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夫婦同伴、親子同伴のキャリア相談を歓迎します!

2018年11月15日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のキャリアプランを軸にして
転職、開業、経営シーンでサポートし続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

イチ時期、親子同伴での入学試験、
入社試験などが話題になりました。

これはどうかな?と思いますが、
むしろ親子両方を見る事ができるのは
ある意味では学校や企業側にも
メリットもあるのかもしれませんね~。

 

本日のブログのタイトルは、
【 夫婦同伴、親子同伴のキャリア相談を歓迎します! 】
といたしました。

 

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QOLを高めた働き方のために!

我が国の医療制度は
すでにこのままでは持たない状況まで
追い込まれていると思います。

厚生労働省も必死になって
様々な対策を打っていますが、
大改革を行うとなると反対意見も多くなり、
反対意見を抑えられるくらいの小改革では
あまり有効な成果を見せているとは言えません。

医療費が増え続け、
社会保障の予算が国の財政を圧迫している中で
今まで医師の献身性に頼ってきた我が国の医療現場も
過重労働や過労死の問題などが起きており、
明らかな労働基準法無視でもあり、
早急に医療者の働き方も改革せねばなりません。

その為には患者側である一般の方々の協力が必要です。
もう待ったなしなんです。
協力をしないなら近所から医療機関がなくなるかもしれません。

急性期病院は統廃合されるでしょうから。

 

うちは転職相談や開業相談ではなくキャリア相談なんで!

医療現場についてこのように知っていくと
現場で奮闘する医療者の皆さんに対する
応援したい気持ちが益々強くなってきます。

私どもは医師、看護師の転職支援と
クリニックの開業支援、
経営コンサルティングを生業としていますので、
真っ当なサポートをする事がビジネスにも繋がります。

だからこそ余計に頑張れるのですね。

ただ悲しいかな、医療業界には
不埒なビジネスパーソンが跋扈しているのも事実。

これは転職も、開業も似たような状況ですから、
事前にある程度の情報をを持って頂けるように
的確な判断ができるように、
我々としては情報発信を続けていくしかありません。

そして最初は転職も開業も
無料のご相談からスタートするケースが多いと思います。

転職の場合は
いきなり求人を振られたりする事も多いですし、
開業の場合は
いきなり事業計画を渡されたり、
開業物件を見せられたりする事もありますが、
原則はあくまでも無料相談です。

相談の上で、
それを踏まえて依頼するか、
止めておくかを決める訳ですよね。

ところがこの転職相談、開業相談が
いきなり営業の場になっているケースが非常に多いです。

私はこれに猛反対です。

無料相談と謳っていて、
なおかつ相談だけでもOKと謳っている訳ですから
これはもう詐欺的とも言えます。

そもそも私自身はここ7~8年に渡って
医師にもキャリアプランが必要ですと提唱し続けており、
転職も、開業も、中長期的な視野を持って
様々な事例やノウハウを手に入れて検討しましょうと
しつこいくらいに言い続けてきました。

その意味では私どもの場合は、
転職相談とか、開業相談ではないんですね。

もう完全にキャリア相談であります。

キャリア相談ですと、
今すぐの話しばかりではありませんし、
中長期的なプランの話しが多いので
営業に直接的には結び付きません。

だからこそ先生方にとっては
メリットが大きいと思うんです。

実際に、今すぐの転職ではなく、
数年先を見越しての相談でも良いですか?とか、
開業するって決めている訳ではなくて、
開業も視野に入れて情報収集をしているのですが
このような相談でも良いですか?などと
お声掛け頂く事が大変増えております。

特にこの2~3か月は大変嬉しい事に
連日のご相談を頂いております。

そしてまともなアドバイスをしていくと
いずれきちんと仕事になるんです。

これが不思議なくらいに…(笑)。

やはり私どもの方針や
伝え続けてきた考え方に共感して下さる先生方が
増えてきたという事かと考えてます。

無理に転職や開業に導かれるなんて
やっぱり避けたいですよね。

まずは純粋に相談をしてみて、
その上で判断したいですよね。

私どもはキャリア相談をしっかりお受けします。

どうぞ私どもの持つ事例やノウハウを手に入れて
最新の情報や他にはないディープな情報を得て、
良きご決断ができるように上手く利用して下さい。

 

キャリアプランの根底にあるべき人生設計!

これも私は良く言う事ですが、
キャリアプランとは仕事面だけで考えると不足が出ます。

やはりそこには人生設計、将来設計をある程度持ち、
その上でご家族の事もよ~く考えてあげて、
そういう人生丸ごとをひっくるめての
キャリアプランが望ましいです。

えっと、大変遅くなりましたが、
ここで本日のタイトル、
「夫婦同伴、親子同伴のキャリア相談を歓迎します!」が登場です(笑)。

私自身、今まで何度か
夫婦同伴のキャリア相談を
お受けした事があります。

最初はご主人1人でしたが、
話しが盛り上がっていくごとに
これは妻にも聞かせたいと言って
急遽呼び出したなんて事もあります(笑)。

人生設計や将来設計を踏まえて
キャリアプランを考えましょうというのが
私のスタンスですから、
むしろ夫婦同伴の方が話しは早く、
様々な考えるきっかけを提供できますので
その後の家族会議にも使えると思うんですね。

ですから夫婦同伴というのは
私にとっては歓迎です。

もちろんそうでなければならないものではありませんから、
お1人でも歓迎しますが、
場合によっては同伴もありなんですよと言いたいだけです。

もしかしたらキャリアの事に
妻なんか同席させたくないと
感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
意外と夫婦の会話が増えて、
奥様の理解力が上がり
応援する気持ちが向上したりもするようです。

逆に医師の奥様が
ビジネスマンの旦那さんとご一緒の時もありました。

この場合は医療を知っているビジネスマンである私が
間に入って通訳する事により
お互いの理解が高まり、
相談し合えるようになったという事もありました。

また親子というのもありました。

例えば親子間継承をどうすべきか?というお話しを
私が間に立って冷静な見解を述べる事で、
お互いの意見の相違をすり合わせたり、
診療所の建て替えを現院長と
いずれ承継する可能性のあるご子息とともに
打合せしたりなどですね。

いい仕事をする為には
プライベートの充実は欠かせませんし、
ご家族の理解もあった方が良いです。

なので私自身は夫婦、親子が
ご一緒して頂くのは歓迎しております。

 

子どもの為に、両親の為に、という転職事例!

それと何度かあったのは、
女医さんが小さなお子さんを抱っこしながらの打合せです。

子供好きな私ですのでこれも大歓迎です。
今のところ泣かれた事がありません。

人畜無害である事が赤ちゃんにはわかるのかな?
それとも躾が良いのかな?

子どもってやっぱり可愛いものです。
だから子どもにとっても良い親でありたいですよね。

今まで私自身が携わった
お子さんやご両親の為に転職・開業したという
事例を3例ご紹介します。

ケース① 心臓血管外科医のキャリアを一時中断。

30代後半の心臓血管外科医。
今までハードな環境で最先端の医療に取り組んできました。

ただご家庭を顧みる事ができておらず、
その事はずっと心に引っ掛かっていたそうです。

そしてお子さんが中学2年生になった時。

自分も医師になりたいと言い出し、
進学校の受験を目指し始めたのだそうです。

その時、先生は、今まで子供の為に何もできなかった。
今やらねば絶対後悔すると考えて、
受験勉強は自分が見ると決断されました。

仕事は一旦中断です。

日勤帯のアルバイトだけにして、
できるだけお子さんの勉強を見る事にしました。

お子さんは無事に進学校に合格しました。
先生も喜びがひとしおでした。

その後、約1年半のブランクを空けて
晴れて心臓血管外科医として復帰しました。
私はバイト探しと復帰の常勤先探しに関わらせて頂きました。

ケース② 都心部から実家近くの病院へ。

50代後半の内科医。

ここ数年は勤務する法人が健診センターを立ち上げ、
センター長に就任した事もあり、
健診、人間ドッグ、読影業務が中心でした。

それなりのやりがいを感じていたそうですが、
郷里のご両親がお2人とも体調悪化。

入退院を繰り返したり、
生活にも多少支障が出ていたようです。

学生時代から郷里を離れて都心暮らしだった先生は、
ここで親孝行しないとイカンと考え、
実家近くに戻る事を検討し始めました。

しかし近隣に健診や人間ドッグを専門とする施設はなく、
致し方なく数年ぶりに内科医として復帰。

ところが実家から車で20分ほどの距離にある病院は、
そんな先生の事情をよく踏まえてくれ、
最初は緩やかな業務を設計してくれ
なおかつ内科部長の全面的なバックアップを約束してくれました。

内科医としての仕事は5年ぶり?6年ぶりかな?

最初は不安だったけど他の先生方がバックアップしてくれたし、
スタッフさんも非常に協力的で、
あっという間に勘を取り戻せたよ。
やっぱり田舎っていいね~(笑)とおっしゃってます。

ケース③ 思い切っての転科、そして開業へ。

救急科でバリバリ働いてきた女医さん。

24時間働けますか?を地で行くような先生で
ハードな環境も厭いませんでした。

ところがご結婚、ご出産とおめでた続き、
育児休暇は取らせてもらったものの
ここで先生の心に変化が…。

私、自分がこんなに子供が好きだなんて知らなかった。
今まであんまり興味なかったのに。
この子を置いて仕事に行くなんて考えられない…。

とは言えバリバリのドクターですから
保育園に預けられるようになった段階で仕事に復帰。

でも救急科の仕事はさすがに厳しく、
ご本人は皮膚科医に転科を決断。

皮膚科なら緊急対応や夜間もそれほどないし、
いずれ開業もできるでしょう。

保険診療と自費診療の両方を行っている施設に転職し
イチから学び直しました。

現在は副院長を任されており、
あと2年くらいしたら開業しようかな。

その方が子供との時間を作れるしね。
そう笑顔でおっしゃっています。

ざっくりした話しですので、
ホントはもっと詳細まで語りたいところですが
あまりにも長文になるのでこの辺で。

お子さんやご両親をきっかけとして
今までとは違う生きがいを手に入れた先生方の事例でした。

 

公私ともに今よりより良い未来へ!

私は転職も、開業も、
大きな「人生の転機」であると考えています。

そしてそれは今よりも「より良く」する為に
行うべきものだとも思ってます。

だからこそ中長期的なキャリアプランを持って
より良い生活、より良い人生、より良いキャリア
手に入れる為に考えるといいと思うのですね。

せっかく転職したのに
思ってもみない医療機関に入職してしまったとか、
思い切ってクリニックを開業したのに
来院患者が少なくて悩みが深い…のでは、
これでは愚の骨頂ですよね…。

人生をより良くする。
キャリアをより良い未来に繋げる。

だからこその「人生の転機」です。

まずは何を?どこを?どのように?と
考えていかねばなりません。

キャリアに関しても
クリニックの開業に関しても、
ベースとなる人生設計、将来設計を検討の上で
構築していくのが最善です。

そうであれば夫婦同伴、親子同伴で
キャリア相談をしていく事は
実はとても大事なこととも言えるのですね。

QOLを高めた働き方のコツは
プライベートを本当の意味で巻き込んで
大切に思う心が必要なのかもしれません。

それでは、また…。

 

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