おはようございます。
医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
その道のプロになる…。
言うは易く行うは難しですよね。
でもやっぱり私はプロフェッショナルになりたい!
そう心から思うので…
本日のブログのタイトルは、
『 本物のプロとは何か?の考察 』
といたしました。
プロになる為に必要なもの?
私は社会というものは
餅は餅屋で相互扶助する事が
利便的であり、なおかつ効率的だと思ってます。
みなそれぞれの専門領域を持ち、
自分の専門領域では真価を発揮し、
他の専門領域は他者を頼るような
そんなお互い様の精神を持って
仲良く和気藹々できたらベストだと思うのです。
これから私たちの仕事は
AIに置きかえられる領域も増えてきます。
人間にしかできない事で、
これが自分の専門領域だというものを持ち、
それを他者が有難いと思う。
こういう仕事は
プロフェッショナルと言えるかもしれませんね。
プロの仕事とアマチュアの仕事の違い(紹介会社版)
上記のように考えると、
現在の医療系紹介会社を見渡すと
非常に心許ないように思えます。
かなりの部分がAIに置き換えられますし、
効率化を命題にして
できるだけ人が関わらないようにすらしているのです。
もういっその事、
ぜ~んぶAIに任せていいんじゃないかと思います。
システム化を進め、
効率化を図ると、
そこに在籍する社員のコンサルティング能力は
当然上がりませんね。
実際に目を覆うような
知識不足、経験不足、実力不足の話しを
耳にする機会も少なくありません。
とは言えもちろん真のプロフェッショナルと呼べる
実力派のコンサルタントも存在します。
残念ながら少数派ですけど、
こういう人は5分も話せば本物だとわかります。
アマチュアな人間は
・社会常識に欠ける。
・知識がなく、それよりも知性や教養がない。
・会社自慢はできても、自分に自信がない。
・3年未満。
・実は自分が辞めたがっている。
こんな特徴があります。
紹介業界だけでなく、
どんな業界でも似たようなものかもしれませんが、
特に医療系の紹介会社にはアマチュアリズムが蔓延し、
名ばかりコンサルタントが跋扈していて
問題の根が深いと感じます。
本物のプロとは?
冒頭に申し上げたように、
個人個人がそれぞれの専門領域を持ち、
その専門領域を頼り合うような
そんな社会が望ましいと思ってます。
自分の専門領域に関しては、
どこに出ても恥ずかしくないレベルにしなきゃいけませんが、
まあプロ野球選手だって3割バッターばかりではなく
1~2割しか打てなくてもプロですからね。
打つのがダメなら守るとか、走るとか、
そのプロの領域の中で生き残らねばなりません。
やはり日常的にプロであるべく学び、
努力を続けなきゃいけないんだと思います。
これはどんな職業だって同じですよね。
プロにとっては当たり前の事が、
プロではない人にとっては当たり前ではありません。
その意味では、
非日常を日常として対応できるのがプロと
言っていいのだと思います。
私の職業、
医師の転職支援やクリニックの開業支援もそうですね。
私自身は何百、何千の医療機関を知り、
何千件もの面接に同席し、
条件交渉などもごく日常であります。
何百件もの開業物件を見て、
多くの業者さんと日常的に接して、
それぞれの製品、サービスの特徴を知るのも
ごく日常であります。
しかしいくら医師でも、
私と同じレベルで転職、開業を知る人は
やっぱりいない訳で、
医師にとっては非日常と言えますよね。
相互扶助。
お互いに助け合う。
私は病気やケガになったら医療機関に罹ります。
もちろん医師を頼ります。
医師のプロフェッショナリズムを信じます。
それは医師にとっては日常ですが、
私にとっては非日常ですから…。
このように非日常を日常として対応できる
プロフェッショナル同士が関わり合う社会こそが
健全ではないかと考えます。
それでは、また…。
*ジーネットTV 医師のキャリア(転職・開業)を語ってます!
<ジーネットは様々な情報発信をしています!>
・ジーネット株式会社 コーポレートサイト
・医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>医師向け情報提供サイト
・医師のキャリア<転職・開業> twitter
・医師のキャリア<転職・開業> facebookページ