今まで様々な医療機関で働いてきたけれども、
そのほとんどが大学医局関連だったY先生。
この度、初めて自分で
転職活動をしてみる事にしました。
まずネットで検索をしてみると、
とんでもない数の求人サイト、
転職サイトが出てきます。
こんなにあるのか…と思いながらも、
研究熱心なY先生は各サイトを見ながら
最も信頼できそうなサイトから
気になる求人を見つけ、
ご自身で直接、医療機関に連絡をしてみました。
サイトの求人にも、
病院のホームページにも募集があるとの事でしたが、
何と、募集枠は埋まってしまい、
Y先生の該当科目に関しては
充足してしまったとの事でした。
憤慨しながらも
もう1件の気になった病院に連絡すると、
是非とも見学にお越し下さいとの事。
なかなか高条件の求人でしたので
楽しみに伺ってみますと、
想像とは違って何だか院内は殺伐としています。
患者さんも少ないように感じて、
この病院…大丈夫かなあ?と
不安を感じました。
院長と面接をしましたが、
高圧的な態度で
先生が来たかったらどうぞ…という雰囲気…。
しかも事務長から提示された条件は、
サイトで見た求人とは異なり、
給与は少なく、
当直やオンコールも多いのです。
ダメだ、こりゃ…と憤りつつ、
気を取り直してサイトをチェックすると
なかなか良さそうな所を見つけました。
今度は紹介会社経由の求人のようで
問合せ先は紹介会社になっています。
取りあえず問合せをしてみると、
担当者らしき人が
すぐにでもお会いしたい…と。
時間を作って面談をしてみると、
Y先生ご希望の病院はすでに充足しているのですが、
もっと他にもいい所がありますと
いくつかの求人を打診されました。
ですが一向にY先生の希望に合わず、
その旨を伝えると
他にも非公開の求人がたくさんあって、
こちらもご覧下さいと言われて見てみましたが、
あれ?これは自分が最初に連絡した病院じゃないか!?
充足って言われたけど
非公開で募集してるって
いったいどういう事??
他の求人も見ましたが、
サイトで見掛けた事のあるものばかりで、
え?非公開求人ってどういう事?
他のサイトで見たんだけど…と
Y先生はこの紹介会社が
信用できなくなってしまいました。
その後、転職活動自体が上手く進まず、
結局は先輩ドクターが仲良くしており
繋いでくれた小規模な紹介会社のコンサルタントの方に
良い病院を紹介してもらい、
そこにお世話になる事に決めたそうです。
Y先生、求人主導の転職は
上手く行きませんよ。
私どもがY先生のご希望に合う求人を
イチから探します。
お任せ下さい!と言っていたけど、
まさにその通りになった…。
やっぱり転職ってのも人脈だなあ。
先輩がいなければ
今でも探していたかもしれない…。
自分だけで動くのも大変なんだな…と
かなりご苦労されたY先生でした。
<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
・ジーネット株式会社 コーポレートサイト
・医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>が運営する医師向け情報提供サイト
・ジーネット株式会社 <公式> twitter
・facebookページ ジーネット株式会社公式アカウント