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そろそろ医師のキャリア革命が必要になるかも?

2019年2月5日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを中心にして
転職、開業、経営シーンを支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
方丈記を出すまでもなく、
時代ってのはいつの世も移り変わるものなんですよね…。

本日のブログのタイトルは、
【 そろそろ医師のキャリア革命が必要になるかも? 】
といたしました。

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現状打破するキャリアプランが必要!

我が国の政府は
医師に対するリスペクトが欠けているように感じます。

医師の働き方改革は早急な対策が必要なほど
過重労働が蔓延しているのに
医療現場が回らないからとサラッと延期…。

おまけに一部の地方では
年2000時間を残業の上限とする案を出すなど
ぶっ倒れても致し方ありません…というような
愚策を出してくる有様…。

臨床研修病院でしっかり学び、
大学病院や自治体系病院でさらに多様な症例経験を積んで、
その後にようやく自分の望むキャリアを目指す。

おそらくこの段階で
30代半ばから40代半ばくらいになる訳ですよね…。

この期間…
かなりハードな働き方をするのだと思います。

臨床は当然の事ながら
主治医としての責任を持ち、
オーベンから教えを受けつつも
薄給を補填する為に休みの日はバイトしたり、
時には当直バイトに行ったり、
中には医局の都合で嫌々バイトしたり、
しかも論文を執筆し、発表し、
土日も学会などで勉強し、
オンコールで呼ばれて病院に駆けつけたりしながら
プライベートも充実する…なんて
そう簡単ではありませんよね。

もちろんどんな仕事でもそうですが、
学ぶ期間、一人前になるまでは
忍耐も必要だとは思います。

しかしそれは何年くらいと考えたら良いでしょうか?
3年?5年?10年?20年?30年?

人によって異なるとは思いますが、
一生ハードに働くってのは
なかなかできないと思うんですよね。

無理し過ぎて心身に不調を来たしても困りますし…。

ここにも医師がキャリアプランを考えておく
必要があると考えます。

自分らしいオリジナルなキャリアプラン

今すぐ動き出す必要はなく、
あくまでも将来設計としてのキャリアプランです。

〇歳になったら
こういう職場で、こういう仕事をして、
こういう日常を過ごしたいなあ…と。

こういう思考が非常に大事なんです。
備えあれば患いなしです。

医師にとってのキャリア革命!

キャリア革命!と言っても
そんなにダイナミックな変革を想定している訳ではありません。

ポイントは2つ。

① 今までとは違う新しいキャリア論
② スラッシュキャリアへの準備

①に関しては
すでに若手医師は様々なチャレンジをされてますが、
自己実現を中心としたキャリアが
今後益々増えていくように思えます。

また医師としての成長のプロセスも
複線化していくように思います。

例えば海外の大学医学部に入学するとか、
大学医局に一切関わらないとか、
今までの常識とは違うルートですね。

そのメリット、デメリットは
現段階では何とも言えませんが、
変化への柔軟性を持っておいた方が良いかとは思います。

②に関しては、
以前にスラッシュキャリアについてのブログを書きました。

医師にとってのスラッシュキャリアとは?

すでにビジネスを手掛ける医師も増えていますし、
活躍の幅は広がる一方と思います。

スラッシュキャリアとは
仕事に限定する必要はありませんから
医師としての活動以外で充実感を得られる事により
診療へのモチベーションが上がるという事も
あり得ると思うのですね。

様々なスラッシュキャリアを持つ事で
多様な領域で活躍する医師が増えるのも
有用な社会貢献ではないでしょうか?

この①、②だけに限らず、
収入源を多様化させるとか、
お金がお金を生むような投資だとか、
マンション投資は慎重になった方が良いと思いますが)
他にもいろいろ考えられると思います。

さあ転職…ではなく準備を怠らない姿勢が大事です!

私自身7~8年前から
これからの時代、
医師もキャリアプランが必要になります…と
提唱してきました。

そういう時代が益々近づいてきたように思います。

ただ勘違いして欲しくないのは、
キャリアプランを考えて転職しましょう!とか
キャリアプランを考えて開業しましょう!という訳では
全くないんです。

私はキャリアプランの検討というのは
もっと日常的なものだと考えておりまして、
別に転職だとか、開業だとか、
何か動き出さねばいけないものではなく、
将来に備えて様々な展開を考えておくという意味です。

ご自身の過去を棚卸して、
現在地点を冷静に把握して、
自分に相応しい未来を検討しておく。

その為にプライベートも含めた人生設計を考えつつ、
5年、10年、30年先をも見据えた
中長期的なキャリアプランを構築しておく。

つまりいざという時の備えなんですね。
ましてや現代では模範とするドクター人生
なかなか見えにくくなっています。

別にベテランドクターを揶揄する訳ではありません。
時代が違うんです。
変わってしまっているのです。

こうなるとオリジナリティ溢れるキャリアプランが
益々必要不可欠になっていくと思います。

しかしここで注意すべきは、
自分中心主義ではなく、
マーケットの流れを読んだり、
様々な事例を情報収集したり、
ノウハウを持つ人との人脈を作ったり、
自分自身の可能性を広げ、
多くの選択肢を持つべきと思うのです。

ご自身の可能性を客観的に把握する。
自分が持つ選択肢を冷静に検討する。

これらがあってこそのキャリアプランです。

これがやりたい!こうなりたい!というのは
あくまでも夢とか希望の話しであり、
これらを具体化するのがキャリアプランですよね。

どうやって?
様々な事例を手に入れると良いと思います。
ノウハウを持つ人脈を持つと良いと思います。

事例とノウハウが
可能性と選択肢を生み出してくれます。

ここまでくればいつ?どうやって?という
具体的なキャリアパスが描けるでしょうし、
キャリアプランが目に見えてきます。

再度申し上げますが、
転職や開業をする為だけに
キャリアプランが必要なのではありません。

大学医局に在籍し続けるとしても、
今の病院で長く勤めるとしても、
キャリアプランはご自身の人生に有効です。

そしていざという時のために
リスクマネジメントになるのです。

キャリア革命。
意外と早く迫ってくるかもしれません。

その時のために…。

転職や開業を決意してから相談するのではなく、
情報収集も兼ねて、人脈形成も兼ねて、
事前に相談をするのが良いキャリアプランを得るコツです。

それですぐに求人を紹介してきたり、
開業物件を提案してくる業者ならもうNGです。

相談じゃないし…。

でもこういう見極めができるのも
相談の良い所だと思います。

それでは、また…。

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