おはようございます。
医師のキャリアを中長期的に支える
転職、開業のプロフェッショナル、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
どんな人を自分の近くに置くのか?
この判断って結構難しいですよね。
人選が正しければ自分は伸びるし、
誤れば自分が堕落します。
それどころか騙される事になりかねません。
本日のブログのタイトルは、
【 医師が付き合うべき人を見極める方法! 】
といたしました。
いい人には気を付けましょう!?
私自身、毎日のように
医師とやり取りをする仕事をしております。
すると医師の周囲も目に入る訳でして、
何とか医師に気に入られようと
ペコペコしている人が多い事にちょっと驚きますね。
だいたいこういう人に限って、
陰ではあの先生はさ~と文句を言ってたりするので
(何度も目撃してます…)
それはどうなのかな…と疑問に思ってます。
またその一方で、
〇〇に騙された!とか、
とんでもない話しを掴まされた!とか、
医師から後悔の話しを伺う事も少なくありません。
そして詳しく話しを伺ってみると、
最初はいい人だと思ったんだけどね…と
皆さん口を揃えておっしゃるのです。
そうなんですよね…。
だいたいが悪い事をする奴とか、
人を平気で騙す奴ってのは、
平身低頭、にこやかに近づいてきて、
小さな仕事をボランティアで行ったりして、
いかにも自分は役に立ちますと恩を押し付けて、
段々と信頼を勝ち得た段階で…
本性を現して騙しに掛かるんですよね…。
だから私がお話しする先生方には、
いい人には気を付けた方が良いですよ…と
いつもお伝えします。
だって自分の商品、サービスに自信があれば、
ペコペコなんてしませんし、
医師と雖も対等に接する
プロフェッショナル性を持っていると思います。
そういうプロであるという自信がないから
ペコペコして、いい人ぶって、
偽りの笑顔で近づいて、
帰り道にペロっと舌を出してたりして、
挙句の果てにはあり得ない程の高い金額を吹っ掛けたり、
効果のないものを導入させたり…。
ロクでもない悪人って
やっぱり存在するんですよね…。
そして医療の世界では
なぜかこういう輩が跋扈しているように思えます…。
もちろん本当にいい人もいるとは思います。
でもこういう人はペコペコはしないでしょう…。
礼儀正しくはあっても、
何でもかんでも言う事聞きますという
姿勢ではいないと思います。
プロってそんなもんですよね。
医師の世界も同様と思います。
今後の医療業界では
いい人かどうかを人を選ぶ判断基準にするのは
危険かもしれません…。
本物のプロか、どうか?ではないでしょうか。
私利私欲の人間と公を考える人間の違い!
人を見極めるのって大変です。
だいいち人も変わりますから、
今までいい人でも急に悪人になったりもしますしね。
逆もありますけど、そうはないかな(苦笑)。
私自身も過去何度か危ない目にあった事はありますし、
決して油断していた訳ではないのですが、
騙される寸前だった事もあるんです。
いや騙された事もあるかも…(苦笑)
もう15年も人材紹介業をやってますんで
それなりに人を見る目は持っているつもりですが、
敵はそれを上回ってきますね…。
まともな仕事をしている人と、
そうではない悪人…。
よくよく考えると
ビジネスパーソンなんてのは
みな営利企業に勤めている訳ですので、
売上重視、利益重視で動かざるを得ません…。
しかし人によってですが、
クライアントに喜んで貰った上での
売上、利益と考える人は決して少なくありません。
ま、いわゆる真っ当な方々ですね。
ところがどうしても一定数の割合で、
クライアントがどうなろうが
売上、利益が確保できればいいと考える人も
そこそこは存在する訳なんです。
目の前にいる人が
どちらなのかを見極めねばなりません。
よ~く気を付けてみてみると、
会話の中での発言で、
主語が自分である事が多い人がいます。
私は、僕は、弊社は…など、
こういう主語を多く使う人は
わりと私利私欲で動いている傾向が高いと思われます。
その一方で主語が相手にある人、
あなたは、貴院は…など、
こういう人は公の為に仕事をしていて、
わりと真っ当なビジネスをしているように思います。
意外とやっかいなのが、
自分はまともで公の為に仕事をしていると言いながら、
思考や行動が伴っていない人ですね。
まあこういう人も避けた方が無難と思いますが、
いい人ぶる人間で本当にいい人なんて見た事ありません。
他に取り柄がないからいい人になろうとするんですけど、
もうその段階でパートナーとしてはスキル不足ですからね~。
プライドを持って、
自分の提供する商品、サービスに自信を持ち、
正々堂々と衆人環視の中で語れる人。
こういう人がいいと思うんですけどね…。
陰でコソコソ、
オープンになってる情報は必要最低限、
自分の利益の為に平気で人を騙せるような輩は
医療業界から退散してもらいたいものですね~。
プロの発言は厳しい!でもそれが本物。
例えばですね、
家を建てる時に一級建築士から
設計上の希望を伝えた時に
それは止めておいた方がいいと言われて
腹が立ちますか?
プロゴルファーからゴルフを教わる際に、
グリップの握りを注意されて腹が立ちますか?
できるかどうか、
するかしないかは別にして、
本物のプロからビシッと言われても
別に腹を立てたりはしないと思うんです。
それこそ医師から食生活の改善を促されたとか、
喫煙を止めるように厳しく注意されたとか、
できるかどうか、やるかやらんかは別にして、
患者だって腹は立てないと思うんです。
それはなぜか?
プロだからですよね。
自分よりも圧倒的な知識、経験、ノウハウを持っている
本物のプロだからこそ腹を立てる事なんてなく、
素直に言う事を聞けるのだと思うのですね。
医師という職業は、
医療業界の頂点にありますから、
様々な決定権を持ち、
または権限や権威を持っている事は
良くも悪くも事実であると思います。
それを利用しようとする輩は少なくありません。
もちろんその大半が善意であるとは思うのですが、
なかには悪意を持って近づいてくる輩も存在する訳です。
医師にとってこういった招かれざる客は
遠ざけておくべきですよね。
では誰を近づけて誰を遠ざけるか?ですが、
結局のところ突き詰めて考えると、
その道のプロフェッショナルは近づけて、
ただのセールスマンは遠ざけるという事かなと
私は考えます。
でもその道のプロというのは
医師同様に厳しい部分も持ち合わせています。
先生、それは間違いです。
先生、そんな事をしてはダメです。
ところがこういう厳しい発言ができるのは
正真正銘のプロである証拠と思うのです。
ただのセールスマンはとにかく気に入られようとして
はいはいおっしゃる通りです…
ごもっともでございます…
さすが先生、それでよろしいかと思います…と
おべっかとお世辞だらけですので。
誠に残念ではありますが、
私のところには「騙された…」とおっしゃるドクターから
連絡が入る事が少なくないのです。
だからこそ防止する為に
このようなブログを書いてみました。
弊社がキャリア相談、開業相談、経営相談をしている事もあり、
実に様々なご相談を頂きますが、
もっと早くおっしゃって頂ければ…というケースは
非常に多いんです。
相談ごとにお金を取るなんてケチな事は言いませんので、
何かあればまずはご一報頂きたく思います。
それでは、また…。
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