医師のキャリア支援 <転職・クリニック開業> はジーネットにご相談下さい!
ジーネットのSNSでの情報発信

旧態依然からの脱出 ~クリニック開業編~

2020年7月31日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

いつの時代でもそうですけど、
新時代に突入とか、
新たな時代に備えよとか、
よく言われますよね。

別に間違っているとは思いませんけど、
何でもかんでも新しくすればいいとは思いません。

でも、でもですよ、
私はキャリアや働き方や経営については
伝統、慣習、常識は大切にしながらも、
新たな展開を模索した方がいいと思ってます。
日々刷新ですね。

本日のブログのタイトルは、
【 旧態依然からの脱出 ~クリニック開業編~ 】
といたしました。

<目次>
1.クリニック開業の新旧?
・クリニックの運営
・クリニック集患マーケティング
2.ウィズコロナ時代のシステム化
・来院前に準備万端整える
・3密や人と接するのをできるだけ避ける
*まとめ

クリニック開業 オンライン診療 電話診療 メドレー 開業コンサルタント ジーネット株式会社

1.クリニック開業の新旧?

クリニックの経営を取り巻く環境は、
新型コロナの影響もあり
今までほど簡単ではなくなっています。

しかし打つ手なしか?と問われると
できる事は意外と多いように感じます。

事実、旧態依然としたクリニック開業ではなく、
患者の新たな患者ニーズに備えて
戦略的なクリニックを作ろうとするドクターは多いです。

今回はこれからのクリニック開業、
クリニック経営について考察いたします。

・クリニックの運営

好立地の開業物件。
視認性の良い立地条件。
競合クリニックの少ない開業候補地。

これらの条件は今でも有効ですが、
ただオープンすればいい時代ではなくなりました。

どのようなコンセプトのクリニックを作るのか?
他院との差別化ポイントはどこにあるのか?

今後益々求められると思います。

現状、受診控えが少しずつ戻りつつありますが、
いつなんどき同じような事が起こるか…。
こればかりは神のみぞ知る領域ですからね。

できるだけ備えを打っておきたいものですよね。

とは言え医療業界は制約が多く、
突拍子もない事ができる訳ではありません。
しかし確実に新しい波は来ていると感じます。

そのひとつがオンライン診療ではないでしょうか?
今までは賛否両論あり、
懐疑的な先生も少なくありませんでしたが、
コロナ渦で来院患者が激減し、
患者としても通院したいけどできない状況となり、
政府も期間限定とはいえ
初診からオンライン診療可と後押しをして、
助成金も整えました。

これを機会に導入したクリニック、
また現在導入に向けて準備中のクリニックは
相当に多いと思われます。

これからのクリニック運営、
果たして他にはどんな展開が考えられるでしょうか?

・クリニック集患マーケティング

美容業界や歯科は
もともとマーケティングに対して
非常に力を入れていました。

今後は医科でも広がると思います。
しかし医療機関ネットパトロールなど
ホームページですら制約がある中で
現状できる事には限りがありますね。

そもそもすでに打ち出すべき情報は
今までも打ち出しているでしょうし、
これからは新たな特徴を打ち出していかねばならないのでしょう。

私はここが肝心ではないかと思ってます。

<参考>

医療機関ネットパトロールの効果!

クリニック開業 自動精算機 受付システム 問診システム クリニック省力化 クリニックシステム化 ジーネット株式会社

2.ウィズコロナ時代のシステム化

すでに取り組んでいるクリニックさんも多いとは思いますが、
オンライン診療以外に最近増えている取り組みを
ご紹介いたします。

以前に検討したけど
その段階では取りやめたとか、
いずれ検討しようと思っていたけど
今はその時かもしれないとか、
すでに導入済みだけども
さらに使い勝手の良い新製品への変更を検討しているとか
様々なパターンがあるかと思いますが、
いずれも知っておいて損はありませんね。

なかには当時よりも
だいぶ安くなった…なんてものもありますので。

・来院前に準備万端整える

コロナ渦での受診控えは、
人に移す、移される事を敬遠したという事でしょうから、
できるだけクリニック内にいる時間を
減らしたいと考える患者は少なくないと思います。

その意味では予約システムを導入し、
予約時間通りに来院してもらい、
できるだけ短時間で診察を終えるという
仕組みを作ってあげるのは
患者にとっても有難い事です。

弊社も数社の予約システムの会社とお付き合いがありますが、
費用も、機能も、運用方法も
結構異なるものです。

自院の診療の流れと合わないものを選ぶのではなく、
マッチしたシステムを選ぶのがいいですね。

また問診システムの導入も同じ効果があります。
問診票を書いている時間、
これはクリニック内で行うものですから
この時間を削減するには問診システムは最適です。

予約システムと連携させれば、
予約を取りながら
そのまま問診票も書けてしまうのですね。

これによりクリニック内の滞在時間が少なくなるとともに
実はクリニック側の効率化にも繋がりますね。

来院時には、
予約、問診をシステム化した事によって
診察をする段階で電子カルテに
必要な情報が入っているのです。

どうしましたか?からスタートするのではなく、
主訴は明らかな訳ですから、
いきなり診察がスタートできます。

医療事務の業務効率も高まり、
患者のニーズも満たす。

こういった仕組みなどは
ホームページに謳えると
集患マーケティングとしても有効ではないでしょうか?

・3密や人と接するのをできるだけ避ける

受付、診察が効率化できれば、
最後は会計についても検討するのがいいですね。

昨今では一般のお店でも
現金はトレーに入れて
やり取りをするようになっています。

またカード決済やスマホ決済なども
利用頻度が高くなっています。

すでに病院では自動精算機を導入済みのところも多いですが、
ようやくクリニックでも購入できる価格の機器が出始めました。

まだ少し高いですけど、
それでも数年前と比較すれば
1/3、1/5くらいまで下がってきています。

電子カルテとの相性の問題はありますが、
システム間の連携ができるのであれば
受付が現金を触らないで済みますし、
電カルからデータを飛ばして
あとは患者さんが自分で決裁をするだけです。

現金でもカードでもスマホでもいいのですね。

高齢者にはサポートが必要かもしれませんけど、
コロナ対策としても、
業務効率を高めるという点でも
一石二鳥の効果が発揮できるのではないでしょうか?

ただここで気を付けねばならないのは、
ポイントは電子カルテであるという事です。

システム上の連携が取れなければ、
結局、単体での運用となりますし
それは人の手を介して行われますので、
業務効率が高まりません。

昨今ではクラウド型の電子カルテの信頼性が高まり、
またサーバー型の電子カルテよりも
他社製品との連携に積極的に取り組んでいるようです。

患者が来院して、診察を受けて、
クリニックを去るまでの一連の流れを
いかにしてウィズコロナの時代に適したものとするか?

その上で業務効率を高めて、
患者がクリニックの中に滞在する時間を減らし、
人と人が接する時間を少なくするか?

延長上にはAI診断などもあるかもしれませんが、
個人的にはまだしばらくは
患者は医師に診てもらいたくて来院すると思ってますので、
その辺りはもう少し先でしょうか。

<参考>
クリニック経営論。上手く行ってるクリニックはここが違う!

クリニック開業 古い開業支援 クリニック運営 クリニック経営 医院開業 ジーネット株式会社

*まとめ

きっと賛否両論あると思いますし、
誰もが必ずしなければならないものではありません。

ただ旧態依然を打ち破るって
やはり新しい事をすべきだと思うんです。

何かを導入して飛躍的に良くなるなんて
そんな甘いものではないですけど、
導入した後にさらに試行錯誤して、
より良くする為にはどうすべきか?と
問い続ける事でブレークスルーするのではないでしょうか。

オンライン診療
予約システム
問診システム
自動精算機

そしてその前提となる電子カルテ。

現在、課題と感じている開業医の先生や、
これから開業を検討している先生には
是非とも検討して頂きたいです。

ただ業者さんには良いところもあれば、
悪いところがあるのも世の常…。

私どもが信頼できる業者さんは
お問合せ頂ければお繋ぎします。

それでは、また…。

*ジーネットTV 動画も続々アップしています!

医師キャリア相談

<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
ジーネット株式会社 コーポレートサイト
医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>が運営する医師向け情報提供サイト
ジーネット株式会社 <公式> twitter
ジーネット株式会社 <公式> facebookページ

いいね!と思ったら下記もポチ!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ

診療圏調査バナー