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野花医院 村山淳子先生  インタビュー

2023年9月1日by gnetdoctor

 

皆さん、こんにちは。
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

前回、当社としては初の試みとなる
医療法人社団こころみ理事長の大澤亮太先生に
インタビューをさせていただき掲載をいたしました。

今回は第2回めとして
「赤ちゃん、子ども」と「ママ、パパ」のクリニックを運営する
野花医院の院長、村山淳子先生にご登場いただきます。

2021年5月に開業され、
現在は、非常勤の先生も含めて10名以上の医師が所属し、
2診体制で土曜・日曜診療もしているクリニック。

村山先生がどのような思いで開業されたか、
どうクリニックを運営されているか、
またこれからのビジョンについても含めて
村山先生もご協力を下さいまして、
なんと3時間近くもたっぷりとお話しを伺えました。

弊社の井上彩子が
村山先生に直撃インタビューした内容を
下記にてお知らせいたします。

 

 

1、開業前


まず、なぜ開業しようと思ったのかを教えてください。


母方の家系が代々医師家系ということもあり、
生まれるときから医師にすると決められていたんです。

医者になる以外の道はない状態でした。

また、商売人の家系である開業医である父親から
大学に残るということは、
よっぽど賢くて、よっぽど研究が好きで、
教授を目指せる人であれば意味がある。

そして、日本は社会主義ではなく、資本主義だから、
あなたが思い描く生活は送れないかもしれないねと言われていました。

ですので資本主義社会の中で商売をしなくてはならない。
そういう思いが根底にあったのかもしれません。

しかしそれだけではなく、
患者さんのために必死に働ける医師であり、
お金だけをみるとつまらなくなるよとも
小さい頃から父親に言われ続けていましたので、
大学で沢山優秀な人たちをみながら、
どうやったらこの人たちと闘えるのかと考えていました。

父親からは沢山のことを学びましたが、
開業医になるというのは
私にとっては必然であったのかもしれません。


開業すると決まっていたとのことですが、
開業するまでの勤務医時代は、
どのような時間を過ごされたのでしょうか。


開業をするまでは大学にいると決めていて、
将来の開業を考えると
内科は数が多く優秀な先生が多いので
人が少ない産婦人科か小児科をと考えました。

産婦人科は開業が難しいので、
小児科を選んだのです。

大学に10年はいないと一人前になれないと思い、
この10年間をどう過ごすか考えていました。

父親に開業するってどういうこと?と質問をすると
・自分の城をつくること
・自分でルールを決めていい
・ただ、いつも一人である
・なんでも自分で考えて決めないとならない

こんなアドバイスを受けたのです。

大学に残って、
自分が持っていないこととは何か?を考えて
集団で診る、和を大切に、
みんなの力を合わせて診ることを学ぼうとしました。

それまでは自分ひとりで完璧を目指したかった。
しかしチーム医療を意識して「NICU」を選びました。

大学では、5年ほどである程度できるようになって、
10年経過して下に教えるようになって、
段々少しずつわかることも増えてきました。


勤務医時代にキャリアに悩んだことはありますか?


人に雇われてる状況なら、
医局にいた方がよいと考えていました。

大学は知識の宝庫であり、
時短勤務でも豊富な情報を得ることができます。

最先端の医学を学べる環境ですし、
医師として絶対的にプラスになると思ってました。

お金は何とかして稼げるけど、
知識や経験は「宝」ですからね。


勤務医のときに出産そして復帰をされていますが、
そのときの働き方も教えて下さい。


大学で学べることは習得できました。
和が大切ということ、一人ではできないこともあり、
それはどんな医療でも同じだとわかり始めてもいました。

その中で結婚・出産をすることになりました。

特殊な技術を持っているグループであり、
専門性の高い集団である「NICU」から
出産後は外れたのです。

外れてみると
医局の中でとても弱い立場になりました。

ただ、10年間頑張ってきたことを見ていた先生たちは
とても大事にしてくれたのです。
信頼貯金を食べていく感じでしょうか。

私自身も、
できる範囲で組織に協力をしました。

自分で出来ることは
「なんでもやります!」

医局で困っている人がいると
「私にできることがあればやります」

困っている後輩医師がいると
「どうしたの?」と声を掛けて
医局長との間を取り持ったりしました。

ここまで実績を積んで頑張ってきました。
でもちょっと弱ってきました…と言うと周囲は助けてくれます。

でも何もできないのに助けてと言っても
周りは助けてくれません。

自分は頑張ったつもりでも、
周りはもっと頑張っている。
そういうことを後輩に伝えながら、
組織が円滑に回るように暗躍していたのです。

そうか、立場が弱くなるってこういうことか、
でも立場が弱いからこそ、
使いやすい人でもあって、
経験を重ねているから任せやすいし、
名前が出る仕事じゃないけど
それでいいって思っていました。


出産・職場復帰を経て、
弱い立場になるという経験をされたのですね。


そうですね。
自分の行動によって、誰かを傷つけたり、
医局のプライドを傷つけることはしない。

権利も義務もあって、
権利を主張することを周囲は良しとしている。

ただ権利を主張するだけではなく、
言い方を考えれば相手の捉え方も変わると意識し、
人のプライドには敏感になった方がよいとも考えていました。

自分が傷つけられたから、
自分もやっていいということはないし、
自分のプライドなんてありませんという思いでした。

いつか開業すると決めていましたので
医局はいつか辞めると思っていました。

辞める時に
誰かが嫌な思いをすることが
絶対にないようにしたい。
そんなことを時短の時には考えていましたね。


そのご経験が今のクリニック経営に活かされているのでしょうか。
小さいお子さんがいる中で開業をされるのは大変だと思うのですが、
開業するまでの経緯を教えて下さい。


子供が熱を出すうちは難しいかなと考えていて、
子供が3歳を超えてからと思ってました。
お金もありませんし。。。

開業については、
実際に開業する数年前に小野さん(弊社代表)に相談しました。

自分の立場が弱くなって、
医局にどのくらいいたらいいのか、
父親からも「よい物件がなくなってしまう」と
プレッシャーも掛けられていました。

「どうしよう!でも子供も小さいのに、、、」と悩んでいた時に
以前から小野さんがfacebookで発信している記事を見ていて
投稿内容が真面目で、この人は嘘がないんだろうな。

信用がおけそう。
会ってみよう、と、小野さんに連絡をしたんです。

お会いした際に、
開業コンサルタントにはこんな人がいるよ、など
業界特性を幅広く教えてくれて、
結局、1歳・3歳の子供を抱えて
開業することは現実的に無理ですから
「焦らずにやっていきましょう」と言われました。


開業コンサルが「焦らないでいい」と、
開業を勧めなかったんですね。


仕事的に進めてナンボだと思いますし、
その方がビジネスになりますよね。

そんな人から
「本気ならやっていいけど焦ってやる必要がない」と言われて、
信頼して、そこで一旦開業することをやめることにしました。


他の開業コンサルに話を聞いたり、
周囲に開業について相談はしましたか?


特に女性ドクターあるあるかもしれませんが、
医師は医業じゃない人が怖いのです。

自分たちが世の中を知らないという自覚があり、
特殊な世界に生きてると思っていますので
医師や医療をを理解している人でないと
「怖い」という思いがありました。

開業をすることを人に一切話していなかったので、
開業コンサルタントなどの紹介も来ない状態でした。

実は当時私が開業することは教授しか知りませんでした。

開業を決めてから、
開業準備をしている人などに話を聞き始めたのです。

小野さんからコンサルタントの特性について聞き
もともとの自分のイメージと同じでしたので、
他の方にはアプローチしませんでした。


情報源が一つだったということでしょうか。
最近はオンラインサロンで情報収集する先生もいらっしゃったり、
情報源を多く持っていらっしゃるイメージがあります。


情報源は、二つは欲しいと思っています。
オンラインサロンには入ろうと思っていたけれど、
忙しすぎて断念しました。

開業している先輩たちの話を聞いたり、
実家が開業医ということもあり、
大体の流れのイメージがあったので、
一般論的な情報は必要としていなかったのです。

周囲に開業医がいない場合は、
サロンなどで一定の情報を得るのはよいと思います。
状況によって取捨選択するのが良さそうですね。

情報源が二つは欲しいという理由としては、
自分の考えを具現するためには新しい発想を入れたい。

そして、1か所に情報源があると、
その人が間違っている場合、
その人のせいだというのは簡単だけど、
責任は自分にあるので、
幾つかの情報源を持っておくことが必要だと思います。

元々「私はこういうものがほしい」というものが
明確にあるタイプなのです。

それに対して
「理想はそうかもしれないが一般的にそうではない」と言われたくない。

情報源の設定は大事で、
本当に信頼できるかどうかを会って確認したほうが良いでしょう。

誰かのせいにはできない、
誰かのせいにする人は開業は勧めません。
何も得ないし、人相も悪くなりますし。


欲しいものが明確にあるって素敵ですね。
小野が「先生に選択肢を提示すると即決だった」とよく言うのですが、
欲しいものが明確だったからなんですね。


そうですね。
やりたいイメージがあるからパッと見て、
こっちが良い。どっちも違う。が分かる。

欲しいものを知っているから出来ることですね。

ただ、人を雇うとなると自分だけではなく、
周囲に意見を聞いていますよ。


一度開業することをストップし、
次に開業をすると決めたときに
迷いは無かったですか?


決めちゃったから、やるしかない。
自分で頑張るしかない。

子供とお母さんたちを一緒にみることが出来る
クリニックを作りたい。

お母さんとおしゃべりして、
お母さんが元気になって、
それによって子供が元気になることが楽しい・嬉しい。

ママ・パパ・赤ちゃん・おじいちゃん・おばあちゃんを
トータルに診られるクリニックを作りたかったので
迷いはなかったですね。


作りたいクリニックを作るということに迷いがなくなって
とてもよいタイミングで
開業することが出来たということでしょうか。


若いうちに開業していたら、
「完璧にしたい」という思いから、
人の悪いところばかり目に入っていたと思います。
色々な経験を重ねたから「お互いがカバーしよう」と言える。

開業のリミットは50歳くらいまで
と言われることもありますが、
年齢を重ねたから言えることも多いと思います。

体力的には大変だけど、
40代半ばから50代が開業するには合う年代なのかな。

 

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<小野談>
人に歴史ありと言われます。

村山先生には当初から背負っているものを
私自身も感じていました。

哲学的な思考をお持ちなのですね。
そこを理解し、開業にいかに落とし込んでいくか。

ブレない方針を掲げていた村山先生だからこそ
「思い」を形にするという点は私も意識していました。

ご自宅にもお邪魔させていただいたり、
ご主人やお子さんともお会いさせていただいたのは
実は村山先生を理解するためにも
とても貴重な機会でした。

クリニックの開業は
ビジネス的な要素は間違いなくあるのですが、
それだけではダメだと考えています。

医師人生の大きな分岐点ですから
医師と開業コンサルタントという関係性を超えた
「思い」の共有が欠かせないと思います。

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2、開業後


現在2診体制で
他科の先生も在籍されており、
スタッフさんも多く、
診療とマネジメントの両立も大変と思いますが
いかがでしょうか。


現在、男性医師1名以外は
全員女性で子育て中の人もいる状況です。

女性がしっかり働ける環境を作って、
ちゃんと経営も成り立たせる!と本気で考えています。

週3、4日で常勤になれて、
患者さんは多いけど、時間内にしっかり終わる。
そうなるようにみんなで頑張る。

患者さんの満足度が高く、
働きがいがあって、時間が押さない。

大変だけど出来るはずだと思ってます。

そのための努力・その為の経営方針を伝えて
理解していただいた上でお仕事をしていただいてます。

でも無理はさせない
「ナイチンゲール精神の搾取をしない」ということを
掲げているんです。

その為には必死に経営しなくてはならない。
それを全員に伝えて、
理解して自覚してもらっているので
全員が時間内に終わり、
経営を成り立たせるためには?と考えて行動しています。


クリニックを運営する際に
気を付けていることなどはありますか


人に任せられることは任せています。

実際に社会保険労務士さんや、
会計・税務に関すること、
お掃除もロボットにアウトソーシングしています。

他の人が入ることで、
先生の思った通りにならないのではと聞かれることもありますが、
経営していると計算外が多いので、
自分に余力を残していないと周囲に厳しくなってしまうし、
自分にできないことはできないので、
完璧ではないので、お任せしちゃいます。

私しかできないことをいかに減らすか、、、
お任せすることで、
相手も任せられているとモチベーションも上がると思います。

人を信じて、
相手を大事にしていることを伝えて、
感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えます。

それをずっとやり続けるしかないかな、と思ってます。

ただ、院長ですから、
慣れあいはしません。
線を引くところは明確に引きます。

人間関係の不和はふとしたところで起きるので、
そのときに誰かがさみしい思いをすることは
嫌だと思っているんです。

スタッフ同士や
非常勤の先生が飲みに行くことなどもあると聞くので、
それは嬉しいです。

でも、誰かがさみしくなっちゃうのは嫌。
どうしたらつらくならないか。
いつもそんなことを考えて組織作りをしています。

だから年長だから、
経験が長いからといって「長」は置きません。

勿論、評価に対する給与の差は発生し、
給与が高いことも自覚してもらっています。

本人が自然と周囲を引っ張ってくれている。
ただ、リーダーとしての役割は与えていない。

そうでないと、周囲がその子に仕事を頼み始めてしまう。
そうではなくて、院長に言いなさいと言っています。


人を信じる・任せる。
でもなれ合わず、院長として線引きをして、
働きやすい環境を作られているのですね。

その他、開業後に困ったことはありますか?


その行動は信頼度に欠くのではと思うけど
法的にOKかNGかの判断がつかなかったり、
雇用について困ったことなどもあったので、
弁護士と顧問契約を締結しています。

弁護士が介在することで、
院長だけのルールではなくなる。

人がいなくなるかもと思うことは何度かありましたけど
そういうときはとても考えさせられる時でもあります。

私がこのクリニックでやりたいことってなに?
その為に私はこういう努力をしようということが見えてくる。

その結果、
クリニックの繁栄に繋がっていると思ってます。

元々、週4.5日でみんなが働くクリニックでした。
でも考えた結果、
私は週7日・2診・看護師・事務スタッフの人数がいて、
みんなが週4日ずつ働ける場を作りたかったんだということが分かりました。

私が作りたいクリニックを
気に入ってくれる人たちを雇用すべきだと思ってます。

色々な出来事を経て、
どんどん自由にピュアになってきている。

クリニックを始めた当初は
「私が頑張らないと!」と思ったり、
無理やり進めていたこともあったけど、
今は大体こんな感じかな?みんなどう?と意見を聞いて、
方向性が決まっています。


大変なことがあったけど、
それによって先生がやりたかったことが
研ぎ澄まされていく感じなのですね。

今後のクリニックについて
こうしていきたいと思うことなどはありますか?


こうしたいというクリニックを運営していますが
年齢を重ねてからの働き方を
今働いている人にも模索して欲しいと思ってます。

なかなか簡単にはできないので、
これから考えていきたいですね。

この職場を失いたくない、
職場環境を良くしようと頑張ってくれている子たちがいる。
そういう子が頑張れる職場を作っていきたいです。

長く働ける場であるためのシステム構築をしていますし
それだけでいいのか、
新陳代謝も大事であるとも思いますし、
どうしたらそれが実現できるかも悩みです。

いつも人に求められていて、
いつも地域に求められていて、
信用がおけるクリニックであり続けるのはどうしたらよいか。。。
どんなに勉強熱心でも
年齢を重ねると考え方の根拠は古くなりますから。

現時点で自分はまだまだ働けるので、
その間に次の準備をしていきたいと思ってます。


クリニックのことだけでなく、
先生の見ている景色はもっと広い
地域貢献の観点のような印象を得ました。

患者さんも増えていると伺ってます。
分院などは考えていらっしゃるんですか?


2店舗目はあまり考えていません。

大学病院のNICUにいたときに、
子供を亡くしたお母さんに
「亡くなった子をお兄ちゃんにしてあげたいです」と言われると、
私の仕事はちゃんと成功していると思っていました。

「野花医院があるから私はもう一人産めました」と、
言われるのが私の理想なのです。

その為に努力します。
子供を沢山にしたら国がどうなる、の議論はありますね。

色々な人の考え方がある、
産まない人がいてもいい。
色々なチョイスがあっていいと思います。

ただ、子供を持ちたい人が
シンプルに子供がかわいい、楽しい、
でもめちゃくちゃ大変!という経験が出来るように
子供を産むことが出来、
且つ、周りがサポートできる世の中で、
且つ、例えば…
「思った通りに働いてくれない、助けてあげているのに」と
いうようなことを言わないような、
子供を産む女性に理想を求めすぎず、
お互い様という考え方が出来る世の中だとよいなと思います。


開業を考えている。
迷っている先生に伝えたいこと・アドバイスをお願いします。


「何かから逃げたい」という理由だけで
開業しないほうがよいと思います。

例えば、大学が嫌、人間関係が嫌というだけが
クリニックの開業の目的になる場合は、
本当にお勧めしないので、
自分との話し合いがすごく大事になります。

何故ならば本当に大変なんです。

クリニックの経営は、
医師として診察して、組織を運営して
責任を全部自分で負うことになります。

私はこれが好き。やっていて楽しい。
こういう国を作りたかった。
国を作れて楽しい・国を維持する方法を考えることが
楽しくてしょうがない。

と、思えない可能性があるならば、
開業は進めないほうがいいと思いますよ。

開業って楽しいです。
発見があり・学びがあり・得難い経験ができます。

わくわくしている様子を
自分の子供たちが見てくれて良かったとも思ってます。

周囲にもたくさん助けてもらいました。
人との出会いもありました。

自分のやりたいことが実現できるのか
一緒に悩んでくれて、
実現する方法を一緒に編み出してくれる人はいます。

でもそれは自分にこうしたいという思いがあるから。
この思いは誰かが注入してくれるわけではありません。

開業することが幸せということではありません。
大学や病院・研究室にいることが幸せな人もいます。

自分のお城を作るって、
責任は全て自分のものですからね。

 

 

ーーーーーーーーーー

【インタビューを終えて】
<井上談>
とてもあたたか笑顔で迎えて下さり、
こんな簡単な言葉で言い表すには申し訳ないのですが、
慈愛に満ちていて、包容力のある先生でした。

「それでいいんだよ」と、
優しく抱きしめてもらっているような感覚になりました。

子供が幸せであるためには、
従業員とその家族が幸せであると考えて…

クリニックを大きくするというよりも
どうすることが地域貢献につながるのか、、、

医師・経営者・妻・母親・娘という
沢山の役割がある村山先生だからこそ
どうしたらよいかを考えて、考えて
行動されていらっしゃるのだな、と感じました。

私自身も子を持つ母親として
村山先生のような小児科医が近所で開業してくれたら
とても嬉しいなって思っちゃいました。

元々完璧主義。
でもそれだと周囲が疲れてしまう。

だから今の自分がある…というお話しも
とても印象深かったです。

これからも村山先生らしく
たくさんのお子さんを、ママを、パパを
そしておじいちゃんやおばあちゃんまでを
癒し続けて欲しいなと思いました。

そんなこと、私が言う前に
村山先生はとっくに実現しちゃいそうですけど。

ーーーーーーーーーー

 

<小野談>
村山先生、この度はインタビューを受けていただき
誠に有難うございました。

開業コンサルタントである私から見ても、
村山先生のようにやりたいことが明確で
成し遂げたいことがたくさんある方は
開業が上手く行く可能性が高いです。

気を付けねばならないのは
開業地と開業物件だけです。

幸い村山先生は小児科に最適と言える案件と出会い、
開院後も順調に患者さんを増やしていくことができました。

内覧会での村山先生の立ち居振る舞いや
開院初日の患者さんへの対応を見て、
これなら間違いなしと私も確信を持っていましたが、
その想像以上のステキなクリニックを作られています。

もちろん今までご苦労もおありだったと思いますが、
村山先生には「ビジョン」と「プラン」がありますので
これからもずっと乗り越えていけると信じています。

想定外に早く患者さんが増えてしまったので
スタッフの増員や
勤務してくれる医師を探すなど
人事の面では大変だったかと思います。

贅沢な悩みではありますけど
それにもイチ早く対応できたのは
村山先生のスゴイところです。

それと本文にもありましたように
村山先生は一旦開業準備を保留して
しばらくしてから再開をしました。

通常、開業準備には1年~1年半、
物件にこだわれば
もっと掛かってもおかしくありません。

ところが村山先生が開業準備を再開した後は
ものすごいスピード感で進みました。

もともと村山先生に高い意欲があったこと
そして決断力に優れていたこともありますが、
強固な信頼関係がベースにあったというのもありそうです。

時間が掛かるというのも
悪いことばかりではありませんね。

ーーーーーーーーーー

 

村山先生とのインタビュー記事は以上です。

すでに次の先生のインタビューは終えていますので
近日中にアップいたします。

次回もお楽しみになさって下さいね。

 

 

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