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2022年の春に新天地を目指すドクターの皆様が「得する」戦略的な準備・計画とは?

2021年2月22日by gnetdoctor

おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

準備や計画というのは
何をするにしても絶対に必要だと思ってます。

私自身、何か物事が上手く進んだときは
だいたいしっかりとした準備や計画がありました。

逆に準備や計画がない
思い付きの行動はやはり失敗確率が高いのですね。

まあたまには幸運もありましたけど、
できることなら主体的に準備や計画をして
より良い人生を作り上げたいですよね。

本日のブログのタイトルは、
【 2022年の春に新天地を目指すドクターの皆様が
「得する」戦略的な準備・計画とは? 】

といたしました。

<目次>
1.転職は手段であって目的ではありません。
・今回の新天地の目的は何ですか?
・キャリアの4ステップを踏襲した医師の転職手法
2.転職スケジュールは万全ですか?
・次の職場探しより大事なもの
・スケジュールの前に必要なキャリアプラン
*まとめ

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1.転職は手段であって目的ではありません。

2021年2月現在ですが、
すでに2022年4月の新たな職場を探す医師から
キャリア相談をお受けしています。

え!そんなに早いの?と思われる方もいるかもしれませんが、
今すぐに動くわけではないんです。

まさに準備と計画です。

実際に転職支援のご依頼を頂いた先生には
それぞれのご勤務先の退職の申し出のスケジュールに合わせて
〇月頃に動きだしましょうとアドバイスをしています。

転職とは個別的なものです。
現状を把握し、
その上で現状に合わせたスケジュールを組みます。

すでに来春の新天地を目指す先生方、
複数名からご依頼を頂いてますが
現状把握の後にしているのは、
キャリアプランを話し合ったりですとか、
ご自身の希望は叶うのか?
妥協する必要はあるのか?など
いざ転職活動を始める際に
事前に決めておくべき方向性についてなのですね。

その中でも相当に重要な要素が「目的」です。

転職は目的を実現する為にすべきです。
そして転職自体はあくまでも手段なのです。
転職すればバラ色の未来が待っているなんて幻想です。

まずは「目的」を明確にすること。
その上で手段となる転職をすべきかどうか?

もし転職以外に目的の実現可能性があるならば
敢えて転職をしないという判断も成立します。

目的=キャリアプラン。

この点を明らかにするために
キャリア相談をさせて頂いているのです。

・今回の新天地の目的は何ですか?

そろそろ転職を考えるかな。
何かいい求人はないかな?
高条件のオイシイ求人はないかな?

このような事を考えて求人サイトを見たり、
エージェントから送られてくる求人をチェックしたり。

申し訳ありませんが、
このような行動をするというのは
医師の転職エージェントの毒牙に掛かっています。

売り手市場から買い手市場に変わったこれからは
転職活動をしても相当に苦戦することが予想されます。

これは断言いたしますが、
医師の転職エージェントはこれから倒産が増えます。

もしくは対象を変えてきます。
医師を止めて
看護師や薬剤師や介護系にシフトします。
もしくは医療を諦めて
他の業界の転職支援をするでしょう。

業界トップのエムスリーキャリアさんは
さすがに生き残っていくでしょうが、
2番手、3番手は相当にキツイでしょうね。

それ以降の中堅どころ、10番手くらいまでの中で
ひとつ間違ったら
半数くらいが事業を撤退するかもしれません。

なぜなら求人を集めて、
求人で医師を釣り、
医師の力で内定を出し、
無理やり押し込むという手法が
もう通用しなくなるからです。

そもそもこんな低レベルの転職支援をしているのは
転職エージェント業界全体の中で
医療業界くらいです。

他はもっとまともですし、
医師の転職エージェントでまともなのは
もともと数社しかなかったのです。

医師や医療機関から直接情報を得ている私としては
このような未来が迫っている事を痛切に感じています。

ですから先生方も
これからは宣伝広告ばかり上手いエージェントは
段々と頼れなくなっていくのです。

医療機関は採用基準をグッと上げていますし、
1件の求人に複数名のドクターが応募する状況です。

買い手市場には
買い手市場ならではの転職の仕方があるのです。

益々キャリアプランの重要性が高まります。

条件で転職することは厳しくなります。
ビジョンが合致しないと高条件は得られなくなります。

そろそろ転職を…と考え始めた時には
求人をチェックしている暇などありません。

まずなぜ転職したいのか?
転職をする事で何を得たいのか?

つまり転職の「目的」を明確にしなければなりません。

高条件の求人どころか、
今の待遇を下げても
転職先がなくなるかもしれない時代なのです。

条件を上げるのが目的なら
医師の魂を売らなければならないかもしれません。

キャリアプランを明確に持ち、
医療機関の経営方針と合致するならば
条件は自ずと上がっていくのですけどね…。

売り手市場の頃とは
転職の仕方を変えねばならないのです。

・キャリアの4ステップを踏襲した医師の転職手法

私はすでに10年も
キャリアプランの重要性を訴えてまいりました。

ご関心を持って頂けない方もいらっしゃるでしょうけど、
最近ではかなりキャリア相談も増えてきており、
少しずつ浸透している手応えを感じています。

まして求人に主導権を握られた転職活動では
思うように進まなくなっている昨今、
さらにキャリアプランの価値は高まっています。

ここ最近は頻繁に書いておりますが、
このキャリアプランを具体的に検討する際の手順として
私は「キャリアの4ステップ」という概念を打ち出しました。

①キャリアドリフト
②キャリアアンカー
③キャリアプラン
④キャリアパス

この順序、流れが大事です。

キャリアドリフトで多様な経験をして、
自分ならではの譲れないもの、価値観を知り、
キャリアアンカーを手に入れる。

このキャリアアンカーを実現するために
キャリアプランを構築します。

キャリアプランで方向性が定まれば、
それに応じたキャリアパスを
複数ルート見つけていきましょう。

この順序を意識すると
漠然とキャリアプランを考えなきゃな…というところから
自ずとキャリアプランが見えてくるレベルに
ジャンプアップできると思います。

売り手市場なら
医師は求人を選ぶだけで良かったんです。

でも買い手市場になって
医療機関が医師を選ぶようになってきてますから、
選ばれる医師はビジョンが明確で
ここで何をしたいのか?が明らかな医師となります。

これからキャリアプランはさらに必要性が高まります。

<参考>
医師の転職スケジュールは一般とは異なります!

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2.転職スケジュールは万全ですか?

ここまで医師の転職シーンの最新事情や
変わりつつある医師転職マーケットについて
お話しをしてきました。

ここからは転職スケジュールについて考えます。

とにかくまずはブレない目的をしっかり持つこと、
つまりキャリアプランを明確にするのが良いです。

ここが定まったら
次はスケジュールについて考えましょう。

・次の職場探しより大事なもの

これも当ブログでは何度かお知らせしてきた事ですが、
医師の転職においては、
次の職場を探すことよりも
今の職場をどう退職するかを
優先して考えたほうが良いと考えています。

実際に今まで転職支援をしてきた先生方を見ても、
次の職場をどこにしようか悩むことはあっても
次の職場が見つからないということは
ほとんどありませんでした。

ところが今の職場との退職交渉に苦戦して、
仕方がないから残るか?とか、
急にオイシイ派遣先病院を提案されたとか、
次期教授候補だとか
もう少しで講師になれるのに…と
出世手形をちらつかされたとか、
いろ~んな言葉で懐柔して引き留めに合うことは多いです。

少しでもこじれると
この県では医者として仕事をできなくしてやろうかとか、
次の病院に連絡して内定を取り消してやろうか…などと
かなりヒドイ言葉を投げつけられるケースもあるようです。

ここまで来ると退職代行サービスなどを手掛ける
弁護士に入ってもらわざるを得なくなりますね。

まあさすがにレアケースではありますが、
通常はちょっと有能な転職コンサルタントのアドバイスで
普通に退職できるケースが多いです。

有能なコンサルタントが少ないのが問題ですが…。

私の今までの経験上で言いますと、
大学医局や自治体病院を退職する際には
6か月~1年の期間が必要なことが多いです。

民間病院ですと
3か月~6か月くらいでしょうか。

あくまでも一般論ではありますが、
医師が転職活動をして
次の職場に掛かる期間は
だいたい2~3か月程度です。

もちろん診療科目によって、
地域によって、希望条件によっては
もう少し掛かる場合はありますが、
私が医師の転職支援をする際には、
退職のスケジュールに合わせて
次の職場探しをすることが大半なんです。

ですから医師の転職スケジュールを考えるなら
むしろ退職スケジュールがどうなるのか?
こちらのほうが重要なんですね。

以前、大学教授の転職をお手伝いした事があるのですが
この時は、もう後任を育てているから
いつでも辞められるんだ…とおっしゃってました。

こういうケースはごくごく稀ですよね。

民間病院はそんなに問題となるケースはありませんが、
大学医局や自治体病院の場合は、
医局長や教授、院長との交渉が何度もあり、
これは結構な時間が掛かります。

なおかつどうしてもストレスとなりますし、
なかにはもう転職は諦めようか…と考えてしまう
先生もいらっしゃるのですね。

もちろんそういう決断をされるなら
それは致し方ないのですが、
そもそも根底には退職したい理由があるはずです。

退職スケジュールに合わせて
次の職場探しのスケジュールを考えたほうが良いこと、
心折れそうな時も「理由」と「目的」を見失わずに
デタミネーションを持つこと。

この2点は物凄く大事なんですよ。

・スケジュールの前に必要なキャリアプラン

「理由」と「目的」。

どうしても耐えられない理由があるから
退職を決意し、転職を検討し始めたわけですよね。
そして次の職場に行く「目的」があるはずですね。

これはキャリアプランに内包されていると思います。

だからこそ転職を検討し始める際に
キャリアプランが大事なんです。

「理由」と「目的」を確固として持っておかないと
思うように退職交渉が進まない時に
諦めてしまうケースがあるんです。

でもだいたいこういう場合は、
続けたけどやっぱりダメで、
翌年にもう1度転職活動をしたりします。

この時には「理由」と「目的」が強くなり、
上手く転職するんです。

医師人生は誰のものでもなく、
ご自分のものですから
自分で道を切り拓かなきゃいけません。

この時に必要なのが
キャリアプランであり、
キャリアの4ステップなのです。

<参考>
医師の転職シーンにおけるありがちなトラブル!?

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*まとめ

医師の転職マーケットが買い手市場になり、
今までのように転職は簡単なものではなくなってきています。

大手の転職エージェントで全然決まらずに
本気でエージェント探しをして
弊社にお越しになる先生がとても増えています。

求人を右から左に流すだけのエージェントでは
もう通用しなくなっているのですね。

先日、某大手医療法人グループの
医師招聘担当の方と話していた時に、
この話題になりました。

もう2番手、3番手から中堅くらいの
よく宣伝広告を見掛けるエージェントは
全然決まらなくなっているようですよ。

エージェントの担当者が
医療の事を全然知らないし、
医師との関係性も薄いし、
正直、会話がかみ合わないそうです。

これじゃ決まるわけがありません。

おそらく先生方も
今までとは違う…と
転職するのは今までよりも大変そうだ…と
気づかれている方が多いようです。

なぜ私がそう思うか?

今日は2021年2月22日です。
すでに弊社には2022年4月の新天地を目指す
転職希望医師からのご相談が入っており、
何名もの先生方が
転職サポートの依頼を正式に下さっているのです。

これは例年と比較すると
かなり早いタイミングですが、
現状の医師の転職マーケットを考えると
むしろちょうどよいタイミングかもしれません。

私どもとしては
しっかり現状を分析し、
それに合わせた柔軟な転職支援を行ってまいります。

あくまでも中心は
キャリアプランです。

求人を次から次へと横流しするような
転職支援は大手さんに任せます。

それでは、また…。

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