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医師の転職・開業失敗事例に学ぶ成功へのポイント!

2020年6月24日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家として
常勤の転職やクリニック開業をご支援し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

失敗は成功の母。
ホントにその通りだな…と思います。

私たちが未来をより良いものにするためには
失敗例から学ぶのは必須でありますね。

本日のブログのタイトルは、
【 医師の転職・開業失敗事例に学ぶ成功へのポイント! 】
といたしました。

<目次>
1.医師の転職・開業の失敗事例から学ぶ
・医師の転職失敗事例
・クリニックの開業失敗事例
2.医師の転職・開業の失敗を成功に転換するコツ
・医師の転職はこうすれば成功する
・クリニックの開業はこうすれば成功する
*まとめ

医師転職失敗 医者転職失敗 ドクター転職失敗 クリニック開業失敗 医師失敗事例 ジーネット株式会社

1.医師の転職・開業の失敗事例から学ぶ

ご存知の方も多いと思いますが、
弊社の医師向け情報発信のカテゴリーのひとつに
転職や、開業の失敗事例をまとめたものがあります。

<参考>
転職・開業失敗事例

多くの先生方から伺った失敗事例、
仲間の業者間で情報交換した失敗例、
私どもは転職や開業を失敗して欲しくないので
個人情報に気を付けながら
また複数の話しを分解、合成しつつ
すでに400件近い記事をアップしています。

あたかも全員が成功しているかのような
オイシイ話ししかしない転職エージェントや
開業コンサルタントとは一線を課しているのです。

成功だけなんで、そんなの嘘ですから。

失敗事例を知れば知るほど
失敗から遠ざかる事ができますよね。

是非ともお時間ある時にご覧になって下さい。

・医師の転職失敗事例

医師の転職に関しての失敗事例で多いのは、
① 事前に聞いていた話しと違う。
② 入職後に条件を変えられた。
③ 医療人としての風上にも置けない環境。

概ねこの3点のいずれかに該当するようです。

①は最もよくありますが、
年収が違う、当直やオンコール回数が違う、
担当業務が違う、配属先が違う、など。

これを完全に防止しようとすると
契約書でガチガチに縛るしかないのですが、
それは長い目で見ると
お互いにとって損なんですね。

むしろこういうマイナスがごく普通に行われる
その医療機関の文化や伝統の問題だと思います。

つまりこういう文化や伝統を持つところには
入職したらダメという事ですね。

おそらくこういうところは
契約書を作っても守るつもりはないでしょう。

②にも通じるところですが、
翌年度から大幅に条件を下げられた…というのも
よく伺う話しです。

もうこの①、②は避けるしかないんです。
こういう文化や伝統を持っているところは、
とにかく事前にリサーチをして、
できるだけ避けるようにしましょう。

本来的には転職エージェントこそ
情報を持っておくべきと思うのですが、
残念ながら大手ほど何でも取り扱いますので、
失敗事例も多いのが現実です。

③なんてヒドイと思います。
私が今まで伺ったケースだけでも
ノルマがあって不要な検査をさせられるとか、
オペ適用のない患者さんにもオペをするとか、
とんでもないケースが少なくありません。

ところがこういうところほど
定着率が悪いので、
高条件を提示することが多いです。

これで騙されてしまうのですね。
医師のとしての魂を売る訳にも行きませんから
結果的に早期の退職、新たな募集、
高条件に惹かれて入職、でも早期の退職…という
ネガティブスパイラルにはまり込んでいます。

きれいなバラには棘がある。
オイシイ話しには必ず裏事情があるんです。

・クリニックの開業失敗事例

クリニック開業においての失敗事例で多いのは、
⑴ 開院予定日に間に合わなかった
⑵ 開院後に患者が来ない
⑶ 初期投資が大きくて開院後の経営が苦しい

クリニック開業の失敗例は
この3点が代表的と思います。

⑴はもう言語道断です。
開業コンサルタントが無能としか言えません。
おそらく会社は何件もの開業支援をしていても
担当者は初めてとか、非常に経験が浅いのでしょうね。

⑵、⑶こそが
本来は開業コンサルタントの腕の見せ所です。

ですが、なんと、こんな重大なところですら
無知な開業支援会社があるんです。

私どもは「開業させ屋」さんと読んでおりますが、
無能だろうと、素人だろうと、
開院まで持っていく事はできるんです。

しかし開院しても、
患者が来なければ意味がないし、
キャッシュフローが苦しくなるほどに
初期投資が大きくなるのでは害悪と言ってよいでしょう。

クリニックの開業においては、
⑵、⑶の失敗は致命的と言わざるを得ません。

この点をどう考え、いかに支援するか?
これが開業コンサルタント選びのポイントです。

確実に言えるのは、
開業支援のフィーが無料であったり、
低額である場合は
⑵、⑶、いやそれどころか⑴に関しても
失敗する危険性が高いと認識しておいた方がいいんですよ。

<参考>
クリニックの開業コンサルタントの選び方!

医師失敗 医師人生 人生の転機 人生の分岐点 医師ライフ 医師キャリア ジーネット株式会社

2.医師の転職・開業の失敗を成功に転換するコツ

損得ではなく善悪。
これは弊社の行動指針に入れてある
大事な考え方であると思ってます。

別に偉そうなことが言いたいのではありませんが、
損得勘定ばかりを優先すると、
周囲は似たような人が集まってきます。

医師の常勤先の転職にしても、
クリニックの開業にしても、
え?なんであんな人を信用しているの?と
私から見たら驚くケースは少なくありませんが、
案の定の結果となる事が多いようです。

まさに「人」や「会社」を
いかにして見極めるかのリテラシーの問題ですね。
それとキャリアリテラシーとも言えますね。

<参考>
エージェントの選び方を知ると医師人生の選択肢が増えます!

・医師の転職はこうすれば成功する

まず医師の常勤先の転職に関して言うと…
① 求人に主導権を握らせない
② 条件ではなくキャリアプランを中心に考える
③ 転職エージェントを見極める
この3点が重要です。

①、②は言いたい事はほぼ同様です。

どうしても転職を検討した際には、
いかによい求人を探すか?と考えがちですが、
これこそ求人サイトや
転職エージェントに言いようにやられてしまう
根本的な要因です。

医師の転職マーケットは売り手市場です。
新型コロナの影響がまだ残っている現在でも
定期非常勤やスポットは求人自体が激減していますけど、
常勤の場合はほとんど変わっておりません。

言葉を変えれば選びたい放題なのです。
それなのに求人に主導権を握らせてしまうのは
実にもったいないです。

むしろ自分に対して
是非うちを選択肢に入れて下さいという
医療機関を探した方が良いと思うのですね。

その為に必要なのがキャリアプランです。
自分は何ができて、
どういう経験を積み重ねてきて、
これから何をしたいのか?

これが明確な先生は、
手を挙げてくれる医療機関は少なくないと思います。
そして結果的に条件も良いケースが多いのです。

売り手市場の転職とは
主導権を自分が握るべきと考えます。

また転職エージェントに関してですが
医師の転職サポートをしている会社の大半が、
旧来型の求人に主導権を握らせた支援しかしてません。

というか、もっと言うと、
できないのです。
知識も経験も人脈も足りてませんから。

ハッキリ言うと
求人案内しかできないエージェントがほとんどです。

求人数とか、非公開求人などに騙される事なく、
本当の転職支援ができる良質なエージェントを選んで下さい。

・クリニックの開業はこうすれば成功する

クリニックの開業を成功させる為に必要なのは…
⑴ 開業物件に惑わされない
⑵ クリニックのコンセプトを徹底的に考える
⑶ 経営の経験がある開業コンサルタントを選ぶ
この3点が重要です。

⑴は意外と思われるかもしれませんが、
いくら駅前一等地だろうが、
視認性が高かろうが、
希望エリアにマッチしていようが、
大事なのは⑵のクリニックのコンセプトです。

よく開業物件に紐づいて
開業コンサルタントが付いてくるケースがありますが、
これなどはできるだけ避けた方がいいのです。

求人案内しかできない転職エージェントと一緒です。

開業準備は約1年、
場合によってはもっと長く掛かるのですから、
いくら物件が良くても、
他のサポートの方が重要なんです。

⑴~⑶はいずれもリンクするのですが
まずはクリニックのコンセプトを固めて、
具現化できる開業エリアの中から開業物件を探すのが最善です。

そしてこの全てに携わってくれる
開業コンサルタントが適切です。

この開業コンサルタントの条件は、
・経営者、もしくは経営経験、少なくとも管理職の経験がある。
・部署移動ではなく、開業コンサルをやりたくてやっている。
・集患マーケティングの知識が豊富である事。

ここらは必須のスキルです。
開業医になるって経営者になる事ですよね。
それを経験不足で未熟な一般社員が担当するって
あり得なくないですか?

私はあり得ないと考えてますので、
開業支援は私が全責任を負い、
社員には一部のサポートしかさせません。

また1年ほどの期間が掛かるのですから、
そこには人と人の強固な信頼関係が必要ですし、
マーケティングの知識や経験は
当然の如く身に付けていなければならないスキルです。

どんなに会社が立派でも
実際に現場で担当する人の
スキルとモチベーションが重要なのです。

医師転職失敗事例 クリニック開業失敗事例 医師失敗から学ぶ 医師転職失敗例 ジーネット株式会社

*まとめ

本当はもっと具体的な話しをしたいところですが、
個人情報など出す気はないので
一般論となってしまってますけど、
それでも上記の失敗を防ぐ術、
いかにして成功に近づけるかは、
それなりに参考にして頂けるのではないかと思います。

もっと深く知りたい方は、
下記よりお問合せ頂くか、
その他のブログ、youtube動画、
facebookやtwitterなどのSNSも参考にして下さい。

それでは、また…。

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