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医療系紹介会社(エージェント)

常勤の転職支援はできず定期非常勤やスポットばかりの医師転職エージェントの実態とは?

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おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

人材紹介業って
参入障壁が低い業界です。
ですから次々と新規参入してくる会社があります。

それ自体は業界の活性化にもなりますので
別に問題はないんですが、
医療って専門的な業界ですし、
医師はその中でも超の付く専門家なんですよね。

ただ儲かりそうと思って参入しても
そう簡単には上手く行かないんですよね…。

本日のブログのタイトルは、
【 常勤の転職支援はできず
定期非常勤やスポットばかりの医師転職エージェントの実態とは? 】

といたしました。

<目次>
1.医師転職エージェントの成れの果て
・医師から看護師、薬剤師に転換
・常勤から定期非常勤、スポットに転換
2.そして常勤はできなくなっていく…。
・時間と手間を掛けられない事業設計
・楽して稼げる方向へ転落

*まとめ

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1.医師転職エージェントの成れの果て

別に長くやってればいいってものではありませんが、
安易に新規参入して、
転職エージェント業界の評判を貶めるような事は
同業の人間としても許し難いです。

随分昔から医師を対象にして
人材紹介業界に参入してくる会社は多いのですが、
5年も持たずに撤退するケースが大半です。
いやもっと短いケースも多いです。

そうでなかったとしても…

・医師から看護師、薬剤師に転換

医療業界の職種で
転職支援をしようと考えて
最も難しいのはどの職種だと思われますか?

答えは簡単ですよね。
当然「医師」です。

転職エージェントというのは
一種の仲介業ですから、
医療機関から求人を集めて
医師から転職サポートの依頼を受けねばなりません。

元々圧倒的な売り手市場だった
医師の転職マーケットですが、
コロナ禍では買い手市場になっていますけど
どちらが大変かと言えば
やはり絶対的に医師からご依頼を頂く方です。

医療機関から求人を集めて、
それをサイトに掲載すれば
医師も集まってくるだろう…なんて甘い!甘すぎる。

結果的に医師が集まらずに、
売上が上がらずに、
このままではマズい、撤退だ…となって
慌ててエムスリーさんや日経メディカルさんや
メドピアさんやケアネットさんなど
医師の会員を多数抱えている会社さんのポータルサイトに
多額の費用を掛けて求人を掲載したりするのですね。

ところがこれらのポータルサイト上には
数多くの転職エージェントがすでに参画しており、
後発組が簡単に医師から問合せを頂けるほど楽ではありません。

上手く問合せが来ても、
すでに同業他社の数社にも声を掛けており、
よほど飛び抜けたスキルや情報や求人を持っていない限りは
スムーズに話しが進む事はありません。

ただでさえ人件費や家賃や営業費用が掛かっている上に
かなり高額なポータルサイトへの宣伝広告費が嵩めば
それだけ必要になる売上は上がっていくのですね。

でも、ここまでして、売上が上がらなければ…。

別に他社さんがどういう方針で
どんな事業を遂行しようと
私などがあーだこーだという権利はないのですが、
医師がダメなら看護師、薬剤師でどうだ?と
コレまた安易に考えて転換するのですね。

医師、看護師、薬剤師、すべてできます!なんて会社は
このパターンが多くて、
結果的にはどれも上手く行かない…。
数年後に撤退…というケースを今まで数多く見てきました。

医療業界を舐めてますよね。
看護師、薬剤師だってそんなに簡単ではありませんし、
そもそも医師ができなければ
看護師、薬剤師に転換するなんて
あまりにも発想が貧困です。

そこに医療に対する思いなんて欠片もなく、
儲けるはずが儲からずに
いかんともしがたく儲ける先を変えた…だなんて
何をやっても通用する訳がありません。

リクルートメディカルキャリアという会社があります。
もちろんリクルートグループの1社であり、
医療系の転職支援業界では
大手の部類に入るエージェントですが、
もともとは医師、看護師、薬剤師と
トータルで人材紹介をされてたのですが、
今は看護師さんのサービスは終了し
医師と薬剤師のみとなっているようです。

人材紹介以外にも求人広告や
採用代行サービスなどもされているようですが、
私の耳には大変苦労されてる話しが入ってきますね。

内情まではわかりませんけど、
看護師を終了した背景には
そんなに簡単ではないという事実があり、
リクルートグループさんですら終了せざるを得なかった事には
考えるべきヒントがあるのではないでしょうか?

ちなみに弊社は医師が中心ですが、
稀に看護師さんなど医療系の他職種も
お受けする事があります。

それでも90%以上、いや95%くらいでしょうか、
ほとんど医師だけですので、
たまに看護師さんの転職をお手伝いする時には
ちょっと新鮮な気分で行っています。

・常勤から定期非常勤、スポットに転換

医師から看護師、薬剤師に転換するのもどうかと
個人的には考えていますが、
もうひとつよくあるパターンとしては、
もともと常勤中心で行っていたのに
医師からの問合せが入らず、
また話しが進んでも常勤は時間も手間も掛かるしで、
早々に諦めて定期非常勤やスポットに移行するパターンです。

これなども事前のリサーチ不足ですし、
もっと言えば担当の力量不足でもあるのですが、
実はこのパターンの転職エージェントは非常に多いです。

ひと言で申し上げれば、
医師という職業を理解していないという証明ですし、
楽して稼ぎたいという魂胆が見え見えです。

私に言わせれば常勤ができてナンボだと思うのですよ。
転職エージェントの価値というのは。

しかしサイトの力だけで
担当コンサルタントの力量が問われない
定期非常勤やスポットに転換していく。

別に悪い事ではありませんけど、
これでは医師の転職エージェントです!と
胸を張ることはできませんよね。

実際に常勤ができる担当コンサルタントは
思いのほか少ないのです。

それだけの知識や経験やスキルを持っている人はほとんどおらず、
求人を右から左に流すだけのバイト案件ばかり行う。

能力がないからバイト案件に逃げる。
バイト案件ばかり行うから能力が身に付かない。

いずれにしても残念な話しです。
しかしこういう医師紹介会社は大変に多いのです。

つまりこういう会社に常勤の転職を依頼しても
上手く進む可能性は低いです。

ちなみに弊社は医師の常勤が中心です。
7~8割が常勤となっています。

常勤ができてバイト案件ができないという事はありません。
ところがバイト案件ができても
常勤ができるという事にはなりません。

常勤の転職支援ができるかどうか?
ここが医師の転職エージェント選びのひとつのポイントになりますね。

できないものはできない。
売り手市場で面接に行けば内定が出る時代ならいざ知らず、
コロナ禍の厳しい状況の中では
担当コンサルタントの力量は強く求められるようになっています。

弊社には大手紹介会社に依頼したけど
一向に話しが進まず、
本気でエージェント探しをして
辿り着いて頂けるドクターが増えています。

<参考>
他にまともな情報提供をしている
エージェントがなかったので相談しました…という医師の有難いお言葉。

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2.そして常勤はできなくなっていく…。

医師から看護師、薬剤師に転換。
常勤から定期非常勤やスポットに転換。

この両パターンの転職エージェントは多いです。
そしてこういうエージェントは
医師の皆様にとって、
転職をサポートする立場としては
非常に望ましくないと私は考えています。

・時間と手間を掛けられない事業設計

経営とはキャッシュフローです。
黒字であろうが、赤字であろうが、
キャッシュが止まったら事業は継続できません。

ですから潤沢なキャッシュさえあれば、
変な話しですけど売上がなくたって
事業は継続できるのですね。

逆にキャッシュがなくなれば、
例え黒字を続けていても
支払いができずに倒産となる訳ですね。

これは開業医を目指す先生は
最初に頭に入れておかねばならない事ですが、
どんな事業だって同じです。

医師紹介会社も同様です。

私の見るところ、
医師紹介会社を立ち上げるパターンは概ね2種類です。

新規事業としてイチからの立ち上げと
すでに他で事業を成功させていて
領域を広げるパターンです。

前者は資金に余裕がありませんから、
早急な立ち上げを目指します。

後者は大企業であるケースも多いですが、
資金に余裕はあるので多額の宣伝広告費を掛けて
一気に市場を取りに来ますが、
思うように行かないと撤退も早いイメージがあります。

某大手さんなどは
参入→撤退→参入→撤退→参入を繰り返しています。

その度に担当者が入れ替わっているようですし、
何をやりたいんだか…よくわかりません。

多くの医師紹介会社がこのような状況ですので
早期の事業立ち上げを目論みます。

ところが医師の常勤の転職は
うまく決まったとしても
早くて数か月から半年、
長いと1~2年後に入職というケースもありますよね。

医師紹介会社のフィーは
入職してからの請求となりますので、
この間を待てないんです。

すぐの売上が欲しいんです。
だってキャッシュを増やさないと
会社が潰れてしまうんですもの。

またそもそも常勤を決める事のできる
担当コンサルタントはそうはいません。

定期非常勤やスポットなら
求人を案内するだけでも決まりますけど、
常勤の場合はその数倍の知識や経験や
時間や手間が掛かってきますから、
素人が手掛けてもなかなか決まらないのですね。

だからノルマとKPIで詰めて、詰めて、
何とか売上を上げさせようとするわけですが、
これが強引な営業であったり、
焦りを生む事になり、
さらに決まらなくなるのです。

つまり多くの医師紹介会社は
そもそもの事業設計の段階から
常勤ができないように仕組まれているのです。

そりゃそうです。
医療業界のことも、医師のことも、
大して知らずに参入してきているのですから。

ですから常勤の場合は
転職エージェント選びは慎重に行う必要があります。
定期非常勤やスポットはまだいいとしても、
それでも常勤メインで動いている担当者なら
確実に決めてくれると思いますけどね。

結局は会社も担当者も質なんです。
知識、経験、能力ですね。

・楽して稼げる方向へ転落

医師から看護師、薬剤師へ。
常勤から定期非常勤やスポットへ。

こうならざるを得ない理由が
ご理解いただけたかと思います。

私、最近思うのですが…
どうもビジネス界、つまり企業は
楽して稼ぐ方向に進み過ぎている感じがして
疑問なんです。

そりゃ効率は良いに越した事はありませんし、
社会環境は厳しくなる一方ですので
どこの会社も大変なんだとは思うんです。
もちろん弊社だって大変です。

しかしビジネスには美学であったり、
倫理観や正義感が必要不可欠なはずなのに
決定的に欠けてきている感じがしてしょうがないです。

グローバリズムがやってきて
弱肉強食の社会になって
勝者総取りになって
ビジネスマンの感覚が壊れてしまったのでしょうか?

事業は永続を目指すべきですし、
人様や社会のためにあるべきだと考えてます。

ですけど自社だけ儲ければ
他者に迷惑を掛けてもよいとか、
できないことをできると謳う宣伝広告をするとか、
ありもしないダミー求人で医師からの問合せを得ようとか、
まあ医師紹介会社だけの話しではないんですけど
何か大切なものを見失っているような気がするんですよね。

まあ私ごときは
そんな偉そうな事を言える分際ではありませんが、
会社としては「理念」、
個人としては「信念」、
こういうものをもう1度見直すべきではないでしょうか。

昔からそうですけど、
転職エージェントなんて
ひとつ間違えれば「口入れ屋」とか、
「人さらい」とか「人買い」とか「手配師」とか、
今では職業安定法で禁止されてますけど、
そういうものと同一視されかねない仕事だと思うのです。

ですから余計にモラルが重要と考えます。

楽して稼ぐのではなく、
医師や医療機関に対して
どんな価値を提供するのか?

そこを突き詰めていかないと
フィーを頂く意味がなくなってしまいますよね。

仲介業者というのは
そこに付加価値を付けるからこそ存在価値があるのです。

ただ右から左に求人を流すだけの仕事では
ただの中抜きにしかなりません。

実際そう思われている方は少なくない訳です。

私はこの付加価値こそがフィーの源泉であると思いますし、
表面的な美辞麗句だけではなく、
実態としてどんな価値を付加しているのか?
問われるべきはここであり、
それこそが存在意義であり、
存在価値のはずですよね。

やはり真っ当な商売をしなきゃいけませんね。

<参考>
医師の転職エージェントよ目覚めよ!求人をダシにし続けるな!

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*まとめ

コロナ禍となり
時代は混迷を深めています。

思った通りになんて
なかなか行かない訳ですけど、
過去のビジネスの慣例や仕組みは
もう通用しないと考えた方がいいでしょうね。

何で勝負するのか?
何をアピールするのか?

医師の転職エージェントは
今まで「求人」だったわけですが、
すでに通用しなくなりつつありますし、
これからは益々通用しなくなるでしょう。

それでも求人にしがみつくなら
撤退はそう遠くないように思います。

ダミー求人で引っ掛けたり、
嘘の非公開求人を出したり、
スカウトの手紙を送ったり、
強引に入職させようとしたり、
営業手法は悪化の一途を辿るようにも思えます。

私どもはそんな会社とはぶっとい一線を引き、
どこに出ても恥ずかしくない紹介業を行ってまいります。
だってコンサルティング力で勝負できますから。

それでは、また…。

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