おはようございます。
医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
もし週休3日制だったら…って
考えたことはありませんか?
私はあります(笑)。
しかも弊社内では「いつか」週休3日制にしたい!と
社員の前で断言しています。
本日のブログのタイトルは、
【 週休3日制の導入を検討してみる!? 】
といたしました。
<目次>
1.バラ色の週休3日制?
・もし世の中が週休3日制になったら?
・もし医療機関が週休3日制になったら?
2.令和の働き方、ウィズコロナ時代の働き方
・昭和や平成を完了させよう!
・ウィズコロナ時代の働き方の理想像?
*まとめ
目次
1.バラ色の週休3日制?
日本人は働き過ぎだと
世界から言われています。
猛烈に働く人が多く、
少し景気が悪くなるとすぐに
だから猛烈に働かなきゃいけないんだと
猛烈に怒る人もいますね。
ホント猛烈以外の選択肢がない…。
そうじゃないと思うんです。
そんなことを言ってるから
働き方先進国になれず、
過重労働や過労死がいつまでも問題となるんです。
働く事が好きな人は
兼業、副業をすればいいのですよね。
もしくは個人事業主となって
死ぬほど働くのを楽しめばいいんです。
週末起業なんて言葉もあるように、
休みの日は別の仕事をすればいいのです。
いや職場に複数の雇用形態があっても良いと思います。
週休2日の人、週休3日の人…と。
そんなにすぐにできるとは思いませんけど、
私は週休3日制を提唱します。
って私が提唱したところで…(苦笑)
・もし世の中が週休3日制になったら?
週休3日制になったら
働く人の多くが喜ぶと思います。
経営者は地団駄を踏むかもしれませんが…(笑)。
猛烈に仕事が好きな人は途方に暮れるかもしれません。
職種や業種によっても
その影響は異なるのでしょうけど、
思い切って導入してもいいんじゃないかと思うのです。
少なくとも選択肢を提示できるといいですね。
すでに我が国でも一部の企業は
週休3日制を導入していますし、
なかには週休4日制を導入している企業もあるそうです。
こういった企業が
週休2日制の企業よりも業績が悪いか?といえば
そんな事はないと思われます。
どうでしょうか?
週休3日制を少しずつ広めていき、
働きたい人は兼業や副業、週末起業などで
自らの休みを自分でコントロールする。
経営者は手腕を発揮して、
週休3日制を敷いても
業績が変わらない、
むしろ伸びていくような体制を作る。
おそらく早期に週休3日制を導入すれば、
それだけ優秀な人間が集まり、
現社員のモチベーションが上がり、
採用も有利になり、
意外と好結果に繋がりそうな気もします。
弊社は2030年までに
週休3日制を導入できるように
頑張っていく所存です(笑)。
・もし医療機関が週休3日制になったら?
能天気な事を言ってんなよ。
医療機関じゃ絶対に無理だし…と
思われた方は多いと思います。
ただでさえ人手不足の中、
医師不足、看護師不足でもあり、
患者は押し寄せてくるし、
医療業界では100%無理だよ…と
普通は思いますよね。
確かに超が付く程に難しいとは思います。
国家戦略が変わらねば
医療業界全体が週休3日制なんて
やっぱりあり得ないと思うのです。
でも、もし、どこかの、
結構それなりに大きな病院が実施したら…なんて
想像してしまうのです。
もしですよ、
500床クラスの大きな病院が
週休3日制を導入したらどうなるでしょうか?
収入はそのままで、
上手くシフトを組んでいけて
患者には全く影響が出なかったとしたら?
まず考えられるのは、
医師や看護師など
医療従事者が相当に集まるのではないか?という事です。
売り手市場が買い手市場に変わるほどに
相当の応募が見込まれるように思います。
医療従事者が潤沢に在籍すると
外来は常にフル稼働できるでしょうし、
病棟管理も相当に手厚くできるのではないでしょうか。
その上で忙しくてできなかった事が
ごく普通にできるようになり、
新たな医療サービスを提供できるようになり、
患者満足度は上がり、
さらに患者も集まってくる。
経営的にも充分に成り立ち、
他の病院も真似をしたりしませんかね?
はい、非現実的だとは思います。
そんな言うほど簡単ではありませんよね。
でも理想を語っていくと
少しずつ現実に近づいたりしませんでしょうか。
病院が無理でも
クリニックなら可能性はありませんでしょうか?
もし先頭を切ってスタートする医療機関があったら
何だかワクワクしませんか?
夢物語を語っているのは
百も承知なんですけど…。
<参考>
持続可能な医師の働き方とキャリアプランの活かし方!
2.令和の働き方、ウィズコロナ時代の働き方
24時間戦えますか?という
昭和スタイルの働き方って
月月火水木金金とほぼ同じだと思うんです。
こういう先人がいてくれたから
現在の我が国は先進国の仲間入りをしたというのは
間違いのない事ではあります。
過去は変えられませんし、
実際に好結果が出ているのですから
それでいいです。
ですが私たちは
いつまで昭和的価値観を
引きずらねばならないのでしょうか?
未来は変える事ができるんです。
仮に週休3日制を導入しても
週休2日制と同様の結果を出せばいいだけですよね?
昔は週休1日だった…なんて言われても
今の若い方から見れば
なんて嫌な時代だ…としか思わないんじゃないでしょうか。
発想の転換をしないから、
旧態依然とした価値観に縛られたままだから
日本経済は落ち込んでいるとは言えないでしょうか?
・昭和や平成を完了させよう!
働き方の問題だけじゃなく、
昭和や平成の価値観は転換すべき時が
来ているように感じます。
もちろん全てを変えろなんて話しではなく、
よい所はそのまま残し、
現代では通用しなくなっているものを変える。
もっと良い日常。
より良い生活。
そのために変えるべき所は変えようという
お話しです。
変えた方がいい所はたくさんありますよね。
ただ変えたくない人も少なくないでしょう。
でも変えない事がリスクになっていたり、
若い人の希望を失わせていたり、
未来に絶望しか感じないようであれば
権力を持っている人が率先して
変えていくべきではないでしょうか?
医療のように
労働集約型の産業では、
休診にすれば売上は減るし、
休診にしないならマンパワーがより必要ですし、
そんじょそこらの工夫では
実行に移せないのは確かです。
ただ今すぐに実行するのではなく、
例えば5年後、10年後に実行するために
今から策を練ってみるのはいかがでしょうか?
若い方々を巻き込んで、
今までにない働き方を
世に問うのは非常に価値のある事じゃないかと考えます。
実際にそういう世の中になるかどうかは別としても…。
・ウィズコロナ時代の働き方の理想像?
アフターコロナ時代となって
今までとは異なる生活スタイルが
求められるようになりそうです。
ソーシャルデフィスタンスや
マスクの着用、手洗いや消毒液の利用など
わかりやすい対策は実施するとして
そもそもの暮らし、働き方については
まだこれから模索していく事でしょうね。
社会全体の流れや
組織のルール化などは
抗うだけ損ですし、
上手く波に乗るしかないと思います。
問題は自分自身ですよね。
自分らしい生活。
自分が望む働き方。
その実現可能性。
突拍子もない実現可能性のないスタイルを望むなら
それは相当のチャレンジングになると思われます。
しかし常識の範囲内であれば
知恵と工夫そして人脈を使えば
実現可能性はあると思うんです。
問題はその根本。
自分が望む姿が意外と見えていない事なんですよね。
これは何度も何度も
自分自身と対話しなければならないと思います。
見えてきても違うものですし、
しばらくはこれでいいと思っても
数年も経てば変わっていくものですからね。
これから社会や所属組織がどう変わっていくのか…。
まだ見えておりません。
おそらく週休3日制にするなんて事には
まずならないでしょうね(苦笑)。
むしろ業績を悪化させている所が多いので
給与カット、賞与カットなど
厳しい状況に追い込まれるケースは少なくないでしょう。
でもだから転職という安易な発想ではなくて、
いつでも飛び出せるように
まずは自分自身の心地良さを探しておいた方がいいですね。
私はウィズコロナ時代の働き方は
主導権を組織に譲り渡すのではなく、
自分自身が握っていく事が肝要ではないかと考えます。
つまりライフプランをベースにした
キャリアプランを持っておくという事ですね。
<参考>
30代まではキャリアドリフト、40代以降はキャリアプランという医師の将来設計!
*まとめ
今回は週休3日制という
突拍子もない事についてテーマを定めましたけど、
本当に週休3日制が良いのかは
私にもわかりません。
多くの人が週休2日制に慣れている以上、
そのままの方が良いかもしれない…。
ただこういうところから考えていくべきと思うのです。
40年~50年働くのですから
バーンアウトしてはいけません。
モチベーションを高位安定で保ち、
充実した毎日を過ごすためには
どんな働き方が望ましいかを考えた方がよいですよね。
医療機関もコロナ渦で
経営が苦しい所も少なくないようです。
万が一倒産したり、
M&Aされたり、
給与や賞与をカットされたりする可能性は
ゼロではないと思うのです。
だからこそ今のうちに
自分が本当に望んでいる生活や
働き方は何だろうか?と考えておき、
自分らしいキャリアプランを用意してはいかがでしょうか?
それでは、また…。
<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
・ジーネット株式会社 コーポレートサイト
・医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>が運営する医師向け情報提供サイト
・ジーネット株式会社 <公式> twitter
・ジーネット株式会社 <公式> facebookページ