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2026年に向けた医師キャリアの10大トレンド

2025年12月31日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

この記事がアップされるのは
12月31日です。

本当に1年間とは早いものですね。
本年もお付き合いいただき有難うございました。

年を取れば取るほどに
あっという間に時間が過ぎます。

少しずつ、少しずつ、
人生の終わりが近づいているのだろうな…と
若干の寂しさもありますが、
だからこそ人の一生には価値があるとも思います。

私が医療業界に来て
医師の転職支援、
クリニックの開業支援に従事するようになって
早くも15年以上が経ちました。

果たして、あと15年できるかな?

私の感覚では
経営者というのはプロ野球選手などと同じで、
通用しなくなれば引退です。

世の中が必要としてくれるなら
いくつになってもできるでしょう。

私は資本家になって
お金だけ吸い上げるようなことはしませんので
現場で必要がなくなれば
スパッと引退する所存です。

このブログに関しても、
今まで書くサイトが二転三転しましたけど、
15年以上続けてきたのは「誇り」です。

大した内容ではありませんが、
少しでも参考にしていただける方がいるうちは
コツコツと地道に続けてまいります。

 

本日のブログのタイトルは、
2026年に向けた医師キャリアの10大トレンド
といたしました。

 

<目次>
1.2025年のキャリア総括:何が変わり、何が残ったか
・今年の環境変化(制度・働き方・採用市場)の要点整理
・もう一度キャリアの基本をおさらい(スキル×経験=市場価値)
2.2026年に向けた医師キャリアの10大トレンド
・自分の内側と対話するための設問10
・この10大トレンドを頭の片隅に入れておいてください
*まとめ

 

 

1.2025年のキャリア総括:何が変わり、何が残ったか

今回は2025年のキャリア総括ということで
ざっくばらんに
最近のキャリアの動向を考えてまいります。

私は、いわゆるSNSと呼ばれるものは
だいたい手を出して、運営しています。

そして、始めると止められなくなり、
もちろん力の入れ具合に濃淡はありますが、
インプット→アウトプット→インプットという
とても良い循環ができているように思います。

facebookyoutube、はかなり力を入れており、
次は、Linkdinnoteブログ
薄く続けているのは、InstagramBlueskyはてなブログ
よくまあいろいろとやるもんだと
自分でも不思議に思いますけど、
ほとんどが毎日更新している自分を
褒めてあげたくも思います(笑)。

さて、キャリアの総活です。

そんなに毎年変わるものではありませんが、
今年の振り返りとして
ざっくばらんにまとめてみます。

 

・今年の環境変化(制度・働き方・採用市場)の要点整理

今年は「制度」「働き方」「採用」の
3つの点で動きがありました。

まず制度面です。

オンライン診療と電子処方箋が段々と普及して、
電子カルテの標準化や
マイナ保険証の運用もスマホ対応も含めて
さらに一段と進みました。

請求や事務の手間は減る一方、
情報管理や機器更新など
医療機関側のIT整備は待ったなしです。

今後はAIの実装も進み、
検査の精度は上がり
診断はつけやすくなるとともに
システム面での費用アップは避けられません。

診療報酬は上がらないなかで
物価上昇していますので
医療機関の経営は大変に苦しくなっていますね。

次に働き方ですが、
医師の時間外労働の上限管理が根づき、
当直体制やシフト見直しが進み、
ひと頃と比較すると
無理のない働き方へ舵が切られたでしょうか。

ハラスメント対策や
子育て配慮もより一層に求められています。

しかし、なかには年収が下がったとか
直美(初期研修後に直接美容)する若手医師が増えるなど
急性期病院、特に外科医の成り手が少なく、
近未来に手術が受けられなくなるなど
課題は山積みです。

最後に採用市場です。

人手不足は続き、
特に地方や急性期で常勤医の確保が難化しています。

最低賃金の引き上げにより
事務スタッフの採用も苦戦することが増えています。

非常勤医師の選択肢は広がる一方ですが、
割高と判断されて求人自体は減少しています。

常勤医師は医師としての総合力だけではなく、
人間としての総合力が問われるようになり、
接遇マナーやチームへの適応力が重視され、
面接の見極めが厳しくなってきています。

総じて、デジタル対応と働き方の現実化、
採用の「質」重視がこの一年の大きな流れでした。

来年に向けては、
IT環境の整備、無理のない働き方の選択や
その元となるキャリア設計、
そして自分の強みを言語化する準備が鍵になりそうです。

 

・もう一度キャリアの基本をおさらい(スキル×経験=市場価値)

私がいつもお伝えしている通り、
キャリアの基本は
「キャリア=スキル×経験(=市場価値)」です。

スキルは診療技術などのテクニカルスキルと、
人と協働するヒューマンスキル。

経験は「量」と「質」の積み重ねです。

この掛け算を強くすると
「選ばれ続ける」力が増大します。

やることは地味で、
小さな「点」を集めること。

外来での説明の一言、
段取りの工夫、報連相、
時間厳守、小さな親切などなど
こうした日々の「学び・仕事・約束」の積み重ねという点が
いずれ「線」になり、やがて「面」に育ち、
確固たるキャリアに結びついていきます。

キャリアって
言葉自体は何だか華やかで
キラキラした感じを受けるかもしれませんが、
実は愚直な積み重ねのプロセスですし
あくまでもその結果論でしかありません。

大事なのは見える化と言語化でしょうか。

どんな業務でも
スキルを磨き、経験値を高めることは
必ずできるというのが私の考えです。

しかし、無意識的に、漫然とこなしては
身につくものはごく小さくなりますけど、
「目標」と「目的」をセットで持ち、
そこに意味を見い出すように活動すれば
地味なキャリアが手に入るものなのです。

テクニカルスキルと
ヒューマンスキルを習得すれば
それを「掛け算」することで
希少価値の高いキャリアに変身します。

先日、X(旧Twitter)で
こんなポストをしました。

 

本物の実力を身につけるには
「時間」が掛かりますよね。

丁寧にプロセスを経ないと
本物にはならないと思うんですよ。

昨今では組織も
教育に時間を割く余裕がなく、
今ここだけで仕事ができれば
それでいいというおざなりさ。

やはり中長期的な視点で
ポータブルスキルを
意識するのがいいでしょう。

そのプロセス段階では…

あーだこーだと言われたり
そうじゃないと言われたり
こうしろああしろと言われたり。

時には腹を立てることもあるでしょうけど
本物の実力を手に入れるための過程です。

もう少し踏ん張れば
急に視界が開けてくるんですよ。

今、経験していることは
必ず「宝」になります。

5年、10年先を見据えてのプロセス。

点と点は急に線になりますし、
線と線はいつの間にか面になるものです。

 

簡単に身につけることのできるキャリアは
多くの人が手に入れるので価値は高くありません。

長年をかけて身につけるキャリアは
途中で諦める人が多いので
必然的に希少価値は高くなります。

スキルと経験を細分化して、
中長期的な「軸」を持って、
コツコツと続けていけば
他にはない卓越したキャリアを得ることができます。

ライフプランをベースに
「5年後・10年後どうありたいか?」という
長期的ビジョンにもとづく問いを自分の内側に立て、
足りないテクニカル/ヒューマンを特定し、
これから増やす「点」を決める。

キャリアを変に特別視することなく、
また逆にあからさまに軽視するのでもなく、
2026年に向けて市場価値を
丁寧に着実に高める術を
自分らしく持っておくのがいいですね。

キャリアとは「スキル」と「経験」です。
そしてキャリアは我が身を救います。

 

<参考>
先が読めない時代だからこそ医師もキャリアプランを何度も塗り替えましょう!

 

 

2.2026年に向けた医師キャリアの10大トレンド

ここからは、2026年に向けて
医師のキャリアにおいて影響が大きいと思われる
「10の問い」と「10のトレンド」を整理します。

今よりも少しだけより良い未来を手に入れるためには
この「問い」が極めて重要となります。

自信がぶれてしまえば
どんな幸運があっても
あまり効果的なものにはなりません。

またトレンドは流行ではなく、
来年の意思決定を助ける現実的なマップです。

全部を追う必要はありません。

ご自身の診療科・地域・働き方に照らし、
今増やす「点(学び・仕事・約束)」を一つだけ決めて、
スキルと経験を意識して
希少価値の高いキャリアのために――
その視点で読んでください。

 

・自分の内側と対話するための設問10

最近の風潮として
とにかく「答え」を急ぐ傾向にあるように
私は感じるのですが、いかがでしょうか?

しかし、本来は「答え」の前に
「問い」があるべきで
この問いこそが
正しい答えを導くために必要であると思うのです。

問いなき答えは、
外形的な基準にすがりがちです。

その最も足るものが「お金」であり、
それこそ「今だけカネだけ自分だけ」という
表層的な方針を持ちやすいのです。

以前に「FIRE」が流行りました。
確かにアーリーリタイヤには憧れがありますよね。

私も、できるならしてみたい気持ちはありますが
たぶん、しないです。

実際に、一旦「FIRE」した方が
また事業に戻ってくるケースも多いようです。

自分は何がしたいのか?
どうしたいのか?

この「問い」を追求するための
自分への設問を10個、考えてみました。

①私が心からワクワクするものは何か?

その感情が「動機の源」です。
「続けることができる」という観点が
何を選ぶにしても「軸」になるのではないでしょうか。

②何が何でも避けたいことは何か?

やらないものを先に決めると
疲弊や迷走を防ぐことになりますし、
やるべきことが見えるようになります。

③私の強みは何で、どこで役立つのか?

得意なものと、その発揮する場面を想定すると
自分の価値観が明確になってきます。

必然的に向かうべき方向も
見えてくるのではないでしょうか。

④逆に弱みは何で、どう補うのか?

弱みを隠す必要はありません。

むしろ的確に把握して
誰かに補ってもらえるチームこそが
キャリアを伸ばしてくれるものです。

⑤5年後・10年後、どんな一日を過ごしたいか?

ライフプランをベースにしたキャリアプランです。

公私ともに充実するために
未来像を自分なりに具体化しましょう。

⑥誰の役に立ちたいのか?なぜその人なのか?

ターゲットが明確になれば、
意思決定と優先順位が一気にしやすくなります。

⑦何を学べば市場価値が上がるのか?

医師が医学を学ぶのは当然ですが、
それ以外のことを学ぶことで
さらに医学を深く知ることができたりするものです。

自分が次に何をすべきか?が見えると
何を学ぶべきかも明らかとなりますね。

⑧何を手放せば前に進めるのか?

時間・役割・人間関係の見直しは、
新しい余白を生む。

この余白があるからこそ
次の挑戦ができるのです。

⑨私にとっての「十分」はどの水準か?

収入・自由・責任の「満足ライン」を定義すると、
過剰な欲望から解放されます。

ないよりはあったほうがいいですが、
ありすぎるのも困るものです。

欲望には限りがないですから
自ら手放しましょう。

⑩失敗したとき、どう立て直すか?

失敗は日常ですし、学びとして必要です。
変に怖がるのではなく、コントロールしましょう。

答えは自分次第です。
100人いれば100通りではないでしょうか?

これが正しいと正解を探すのではなく、
自分の判断基準や価値観をブラッシュアップして
今よりも少しより良い未来をつくるための
ブレーンストーミングと考えて、
時々、振り返ってみるといいと思います。

 

・この10大トレンドを頭の片隅に入れておいてください

最後に、意識しておいたほうが良さそうな
10のトレンドについて考えました。

あくまでも私の個人的見解ですので
異論反論があって構いませんし、
むしろただの「きっかけ」です。

私の考えを元にして、
いや、オレはこう思うとなっても
それはそれでいいと思います。

では、10のトレンドです。

①医療DX化、AI化の加速

これは確実に進みますよね。
自分のキャリアのどこに活用するのか?
そういう思考は持っておいて損はないでしょう。

時間を余らせて、新たな価値を創出しましょう。

②スキルは「掛け算」で伸ばすハイブリッドな発想

パラレルキャリアとか、スラッシュキャリア、
兼業、副業が当然とされる時代です。

どんなスキルを得るか?
そのスキルをどう活かすか?

キャリア戦略を求められますね。

③収入源は一つに偏っていないか?

昨今ではよく言われることですが、
ここで気をつけるべきなのは
「今」だけではなく、
「将来」に目を向けることです。

つまり将来に収入源を増やすために
今できるだけスキルアップをしておく。

こういう発想も必要ですね。

医師の場合はベースの年収が高いので
一般人と同じレベルで考える必要はありません。

あまり流行りに乗るのではなく
中長期的な設計も考えましょう。

④シームレスな医療体制のなかの立ち位置

医療から介護、
外来、在宅、オンライン診療、
急性期医療だけではなく、
地域包括ケア、慢性期管理、予防・健診、リハ、緩和など
多様化する医療のどこで自分は活躍したいのか?

自分らしいポジショニングを持っておきましょう。
そして必要となるスキルと経験に磨きを掛けましょう。

⑤リーダータイプか、マネージャータイプか。

年齢を重ねて、キャリアを積み上げてくると
責任のあるポジションにつかざるを得なくなります。

その時のために自分がリーダータイプか、
マネージャータイプなのかを見極めておくといいです。

延長上に経営層がありますが
あえて反するならば職人肌という生き方もあるでしょうか。

⑥スペシャリストか、ジェネラリストか。

これも⑤に似ていますが、
今後のキャリアを考えるうえで
自分の志向性を分析しておくのは有用です。

ただ、無理に決めつける必要はありません。
あくまでも傾向と対策とお考えください。

⑦開業を目指すか否か。

私の経験上では、
実際に開業した先生のお話を伺う限り、
若い時分から開業を目指していた先生は少数派です。

むしろ中堅になってから
何らかの出来事がきっかけになることが多いようです。

よって、ここも現段階ではどうかの話で
強く方向性を打ち出す必要はありません。

ただ、開業を志す医師が増えているのは現実です。

⑧マネープランへの準備

お金がなければ困りますが、
医師の場合はそういう事態はほぼ起こりません。

必要以上にお金を得ることに躍起になるのではなく、
生涯年収を増やすためのキャリア設計を優先しましょう。

投資は自己資金で行うのが原則です。

銀行から融資を受けて投資するものは
ハイリスクハイリターンが多いです。

好きな方はいいですが、
節税対策を目的に
数億円の借金をするのは避けましょう。

⑨燃え尽き症候群への対策

人生100年時代と言われるようになり、
それが現実的か、非現実的は別にしても
ひと昔前のように55才定年で
その後は悠々自適とは行かなくなっています。

私たちの働く期間が長くなっている以上、
心身ともに健康を保ち
息の長い活動が求められます。

太く短くではなく
細く長くという意識が必要そうですね。

⑩レジリエンスへの意識

私たちの日常は考えようによっては
リスクだらけと言わざるを得ない状況です。

それこそネットがつながらなくなっただけで
社会は多大なる影響を受けて
仕事もままならなくなるのではないでしょうか。

できるだけリスクマネジメントをしておくことも大事ですが、
私は、いかに迅速に回復するかという
レジリエンスが求められるように思います。

以上、トピックのようにして
「10個」挙げてみましたが、
頭の片隅に入れて
キャリアや人生について考えると
いいのではないかと思います。

キャリアは「スキル」と「経験」です。

問題は、いつ、どんなスキルを身につけるか?
いかに経験値を高めていくか?

そして、手に入れたスキルや経験を
どのように「掛け算」していくかで
未来に大きな影響を与えていくのではないかと考えます。

地道に、コツコツと、が欠かせません。

 

<参考>
持続可能な医師の働き方とキャリアプランの活かし方!

 

 

*まとめ

2026年に向けて、
キャリアの潮目は「確実」より「適応」です。

寄らば大樹のような状況が減る一方で、
現実として新たなシーンに直面します。

DX・AIの普及、多様化する働き方への対応、
人材の「質」重視が進むなか、
リスキリングやハイブリッド化も本格化してきて
収入源の分散、レジリエンスなども「鍵」となります。

大切なのはひとつひとつの流行を追うことではなく、
「自分は何を大切にし、どこで価値を出すか」という
個別具体的な問いを持ち続けること。

小さくとも確実に「スキル」や「経験」を増やし、
「掛け算」することで市場価値を育て
自分特有の希少価値を手に入れること。

今日できる一歩を決めて、
粛々と積み重ねていくしかありませんね。

それでは、また…。

 

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