医師のキャリア支援 <転職・クリニック開業> はジーネットにご相談下さい!
ジーネットのSNSでの情報発信

フリーランス医師のメリット、デメリット?

2019年12月18日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために
転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

若手医師を中心に増え続けている
フリーランスという働き方。

果たしてフリーランス医師として働く事には
どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?

本日のブログのタイトルは、
【 フリーランス医師のメリット、デメリット? 】
といたしました。

フリーランス医師 アーリーリタイア キャリアプラン 中長期的な視点 モチベーション スキル 働き方 オンコール 過重労働 キャリア相談 転職相談 キャリアコンサルタント 転職エージェント 医師紹介会社 ジーネット株式会社

なぜフリーランス医師が増えるのか?

希望の喪失。
現状への失望。諦め。

あまりにもな現状から逃れたく、
何とか現状打破
そして自分らしい働き方や
望む報酬を得るために
フリーランス医師となる…。

気持ちはわかります。

ここ10年~20年間の中で
医師の働く環境は大幅に悪化していると
私ですら思いますもん。

旧態依然とした医師の世界。
教授を頂点としたピラミッド型組織。
硬直化した大学医局。
仕事のハードさと報酬が反比例する現実。
診療報酬は低下傾向。
当直明けも普通に日勤…。
残業はすれど手当ては出ず。
頑張ろうが頑張らなかろうが収入は変わらず。
何かあればすぐに訴訟…。
気が休まらないオンコール。
頻繁に来る緊急呼び出し。
自分の時代より恵まれている若手医師。
常勤先の給与では足りずバイト三昧。
楽に多額の報酬を稼げる自由診療。
軽症で夜間救急に駆け込む患者。
軽症で救急車を平気で使う患者。
ネットで得たインチキ情報をぶつけてくる患者。
何かとクレーマーになる患者。
ドクターショッピングをする患者。
医師という職業の社会的な価値の低下。
迷走する新専門医制度。
迫りくるAI診断。
机上の空論を振りかざす厚生労働省。
医師のためになってるのか?医師会…。

まあ地域によって、
医療機関によって、
診療科目によって、
年次によって、
先生の考え方によって、
諸々あるとは思いますけど
これじゃ真面目にやってるのが
馬鹿らしくなってしまう気持ちはわかります。

でも、だからって、
果たしてフリーランスで働く事は
本当に良いものでしょうか?

フリーランス医師のメリット

特定の企業や団体、組織に専従しておらず、
自らの技能を提供することにより
社会的に独立した働き方…フリーランス。

私自身、フリーランスで働いた事がありませんし、
フリーランスで働いている
ドクターとの接点もあまりないので、
正直、詳しい訳ではありません。

あくまでも予測の範囲なのですが
フリーランスで働くメリットは、

・いつどのように働くかを自分で決める。
・職場や仕事内容を自分で決める。
・能力次第で報酬が上がる。

この辺りが大きいでしょうかね。
やはりポイントは「自由」と「報酬」ですね。

自由の裏には責任が付いて回ります。
フリーランスを選ぶのは自分自身ですから
当然、その選択は自己責任です。

黙っていたら仕事は来ないでしょうから、
自ら探していかねばなりません。

また一般的には
報酬が高いと思われているフリーランスですが、
ごく一部の人は実現できていても、
多くの方は普通のバイトと同レベルだったりします。

また条件交渉はもちろん自分でせねばならず、
失敗すれば仕事を失う事もあるでしょう。

自由と報酬の裏にある自己責任。
これをどう考えるのか?

それでは逆にデメリットは何でしょうか?

フリーランス医師のデメリット

私が思うフリーランスのデメリットは、

①税務の知識が必須?
②国民健康保険、国民年金に加入
③労働基準法の適用対象から外れる
④スキルと報酬がシビアに比例する
⑤仕事を自分で探さねばならない

この辺りでしょうか。
①~③は専門家の確認が必要です。
ただ組織に所属するよりは不利になると思われます。

④、⑤はまさにメリットの裏返し。
この点を好まないなら
フリーランスは選ばない方が無難でしょうね。

でも自由と高い報酬を得るためには必須ですので
ここが判断の要となるかもしれません。

万人におススメできる働き方ではありませんが、
合う人には合うのだろうな…と思います。

中長期的なキャリアプランを見失わないで

私としてはフリーランスという働き方自体は
肯定も否定もいたしません。

これは働き方の問題ではなく、
それが合う方はすれば良いし、
合わない人はしなければ良い。

つまりその人が望むかどうかの問題だと思うのです。

ですからフリーランスで日々充実しているなら
それは成功と言って良いと思うのですね。

ただフリーランスで日々苦労しているなら
果たしてそれは続けた方が良いでしょうか?

それともうひとつ…。

今は良いかもしれませんけど、
中長期的に考えた場合にマイナスとならないか?
この点も考えどころだと思います。

一生フリーランスで行く覚悟があるのか?

アーリーリタイヤできるほど稼げるのか?

YESでないなら
ちょっと考えた方が良いかもしれませんね。

特に若手ドクターは
現状から逃げ出したい思いが強くて
安易にフリーランスになって
思うように行かずに
常勤医に戻るようなケースがあるようです。

別にそれが悪いとは思いませんし、
チャレンジするのは悪くないですが、
中長期的なキャリアに傷を付けるような事は
やっぱり避けた方がいいですよね。

医師に限らず
フリーランスで働くビジネスマンも少なくありません。

ただ食べていく為には
結構皆さんシャカリキに頑張っている気がします。

それなら会社に所属した方が…と思う人もいれば、
それでよい、自分の思うようにやれ…と思う人もいるでしょう。

やはり肝心なのは
自分のモチベーションとスキルですかね。

中途半端や、
周囲に流されるのだけは
避けた方が良さそうですね…。

それでは、また…。

*無料ZOOMキャリア相談実施中!

*ジーネットTV 医師のキャリア(転職・開業)を語ってます!

医師キャリア相談

<ジーネットは様々な情報発信をしています!>
ジーネット株式会社 コーポレートサイト
医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>医師向け情報提供サイト
医師のキャリア<転職・開業> twitter
医師のキャリア<転職・開業> facebookページ

下記もポチっとご協力下さい!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ

診療圏調査バナー