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当直からの解放を願う医師!?

2018年1月15日by gnetdoctor

おはようございます。

医師の日常をより良くする為に
転職や開業をオーダーメードでフルサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。

当直…。

医師にとっての当直と
看護師にとっての夜勤は
あまりにも負担が大きい業務です。

救急対応をどうするのか?

日曜、祝日、夜間にも
万全の診療体制を取るのは掛かるコストを考えたら
どう考えても無理ですし、
これはもう医療界の問題というよりも
私たち日本人全体が医療にどこまで求めるか?の
実に大きな問題であると考えます。

よって本日のブログのタイトルは、
『 当直からの解放を願う医師!? 』
といたしました。

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24時間365日の対応は本当に必要なのでしょうか?

子供の頃の記憶ですが、
セブンイレブンができて
朝の7時から11時までお店がやっていて、
とても便利になった事を覚えています。

確か最初の頃は、
7時から11時までの開店時間であって
それが店名であるセブンイレブンに繋がったと
どこかで聞いたように思います。

それがいつの間にか
365日24時間営業に転換していき、
益々利便性は高まるとともに
夜中に働く人たちを増やし、
不健全な社会に手を貸してしまったように思います。

いや個人的にも
セブンイレブンさんには大変お世話になっており、
別に文句が言いたい訳ではないのです。

他のコンビニチェーンもそうですし、
牛丼屋チェーンだって、
ガソリンスタンドだって、
便利を追求して24時間営業になりましたね。

まあ私たちの中にあった
ニーズに応えたのですから
決して悪い事ではないと思いますが、
それにしてもふと考えると
ここまで必要だったのかな?と
多少なりとも疑問を持ってしまいます。

働く者を犠牲にしての売上確保という側面もありますし、
いくらユーザーニーズに応えると言っても
果たしてこれで良かったのかな…と感じるのです。

医療も同じかもしれません。

患者ニーズに応えるという美名のもとで
医療現場で働く医師や看護師たちを犠牲にして、
救急や急変に対応してきました。

医療は人の命が掛かっていますので、
24時間営業の店と同列には扱えないものの
それにしてもあまりにも医療従事者に対するフォローを
ないがしろにしてきてしまったのではないか?という
疑問がどうしても消えません…。

当直は月に何回までが適正なのか?

そうは言っても時代は変化します。

24時間営業を取り止める店舗も出てきましたし、
年中無休を返上するチェーン店も現れました。

働く者を犠牲にしてまでも
営業する事に対して
少しずつですが
潮目が変わってきているように感じます。

事実コンビニなどでもアルバイトの確保に苦戦し、
外国人頼みになっていたりしますからね…。

では医療はどうかというと、
残念ながら国家資格を持たねば働く事ができませんから、
そう簡単に代わりは見つかりません。

結局、現場が奮闘せざるを得ず、
現状では月に4~5回程度の
当直をする事が多いのではないでしょうか?

現実的に医師や看護師にとって
当直や夜勤の負担はかなり大きいと思います。

この負担が病院を離れてクリニックに勤めたり、
開業医になったりする事の要因になっています。

看護師の場合は看護師を辞めるという
選択にすらなっていますね。

しかし多くの医師や看護師は、
夜間は致し方ないと考えてくれているからこそ
私たち患者側の人間は安心を手に入れる事ができています。

であるならば、
夜間対応の分を
正当に報酬などで評価すべきではないでしょうか?

また当直明けに連続勤務をさせるのでなく、
最低限の休息を提供すべきではないでしょうか?

こういったフォロー体制を作ってこその
月に4~5回の当直であるべきと思います。

せめて当直に対してのバックアップが必要だ!

大前提として
私たち一般人も医療の基礎くらいは学んで、
コンビニ受診は控えねばならないと思います。

日中は混んでいるから
夜間の救急に来たなんて事は
許してはいけないと思うんですね。

国民皆保険制度と
フリーアクセスを守る為には
私たち1人1人の協力が欠かせません。

そうしなければ
自己負担を引き上げるとか、
保険でカバーできる範囲を狭めるとか、
こんな議論も巻き起こる事になるでしょう。

その上でかかりつけ医を中心とした
24時間対応のチームを地域に作り、
現場の負担を平準化する事も必要かもしれません。

あと必要なのは
当直や夜勤に対する手当ですね。

私案ですが病院から支払う手当だけでなく、
地域からも手当を出せないでしょうか?
救急病院を持つ責任であるとも思うからです。

それと最近は少しずつ改善されていますが、
当直明けは極力休みにするか、
休憩時間を作って連続勤務をなくすなども
必要になりますね。

単に病院が待遇を良くするには限界があると思います。
それこそ地域社会全体でフォローが必要です。

そして最も必要なのは
私たち1人1人の感謝の思いと理解、
少しの協力こそが絶対的に不可欠と思います。

それでは、また…。

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