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二刀流、三刀流のキャリアプランが我が身を救う!パラレルキャリア、スラッシュキャリア。

2020年9月18日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを研究し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

愚直に1つの事をやり続ける。
私はこういう人を認めます。
ステキだと思います。

ただ現代社会においては、
リスクマネジメントも必要ですよね。

もし万が一が起きたら…という
備えとなる考えは持っておくべきと思います。

本日のブログのタイトルは、
【 二刀流、三刀流のキャリアプランが我が身を救う!
パラレルキャリア、スラッシュキャリア。 】

といたしました。

<目次>
1.二刀流、三刀流で活躍する医師たち
・医師という職業としての二刀流、三刀流
・医師だけでない人としての二刀流、三刀流
2.パラレルキャリア、スラッシュキャリアという概念
・パラレルキャリアは医師が先行していた!?
・スラッシュキャリアはQOMLを高める?
*まとめ

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1.二刀流、三刀流で活躍する医師たち

宮本武蔵。
圧倒的な強さを誇り、
60数回の真剣勝負を行い
そのすべてに勝利したと言われます。

この宮本武蔵が得意としたのが二刀流。
まあ後世の創作だなんて説もあるようですが、
現代社会に生きる我々にとって
この二刀流というのはいかがなものでしょうか?

やりようによっては有効となるでしょうか?
まして三刀流なんてのはどうでしょうか?

・医師という職業としての二刀流、三刀流

私は考えようによっては
すでに二刀流、三刀流を実践しているドクターは
結構多いと思ってます。

その全てが良いとは思いませんが、
うまく設計しているなあ?と思う事はしばしばです。

例えば働く先を
病院で4日、クリニックで1日というケースも
二刀流と言えますね。

こういう働き方をしている先生は
かなりいらっしゃる事と思います。

私の知人ドクターは、
いずれ来るキャリアチェンジに備えて
麻酔科医が週4日、訪問診療が週1日という
働き方をする先生もいます。

レアケースですけど、
ベンチャー企業の経営者として週5日働き、
週1日だけ外来診療を行う先生もいらっしゃいます。

以前には将来的には実家に戻って、
地元でのクリニックの開業を目指しており、
その地域には皮膚科のクリニックがないために
ご自身の専門である消化器内科と皮膚科を標榜しようと
週5日消化器内科、週1日皮膚科という形で
仕事をされる先生もいました。

またすでに開業している先生が、
他のドクターとの接点を持ち続けたい、
自院は奥様が事務長なので
経営状況がガラス張りな為に
お小遣いを稼ぎたい、
多様な症例を経験し続けたいという
3つの理由で、
週4.5日が開業医、週1日がバイト医という
先生もいらっしゃいます。

他にも様々なパターンがあると思われますが、
医師にとっては2刀流は
割と身近なものなんですよね。

・医師だけでない人としての二刀流、三刀流

職業としての医師だけではありません。
プライベートも含めれば
さらにいろんなパターンが出てきますね。

週4日は医師だけど、
週3日はお母さんなんてケースもそうですよね。

ボランティア活動や
PTA活動、
趣味の領域だってあるでしょうし、
それが高じて
セミプロのようになる事だってありますね。

ただでさえ医師の場合は
過重労働に陥りがちですし、
長時間労働から離れにくい職業でもあります。

でも、だからこそ、
プライベートも大事にして頂きたいです。

QOMLを高めるって
人生を謳歌する事だと考えています。

それが結果的に
質の高い仕事にも結び付きますよね。

2刀流や3刀流は
仕事面だけではなく、
プライベートもあって然るべきと思います。

<参考>
プライベート優先の医師の転職の是非!?

医師人生 医師キャリアプラン 医師パラレルキャリア 医師スラッシュキャリア 医師個性 医師歩む道 医師選択肢 医師分岐点 ジーネット株式会社

2.パラレルキャリア、スラッシュキャリアという概念

この2刀流や3刀流を
キャリア用語にしたものが、
パラレルキャリアや
スラッシュキャリアとなります。

社会的にようやく兼業、副業が解禁されましたが、
まだまだごく一部の方しか
その恩恵は受けていませんよね。

これが今後広がるのか、
陳腐化していくのかはわかりませんが、
価値観の多様化が進む昨今ですから
自由に選択できるといいですね。


・パラレルキャリアは医師が先行していた!?

パラレルキャリアとは何ぞや?ですが…

ピーター・ドラッカーによると
歴史上はじめて人間の方が組織よりも長命になったために、
人は組織のみに頼らず、
それとは別に第2の人生を始める必要が生じたという。
その第2の人生のひとつがパラレルキャリアである。

近年のパラレルキャリアの論調は、
軸足はあくまで本業の会社におき、
社外活動であっても何らかの形で本業に結びつけることを意識し、
社外との関わりを作ることを指す場合が多い。

この点が、本業と全く関係ない仕事を時間外に行う副業と異なる点だ。
パラレルキャリアを推奨することで、
企業は従業員の教育コストと時間を省いて
従業員に新たなスキルを習得させることが可能になる。

Wikipedia パラレルキャリア

これは医師の世界で言うと、
常勤+非常勤とか、
常勤+スポットに該当しますね。

実はパラレルキャリアに関しては
医療業界は企業よりも先行して、
充分に浸透しているのですね。

まさに2刀流、3刀流と言えるでしょう。


・スラッシュキャリアはQOMLを高める?
続いてスラッシュキャリアとは何ぞや?ですが…

スラッシュキャリアは、
1つの分野だけでなく、
複数のスキルや経歴を横断して
キャリア形成をする働き方です。
自分の紹介をする時、
複数の職種を「スラッシュ」で
区切るところに由来しています。

働き方がめまぐるしく変化する中で、
複業やパラレルキャリアと同じく、
注目されている働き方の一つで、
特に、ミレニアル世代に浸透しつつある考え方です。

スラッシュキャリアを実践する人を
スラッシャーと呼び、
最も大きな特徴は、
稼ぐための手段(ライスワーク)ではなく
ライフワークになっていることです。

mazrika times スラッシュキャリア

スラッシュキャリアについては、
仕事面だけではなく、
プライベートな面も含めて良いと思われます。

あくまでも個人的な見解ですけど、
私は2刀流、3刀流を
パラレルキャリアに転換しながら
いずれスラッシュキャリアにしていく事が
QOMLの向上に繋がると考えています。

必要なのは、
無意識を意識的にする事、
そして言語化する事であると思います。

それは2刀流や3刀流という
ある種の自然発生的な現象を
パラレルキャリアやスラッシュキャリアにする事で
イメージを具体化させる事ができるのではないでしょうか?

それがこれからの時代に
自分を救うサバイバル術ではないかと感じます。

<参考>
パラレルキャリアとスラッシュキャリアが未来を切り拓く!

医師キャリア ドクターキャリア スラッシュキャリア パラレルキャリア 医師将来設計 医師人生設計 医師キャリア設計 ジーネット株式会社

*まとめ

キャリア論は様々な受け止め方がありますから、
私が述べている事が正解だなんて思いません。

むしろ必要なのは
事例やノウハウなんです。

ですからあくまでも私の考えも
ひとつの事例であり、
ノウハウの一種として頂けると宜しいかと思います。

2刀流をキャリア化していく。
何かこれがきっかけになる気もするんです。

それでは、また…。

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