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「へうげもの」らしいですよ、医師って。

2019年3月7日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを軸にして
転職・開業・経営シーンを支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

医師という職業は、
人類史上で最も古い職業の1つと言われていますね。

ギリシャ神話に登場する
アスクレピオスが象徴と言われるくらいですから
数千年の歴史があるんですよね…。

本日のブログのタイトルは、
「へうげもの」らしいですよ、医師って。 】
といたしました。

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医師はへうげもの??

「へうげもの」という言葉を聞いた事がありますか?
私はつい最近知りました。

「ひょうげもの」とも言うらしいですが、
おどけた事を言う人とか、
ひょうきんものを意味するようです。

「へうげもの」というタイトルのアニメもあるようで、
これは戦国時代に武士でありながら
茶の湯の世界に心を奪われた古田左介の物語らしいです。

武士でありながら茶を愛する。
そんなところが「へうげもの」とされたのでしょう。

ところが江戸時代では、
医師も「へうげもの」と言われたようですよ。

理由は士農工商の枠の外に存在したかららしいです。

当時も医者は
卑しい者の脈も取るし、
殿様の脈も取る。

けれど、それがある階層に入ってしまうと
患者さんを均等に見れないから
「へうげもの」として身分制度の枠の外側にいる。

だから、ある意味、穢れでもあるし、
ある意味、神聖でもある。

そんな存在だったようなのです。

私はこの話しを知り、
医師という職業の歴史をより具体的に感じて
なおかつ痺れるような感動を得ました。

確かに人体を切りつけて、
内臓をまさぐっても良い存在という意味では
穢れとも言えるかもしれないし、
それによって病やケガを治し、
人々に感謝されるという点では
神のような存在とも言えますもんね。

そんな生々しさが医師にはあり、
他の職業にはない崇高さを感じたのです。

医療は万能ではない!

前述したような医療の根幹というのは
現代でもそうは変わっていないように思います。

しかし医療は進歩していますし、
医学の進化は加速度を増していると言えます。

診療技術、医療機器、医薬品、医療政策など
医療に関わるあらゆるものが
日進月歩で前進していると思います。

そんな中、唯一昔から変わっていないのは
「患者」です。

死ぬ事を必要以上に恐れ、
病気やケガは医療に罹れば完治すると思っている。

医師に診てもらえば必ず治る。
手術をすれば元通りになる。
治らないのは医者が悪いのだ。
元通りにならないのは手術が失敗したのだ。

こんな風に病気やケガになった自分の責任は感じず
すべてを医療側に押し付ける。

こういう構図って
すでに何十年も前から続いているように感じるんです。

いや、医学知識のない一般人って
こんなもんだと思います。

また医療側にも課題は山積みです。

だからどっちが悪いとか、
誰が悪いとか、
そんな事が言いたいのではありません。

まだ私たち人間の心身には
医学的に解明されていない事が多いです
そして私たち人間はいつか必ず死を迎えます

たったこれだけを我々一般人は
頭に叩き込めばいいと思うのです。

これさえ心底理解していれば、
医師をはじめとした医療従事者は
強力な味方になってくれます。

逆に言うとこれが無理解だと
医療従事者と心が通じ合わないかもしれません。

良い医療を受けたいなら
やっぱり医療を知る事だと思います。

メチャクチャ優秀な人たちが
研究をし続けていても
まだまだ医療は万能ではないんですよね。

でもそれは研究者の怠慢なのではなく、
私たちの心身がそれだけ難しいものなんです…。

難題へのチャレンジはまだまだ続くのです。

患者が変わらないと医療は持たない?

医療を学べば学ぶほど、
需要と供給のバランスが崩れつつある事を知ります。

厚生労働省は医師は余ると何年も言い続けてきましたが、
ここにきてようやく数年先も医師は不足だ…と
急な方針転換をしてきました。

つまり供給側は圧倒的に不足しているのですね。

しかしその一方で高齢化は益々進行し、
それに伴い患者は増え続けている訳です。

医学は進化していますので、
今までだったら諦めざるを得なかった状態でも
現代の医療では治療できてしまいます。

ところが高度な医療にはお金が掛かり、
高額な医療機器、医薬品が必要不可欠です。

医療が人を救っても救っても
人間にはいつか死が訪れますので
寿命が延びれば延びるほどに
医療に罹る回数は増える訳で…。

皮肉なもので…
医療が人を救えるようになればなるほど
需要は益々膨らむのですね。

こうして需給バランスは崩れ、
医療提供者は過重労働をせざるを得なくなっています。

突き詰めれば需要を抑制するしかないと思うんです。

医師を増やす、育成するのは必要ですけど
今から始めたって到底間に合いません。

だって医師は余ると抑えてきたんですから…。
患者が賢くならねばなりません。
そうでないと強制的に抑えられてしまうでしょう。

天下の厚労省さんですから
何をしでかすかわかりませんよ。

今までは医師を犠牲にしてきましたけど、
医療現場に重い負担を負わせてきましたけど、
急に医師不足を認めたという事は
何らかの大きな方針転換があり得ます。

私は需要の抑制、
つまり患者側に医療に罹る制限を掛けるのではないか?と
予想しているのですが、果たしてどうなる事やら…。

さてさて…
私のような素人が医療を語るのは
この辺にしておきますって充分語ってますけど(笑)。

私が考えているのは常に医師は今後どうすべきか?です。

どうなるかはわかりませんが、
医療再編は避けられないと思うのです。

その時に個々の医師はどう考えて、
どのように行動するのが賢明なのか…。

職場を変えればいいという面もあるでしょうし、
今の職場で踏ん張るのも国家国民の為には有難い事です。

しかし過重労働があまりにも重く圧し掛かり、
心身に異常を来たしてしまったり、
過労死なんてしてしまったら
これはどうなんだ?と思うんですよね。

仕事とはすべからく
人や社会の役に立つ為に存在すると
私は考えています。

しかし身を粉にして働いた結果は
いったいどうあるべきでしょうか?

我が身を守るのは自分だけです。

私は個々の医師が
人真似ではないオリジナルなキャリアプランを持ち、
中長期的な視点とビジョンを持って
ご自分の望む医師人生を手に入れて頂きたいです。

だからキャリアプラン主導型の転職支援を行い、
コンセプトと事業計画を持ったクリニックの開業支援を行います。
それが私たちのミッションです。

それでは、また…。

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