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医師の「仕事量」、「仕事の質」と年収の相関関係!?

2019年6月11日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師の転職、クリニック開業を
キャリアプランを軸にしてサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

働けど働けど我が暮らし楽にならず。

ある部分では真実かもしれませんが、
現代社会は昔と違って
脱出する方法はあるのではないかと思います。

 

本日のブログのタイトルは、
【 医師の「仕事量」、「仕事の質」と年収の相関関係!? 】
といたしました。

 

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医師の仕事量と年収の相関関係

よく使われるフレーズですが…、
「高年収と思われてるかもしれないけど
時給換算すると〇〇円なんですよ…。」

時給制、日給制、月給制、年俸制と
給与にもいろいろな形がありますが、
やはり労働時間と年収には相関関係がありますね。

いくら高給でも労働時間が長ければ
そりゃ時給換算すると低くはなります。

でもそれは本質ではなくて、
労働時間と年収のバランスが取れていない事が
やっぱり問題なんですよね。

同じ医師でも、
常勤先を週4日にした場合と、
週5日にした場合では
やはり週5日の方が年収はいいです。

当たり前の事です。

またそれに加えて当直をすればするほど
手当ても付きますから
さらに年収は上がっていきますよね。

もし私たちがサイボーグのように
24時間365日働けるなら
そりゃもう馬車馬のように働いて
収入アップをする事も可能です。

しかし私たちは人間です。

今まで私が出会ってきた先生の中にも
バイトも含めて週6.5日の勤務をしていたとか、
週5日の常勤先+定期非常勤1日+講演や執筆とか、
もういつ休んでるの?ってな先生もいましたが、
超ハードな勤務を何十年も続けていく訳にはまいりませんし、
さすがに50代後半~60代になってくると
ちょっとしんどくなってきますよね。

医師の仕事量と年収には
確実に相関関係はありますが、
あんまり無理して身体を壊しちゃ元も子もないですよね。

まして過労死や燃え尽き症候群にはなって欲しくないです。

医者の不養生なんて言葉があるくらいですから
気を付けて頂きたいなあと思います。

 

医師の仕事の質と年収の相関関係

では量ではなく質はどうか?ですが、
これはかなり難しい議論になります。

保険診療では、
基本的に質の部分は考慮されません。

どんなに優秀な医師が診察しようが、
症例経験が豊富な神の手と言われる医師が手術しようが、
保険診療上は何ら変わらないのですね。

だったら医師の年収は年次などによって
ほとんど同じかというと
そうではありません。

同じ20年目、同じ診療科目、同じ専門領域の先生でも
やはり年収は異なります。

勤め先が大学病院なのか?自治体病院なのか?
民間病院なのか?クリニックなのか?
勤務医なのか?開業医なのか?など
勤め先によっても変わりますし、
その医療機関の患者層や在籍医師の状況によっても
結構変わってきます。

ですからこれを質と言っていいのかわかりませんが、
自分を高く買ってくれる所は確実にあるのです。

それを理解しないと
せっかくのキャリア、実績、経験が
安く買われてしまうという事例は
結構あると私は感じています。

自由診療は話しが別でしょうが、
保険診療に関しても
もう少し医師の技術面、
つまり質を何らかの形で担保してもいいのではないか?と
個人的には考えています。

全国一律の制度にするのは難しいでしょうけどね…。

 

今の年収、次の年収だけではなく、
生涯年収をいかにして増やすか?

だからと言って、
自分を高く買ってくれる所に行くべきか?というと
そう単純なものではありません。

若手医師は今の年収だけでなく、
次の年収だけでもなく、
生涯年収を考えた方が良いと思います。

すると50歳、60歳、70歳になった時に
それなりの水準で稼ぎ続ける自分になるという事が
とても重要になってきますね。

今や次は高年収だけど
その後は先細りでは困る訳で
生涯年収としては意外と地道な方に負けたりします。

そりゃドカンと稼いで
アーリーリタイヤできるならいいでしょうが、
そんなに稼ぐってそう簡単ではありませんし、
場合によっては危ない橋を渡らなきゃいけないかもしれません。

そこまでするなら
地道に、真面目に、コツコツと、
生涯年収を上げる為の努力をした方が
私は健全だと思うんですね。

若手医師は特にそうですし、
中堅医師、ベテラン医師も
ご自身のキャリアプランを定めて、
10年後、20年後を考えるべきではないでしょうか。

 

年収を下げてもやりたいこと?

お金ってやっぱりある方がいいです。

今よりも50万でも、100万でも、
年収が上がるならそりゃ嬉しいものですよね。

でもお金よりも大切なものもあります。

私自身、今まで数多くの医師の転職をお手伝いしてきましたが、
年収アップを望む先生の方が多いですけど、
年収が下がっても〇〇な方が…という
ご依頼を受けた事が何度もあります。

症例経験を積めるなら…。

QOLを高める事ができるなら…。

自分の時間が増えるなら…。

▢▢先生の元で勉強できるなら…。

△△の手技を教えてくれるなら…。

こういう考えも大事ですよね。
お金は大切、でもお金だけではない。
時と場合によるのだと思います。

今はお金よりも経験。
今はお金よりも家族との時間。
今は自分の心身を休める時。

このようにその時々によって
目的をしっかり持って、
自分らしいキャリアを築いていくのがいいですね。

 

トータルでQOLを高めていく!

私はこのQOLってのも難しいなと考えています。
だって人によって求めるQOLって違うんですもの。

人生、生活、そりゃ求めるものは
人それぞれ違って当たり前ですよね。

でもQOLって高めようと思って
何か1つを実現すると
自ずとトータルで高まっていくように思います。

医師の場合は
それだけ日常的に犠牲にしているものが
多いという事でもあるのですが、
やはり働き方改革の神髄は
持続可能な働き方であると思うのですね。

1人1人求めるものが違うから
私どもはオーダーメードの転職支援をするんです。

誰にでも同じ内容の求人を出すような
自社都合の効率化を図る紹介会社とは全く異なります。

仕事の量、そして質、
それにバランス良く応じた年収。

これらだって望む水準は個々全く違いますよね。

1000万~2000万円と書かれた求人なんて
何の意味もないですよ。

〇〇先生だから〇〇円というのがホントなんですから。

オーダーメードでないと
こういう下交渉はできませんし、
内定後の本交渉なんてもっとできません。

私どもはキャリアプランを大事に考えています。

中長期的なキャリアプラン、
オリジナルなキャリアプラン、
それをオーダーメードでお手伝いします。

こんな我々ですから、
年収交渉も得意です(笑)。

それでは、また…。

 

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