがこのコラムを読んで、
なるほど…とその理由の一端が理解できました。

全然わかっとらんのですね。

まだまだノウハウが溜まっていないのでしょうか。
これを放置していては
ミスリードされてしまう先生もいるかもしれないので
これはちょっと…という箇所を勝手ながら修正いたします。

・医師人生って年代で割り切れますか?

私は孔子の言葉のなかでも

子曰く、十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順したがう。
七十にして心の欲するところに従えども、矩のりをこえず。

これが好きで、
実際に自分の人生に当てはめて考えてもいます。

そしてキャリアシーンでも
30歳になった時に独り立ちをし、
40歳になった時には惑わされなくなり、
50歳になった時には自分の天命を理解したという
このような展望が拓けると
とても充実した仕事ができると思ってます。

ただこれはあくまでも目安であり、
孔子の時代と現代社会を一緒にするわけにはいきません。

あくまでも私の感覚ですが、
立つ年代は30代というより
30代半ばから後半、
40代前半でもおかしくありませんし、
不惑は40歳というより
40代と幅を持たせたほうが良さそうですし、
天命をいくつになっても知る事のできない人の方が
ずっと多いのかもしれません。

しかも人生100年時代と言われ
生涯現役という風潮が出始めてきて
さらにキャリア人生は
中長期的なものになるかと思われましたが、
新型コロナでまた一変。

いったい私たちのキャリアは
どうなるんだろう?という状況ですよね。

またその一方でアーリーリタイアを志す若手や
価値観の多様化の中でお金が優先され、
投資熱が高まり、
億り人なんて言葉も出て、
あっというまにミリオネアの仲間入りするような方も
チラホラといらっしゃるようです。

長期的にはどうなのか?という問題はありつつも
いつの時代もお金最優先の方は存在しますね。

50歳になったら資産は〇〇円はなければ…と言われると
なかなか辛いものがあり、
そう簡単に年代で割り切れるものではありません。

むしろ価値観が多様化されたことにより、
都心から地方への移住によって
生活コストを大幅に下げつつ
お金に縛られない日々を送る方も増えているようです。

年代ごとの人生設計は
あくまでも目安であって
厳格に捉われないほうが良さそうですね。

自分の価値観や判断基準をしっかり持っておくほうが
余程重要になってくるように感じます。

・こんな年代の分け方は違うと思う…。

前述したコラムですが、
かなり突っ込みどころが満載でした。

みなまで挙げるのは武士の情けで遠慮しますけど、
いくつか気になるところがありますので
その点だけ申し上げておきます。

まず20代後半の医師に対して、
・特定の診療科を選んだけれど合わなかった
・大学病院や関連病院の体制が肌に合わず市中病院に行きたい
・市中病院を経験したものの、やはり医局に所属したい

このような理由で
キャリアチェンジをする人も珍しくないと言います。

そして、昔は後期研修時の転職はご法度と考えられていましたが、
今ではそれも決して珍しくなくなり、
1度決定したキャリアを
すぐに修正をすることも可能になっていますとまで言うのです。

う~ん、商魂たくましいとも言えますが、
私には若手医師を戸惑わせる罪深い情報とも思えます。

私もかつて上司からのパワハラに悩む
後期研修医の先生の転職のお手伝いをしたことがあります。

しかしこの年代で
この科目は合わないとか、
大学医局が合わないとか、
やはり医局に属したいとか言って
キャリアチェンジさせるのが最善でしょうか?

今の環境で得るものはないか?
数年後のキャリアを見据えて今できることは何か?
そういったディスカッションが必要と考えます。

無理に転職に誘うのは
転職エージェントの最大の欠点です。

そして30代ドクターに対しては、
自分にとってスキルアップになる転職を考える人が大半であり、
将来的な開業を目指して、
開業地の病院へ転職をしたり、
より専門性を高めるために
大学病院へ転職をしたりする医師もいると書いています。

別にスキルアップは転職しなくてもできると
私などは考えてしまうのですがいかがなものでしょうか?

何とか転職の方向に目を向けさせようとして
逆効果になっていると思います。

医師の皆さんはこんな陳腐な情報には引っ掛からないですし、
こんな内容を発信するから
転職エージェントの評判がダダ下がるのです。
迷惑極まりないですね。

30代ドクターの選択肢は
非常に幅広いと私は考えています。

ですがなかには中長期的な視点に立つと
将来的に望ましくない選択肢もあるのですね。

それをおススメするエージェントは
あまりにも問題が大きいと言わざるを得ませんし、
ドクター自身にも気づいて欲しいです。

こういう見極める能力を
キャリアリテラシーと言います。

30代医師のポイントは、
① 中長期的な展望は描けていますか?
② 50代、60代になっても通用するスキルを身に付けられますか?
③ 次の年収ではなく、生涯年収を考えていますか?

この3点を頭の片隅に入れて
どの選択肢を取るべきか熟慮していただきたいです。

お次は40代ドクター。
医局に所属し続けるか、
それとも医局を離れて市中病院で働くかを決める分岐点であり、
40歳前後は転科をする最後のチャンスとのことです。

全然間違っていますね。
40代後半であろうが、50代であろうが、
60代になってからでも
医局を出て市中病院で働き始めるのに
何ら不都合はありません。

これなどもとにかく転職させようという魂胆が
見え隠れしていますね。

転科については
正直早ければ早い方が良いです。
40歳前後では遅いかもしれません。

ただキャリアチェンジという点では、
別に40~60代でも問題ありません。

例えば急性期病院から
回復期や療養型の病院に移るですとか、
病院から在宅クリニックにとか、
このようなキャリアチェンジです。

ひと言で転科と言っても
そもそも何科なのか?
そして何科に移りたいのか?
それはなぜなのか?
可能性はこれらによって相当に違います。

安易に40歳前後で転科と考えないほうが無難です。
事前によくリサーチすべきですね。

そして50代ドクター。
開業をするか、
勤務医を続けるかの選択に迫られるとの事です。

わかっとらん。
よほど潤沢な自己資金がない限りは
50代で開業するのはおススメできません。
銀行も簡単には融資をしてくれないでしょう。

開業するか、勤務医を続けるか、
この判断は40代ですべきです。

弊社で開業支援をしたドクターは
そのほとんどが40代でした。

お1人だけ50代後半のドクターがいましたが、
これは住宅ローンは完済、
お子さんはみな社会人になっており、
自己資金も潤沢にあったことから
例外と言えるケースです。

開業するかどうかは40代に決断すべきです。

そして最後に60代ドクター。
介護老人保健施設や
特別養護老人ホームへの転職が好まれますとの事です。

まあそういうドクターもいますけど、
60代で急性期病院で働く先生も少なくありませんね。

老健や特養に行きたいドクターは
あまり多くありませんから、
こうして洗脳して転職させたいのでしょうね。

このように逐一突っ込みたくなる内容なのですが、
これが大手の医師転職エージェントのサイトに
正々堂々と掲載されていると思うと
なかなか恥ずかしい話しです。

ハッキリ言ってミスリードです。
こんな情報には惑わされないで下さいね。

<参考>
40代、50代、60代の医師だからこそのキャリアプラン!

医師人生 医師の生活 プライベート 公私混同 ワークライフバランス 医師キャリア 人生設計 将来設計 キャリア相談 zoom相談 転職相談 開業相談 医師紹介会社 医師転職エージェント クリニック開業コンサルタント ジーネット株式会社

2.医師人生より自分の人生!

医師という職業は
聖職と言われることも多いですが、
それが労働時間の長さであったり、
お金よりも患者を助けろという風潮だったり、
夜間帯や休日も働けという
おかしな伝統のエクスキューズに
なってしまっているように感じます。

良き伝統として考えるなら
これも社会的に好ましいことではありますが、
現代では悪しき伝統の側面が
あまりにも大きくなっているように思えますね。

体調を壊したり、
寿命が短くなってしまっては
私たちみんなが困るんです。

もっと医師を、医療を大切にしなければなりませんし、
医師の皆さんにも是非ご自愛なさって頂きたいです。

・最前線で活躍し続けるために

ごく当たり前のことですが、
どこの職場であっても
職場を移るにしても
よい仕事をするためには
心身ともに健康であることは大前提ですよね。

仕事をしていれば
ハードに働かねばならない時もありますけど、
若い内の苦労は買ってでもしろと言われますけど、
それも健康がベースにないと踏ん張りが利きませんね。

ところが医師の場合は、
昔から医者の不養生なんて言われますけど
患者の健康を守る医師自身がハードワークで
いつ倒れてもおかしくない状態だったりしますね。

これはいかがなものでしょうか?

医療制度やシステムの問題、
政治や行政の問題、
地域社会や患者の問題、
我が国の医療を取り巻く環境は
決して医療現場にとって望ましいとは思えませんが、
何より必要なのは
リスペクトと理解ではないかと考えています。

これは政府、自治体は当然のことながら
私たち1人1人、社会が医療現場に対して
リスペクトと理解をすべきですよね。

今現在、医師が長く医療現場で活躍する
体制やサポートが欠けていると思えるのです。

それが1人1人の医師が医療の最前線で
活躍し続けるために必要不可欠なんですよね。

医療現場は公の存在ですから、
私利私欲で罹ってはいけないと思います。

・キャリアチェンジではなくセカンドキャリア

最後にキャリアチェンジについて考えます。

医師にとってのキャリアチェンジとは
いったいどのようなものが当てはまるでしょうか?

前述した某社のサイトには
とても安易に「転科」としていました。

ですが私はそうは思いません。
キャリアチェンジをどう定義するかもありますが、
どうも違和感を持ってしまうのですね。

業種を変える、職種を変えるということが
医師の場合はあまり多くありません。

医療機関以外で働き始めるケースなどは
キャリアチェンジと言えるでしょうし、
医師を辞めて、医師免許を使わずに、
ビジネス業界で働く場合もキャリアチェンジでしょう。

ただ多くの医師が医療機関で働くわけで、
診療科目を変えたり、
施設種別を変えたとしても、
医師として働くわけですから
キャリアチェンジとは言い難いんじゃないかな?と
最近考えるようになりました。

むしろ適切な言葉としては、
セカンドキャリアではないでしょうか?

人生100年時代と言われるようになり、
私たちが仕事をする期間も長期化していくことが
大いに予想されます。

キャリアに関しても二毛作、三毛作が
当たり前になりつつあると思うんですね。

そうなってくると、
今までは外科医として活躍してきたけれど
ある年齢からは総合診療医として働くようになったとか、
長く急性期病院で働いてきたけれど
ある年齢からは療養型やリハビリ病院、
はたまた在宅クリニックで働くようになるなんてケースは
かなり多いはずです。

これをキャリアチェンジというよりは
ファーストキャリアを終えて
セカンドキャリアに移ったというほうが
私は適しているように感じます。

今後はセカンドキャリアどころか、
サードキャリアやフォースキャリアなんて事も
増えていくと思われます。

いつも中長期的な視点をおススメしていますが、
キャリアの連続性や積み重ねという観点は
持っておいた方が良さそうですね。

セカンドキャリアやサードキャリアのために…。

<参考>
いつから考えておくべきか?医師のセカンドキャリア…。

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*まとめ

今回は少し取りとめのない内容になってしまいましたが、
求人を右から左に流しているだけのエージェントが
医師人生やキャリアチェンジについて書くと
まさに語るに落ちると言いますか、
ミスリードする内容になってしまうことがよくわかりました。

別に全てが間違っているとは思いませんし、
キャリアや人生とは個別的なものですから
一部の方にはマッチするという事もあり得ます。

ただ情報を発信する者は、
慎重さと正確さが必要ですね。

私自身も気を付けながら
先生方がなるほどと思って頂けるような
記事を書き続けていきたいと思ってます。

それでは、また…。

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