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持続可能な医師の働き方とキャリアプランの活かし方!

2019年10月9日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために
転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

働けど働けど我が暮らし楽にならず…では
やっぱりいけないと思うんです。

ましていくら高年収だからって
働けど働けど、さらに働けど働けど…では
どんな強靭な心身を持っていても
そう遠くない段階でバーンアウトしちゃいます。

持続可能な働き方を見い出さねばなりませんね…。

 

本日のブログのタイトルは、
【 持続可能な医師の働き方とキャリアプランの活かし方! 】
といたしました。

 

医師転職エージェント 転職コンサルタント キャリアコンサルタント キャリアエージェント キャリアアドバイザー ジーネット株式会社

 

誰かが敷いたレールの上で良いのか?

先日ある先生から伺った話しです。

「我々医者ってのはさ、
受験戦争に勝ち抜くためにも、
医学部に入るためにも、
研修医や若手医師時代に症例経験を積むためにも、
まともな医者になるために
実に真面目に勉強してきてると思うんだ。
ホント医者って真面目だよね。
自分が言うのも何だけど…。
だけどそれって誰かが敷いたレールの上なんだよね。
もちろん医者になるためには
通らねばならないレールなんだけども、
逆に言うとさ、
自分のような40代半ばくらいになると
本当にこのままでいいのかな?
何か新しい事にチャレンジできないのかな?
一生誰かが敷いたレールの上を歩かなきゃいけないのかな?
そんな事を考えるんだよね。
最近の若い医者はスゴイじゃん。
会社を作っちゃったり、
医療機器や新システムを開発しちゃったり…。
なかには投資会社とか作って
資産運用だけで数億円も稼いじゃって
医者の仕事は週に1~2日しかしなかったり…。
自分にはできないなと思うよ。
まあそうなりたい訳ではないんだけど
何か突破口というか、
自分らしい何かをしてみたいという気持ちがあるんだよね。
脱・真面目を求めてるのかな?」

どう思われますでしょうか?
あ、自分も漠然と似たような事を考えてる…という先生も
少なくないんじゃないかと思います。

ひと昔前であれば、
誰かが敷いたレールの上でも
我が国の経済自体が発展し続けて
様々な待遇がみんな良くなっていったのですが、
もうそういう時代は終焉しているんですよね…。

 

今までの働き方とこれからの働き方

これは医師に限った話しではなく
私たち日本人全体に言えるのだと思うのですが、
高度経済成長やバブルの頃まで
私たちは会社のために全てを捧げてきました。

そして会社は社員を本当の意味で守ってくれました。

余程の事がない限りは、
郊外に小さな家を建てて
マイカーを持ち、
それなりの家電を揃えて、
子どもたちを育て、
定年退職する時には
結構な退職金をもらい、
それで過不足ない老後を過ごせた訳ですね。

会社と社員の関係を
大学、病院と医師に置き換えれば
だいたい同じような状況ではないでしょうか?

ま、サラリーマンより医師の方が
暮らし向きは良いでしょうけど(笑)。

ですが良くも悪くも
崩れ去ってしまったのですよね。
すでに過去のものになりました…。

そしてその後にまだ置き換わるものを
現代人である我々は見い出せていない訳です。
過渡期なのかもしれません。

いやもうこんな安定など
2度と来ないのかもしれませんね。

弱肉強食、優勝劣敗。
弱者は自然淘汰される…。

それでも組織にしがみつく。
食っていくためには仕方がない。

会社の言う事は絶対だし、
上司には逆らえない。
人間辛抱だ…。

医師だって白い巨塔の世界では
こういう部分もあると思うんですね。

でも時代は変わりつつあります。

過労死。
過重労働。
残業代の未払い。
ハラスメント。
リストラ。

脱・社畜とでも言うのでしょうか?

長い物には巻かれろ…が
通用しなくなってますよね。

組織に従属していては
自分が損してしまう事も多いんですよね。

行動すべきは…
考えるべきは…
自分自身なのでしょうね。

寄らば大樹は、
大樹の方が先に倒れるかもしれません。

 

持続可能な働き方を許容できない医療業界

患者がいるから…。
患者が来るから…。

医療業界の過重労働の根幹は
ここにあると考えます。

もちろん制度やシステムの問題、
慣例や伝統なども含めて
実に多くの問題がある事は認識しています。

しかし患者がいるから、来るから、
そして応召義務が定められているからというのは
最も大きな要因ではないでしょうか。

適正配置。

患者がいるから、来るから、
それに応じて医師を配置せざるを得なくなり、
これが医師不足に拍車を掛けていて、
過重労働が避けられない状態ですよね。

急性期病院の統廃合が行われそうではありますが
オラが町の病院を無くすな…という声は大きいでしょうし、
劇的な改善はなかなか難しそうですし
相当な時間が掛かるのでしょう…。

東京医大の不正入試問題。
迷走する新専門医制度。
過労死水準を超える残業時間の上限設定。

言葉は悪いですが、
クソ真面目に身を捧げていたら
心身の崩壊を招きそうです…。

 

我が身を守るのは自分だけ?

私が医師の転職、クリニックの開業、各種の経営コンサルで
様々な先生方と腹蔵なくお話しをさせて頂いていると
素直に頭が下がるシーンは多いです。

こんな環境でも、
社会のために、患者のために、
身を粉にして働こうとしてくれていたり、
医師の使命を果たそうと
疲労困憊の中でも診療して下さっている…。

心底、応援したくなります。

ただ倒れてしまっては困るんです。
持続可能な働き方をして頂きたいのです。

残念ながら国や社会や医療機関は
それとは違う事の実現に邁進しています。

我が身を守るのは自分だけ。

客観的に見ても
現状はこのような状況ではないかと感じます。

私はここを何とかしたいのです。

早死にしたり、心身を壊す医師を減らしたい。
それを私自身、弊社のミッションとしています。

 

自分でレールを敷くキャリアプラン

その為に何が必要か?
キャリアプランを持つ事だと思うのです。

決して万能薬ではないかもしれませんが、
確実に効果はあると思います。

いざという時に飛び出せる自分になっておく。

当ブログでは再三に渡って申し上げておりますが、
キャリアプランとは…
① ライフプランをベースにしましょう。
② 中長期的な視点で考えましょう。
③自分らしさオリジナティを大切にしましょう。
この3点が重要です。

幸い働き方は多様化してきています。

スラッシュキャリアですとか、
パラレルキャリアなんてものが
もてはやされる時代になってきてます。

自分らしいキャリアプランが持つという事は
自分でレールを敷くという事に繋がるのです。

医師のキャリア革命が進むように感じています。

医局に翻弄されるのではなく、
自分らしく医局というステージを活用する。

目先の条件に翻弄されるのではなく、
中長期的なトータルで勝ち得るものを優先する。
次の年収より生涯年収を考える。

過去の慣例や常識に捉われる事なく、
自分らしい持続可能な働き方で社会貢献する。

過渡期なんだろうなあ…と思います。

これから試行錯誤しながら
いずれ落ち着きを見せるのでしょうけど
それが何年後なのかも見えてきません。

厚労省も医師会も医療機関も
あれやこれやと言うものの
ステークホルダーがあまりにも多くて
実行するのは簡単ではありません。

我が身を守るのは自分だけ。
自分らしい中長期的なキャリアプラン。

これを持ってサスティナブルワークをして下さい。
そういう仕事観がこれから益々必要になります。

それでは、また…。

 

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