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人生100年時代の幸福なキャリアプランとは?

2018年9月13日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを軸にして
転職、開業、経営シーンでサポートし続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

キャリアにおいて
万人に通用する絶対的な法則など
私は存在しないと考えています。

個々それぞれ望む未来は異なる訳ですから
オリジナリティ溢れるキャリアを
模索するしかないと思うのです。

ならば正解を見つけるというよりは、
常に正解を探し続けるというのが
キャリアプランにおける正しい考え方ではないでしょうか?

本日のブログのタイトルは、
【 人生100年時代の幸福なキャリアプランとは? 】
といたしました。

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人生100年時代の到来!?

釈迦に説法ではありますが、
日本人の平均寿命は
男性が81.09年、女性が87.26歳と言われます。

1947年、約60年前ですら
男性50.06歳、女性53.96歳と50歳代でしたので
急激な伸びと言えますよね。

1990年、約20年前になると
ようやく男性75.92歳、女性81.90歳となります。

それ以降も年々平均寿命は延びており、
まさに超高齢化社会となっていく訳ですね。

その一方で少子化も進んでおり、
我が国の人口構成バランスは大変にいびつであり、
人口減少社会とも言えますし、
成熟社会とも言えるようです。

人生100年時代…。

望む、望まないは別にして、
そういう社会である事は
冷静に受け止めなければならないと思います。

こういう時代である事を前提として、
私たちは将来を考えていかねばなりません。

そりゃ1年先でも、3年先でも
未来の事なんかどうなるかはわかりません。

まして10年先、30年先となると
もう社会も相当に変化しているでしょうし、
予測不可能なものだと思うんですね。

それでも…、そうだからこそ…、
将来設計、人生設計は大事だと思いますし、
特にキャリアプランに関して
綿密に考えておくべきだと感じます。

なぜならキャリアプランがあるからこそ
変化に柔軟に対応できたり、
思い切って方向修正をする事もできるのですし、
まさに原点となるのがキャリアプランなのだと考えております。

医療業界も今後相当に変わりそうですよね…。

先が見えない時代だからこそ
医師もキャリアプランが必要になるのだと思います。

不確実性を増していくキャリアシーン…

私は現在49歳です。
ひと昔前ならあと10年ちょっとで定年退職でした。

今はそんな事ありませんし、
私自身も少なくたってあと20年は働くつもりです。

いや場合によっては
あと30年働かねばならないかもしれませんね(苦笑)。

定年退職のない医師は
今だって70歳、80歳でも
現役で働かれている先生も少なくありません。
90歳、100歳の先生もいらっしゃるのでしょう。

私が若かりし頃はバブル経済真っ盛りでした。
社会人になった1年目の冬にバブルが崩壊したのです。

笑い話しですけど、
1年目の夏・冬の賞与がもっとも良くて、
2年目以降は下がるばかりでした。

当時はそこそこ知名度があって
大きな会社に勤めていたんですけどね~。

それ以降、失われた10年と呼ばれる時期があり、
金融ビッグバン、リーマンショック等々
いろんな事がありました。

その上で現在を考えると、
やはり「成長社会とは異なる」という事を
頭に叩き込まねばならないと思います。

我が国は戦後の復興から
長期間に渡って右肩上がりの成長を続けてきました。

しかしそういう時代ではないという事を
認識しておかねば将来設計を見誤りますよね。

よって益々不透明な時代が今後来る可能性は
わりと高いものと思われます。

するとキャリアという観点でも
「不確実性」が高いと受け止めるべきでしょう。

本来あるべき働き方改革とは?

国家の財政が苦しくなり、
社会保障が目の敵にされていたりもします。

その中で医療費は増え続けていますので、
医療現場や医療従事者、高齢者などに対して
医療費を下げるプレッシャーは強く掛かっていますね。

そもそも国民皆保険制度は
成長社会の時代に設計され、導入されましたので、
非成長時代に突入した現代社会では
果たしてマッチするものなのかどうか…。

なかなか悩ましいところだと思います。

今さら国民皆保険制度を止めます…などと
そう簡単にはできないでしょうし、
そうは言っても財政悪化を放置する訳にも行かない。

しかしIT、IoT、AIの医療現場への浸透に伴い、
診療の効率化は進むと思われますし、
これが医療費の削減に繋がりつつも
医師のハードな勤務を
少なからず緩和してくれるとも思います。

実際に診療をサポートする
IT企業を経営する医師なども増えて
AIがさらに使えるものになってくると
加速度的に効率化は進み、
医師の業務負担は減ると思うんです。

これはこれでとても楽しみなのですが、
本来あるべき働き方改革とは
少し違うような気がします。

いつも言うように
キャリアプランはオリジナリティ溢れるものであり、
選択肢が複数なければならないと思います。

ハードな勤務を望む人がいれば、
ソフトな勤務の方が良い人もいる。

働き方を選べるようになるべきと思うんですよね。
それこそが真の働き方改革ではないでしょうか。

仕事は何のためにするのか?

ひと昔前であれば
仕事は食う為にするんだ…という人は
かなり多かったと思います。

しかし我が国は先進国の仲間入りをして
社会全体が裕福になり、
食うのに困るという人は
かなり少なくなっていると思うんですね。

実際に生活のために働くという価値観は
消滅したとまでは言いませんが、
現代社会の中では少数派ではないでしょうか?

特に国家資格者が多い医療業界においては
食う為に働く人は少ないと思います。

では私たちは仕事に対して
どんな価値観を持つべきでしょうか?

これも多様化すると思います。
様々な価値観をそれぞれが持つ事でしょう。

ただ働く事は
辛い、苦労、困難、
これらを乗り越えるとか、
そういった前近代的な価値観は
すでに古いものになっていますよね。

仕事論。
職業観。

こういったものも
絶対的な答えがある訳ではありませんので、
個々それぞれが問い続けていくべきと思います。

しかし「楽しく働く」という事は
あって然るべきではないでしょうか。

やりがいとか、湧き上がる充実感とか、
社会に貢献している実感とか、
つまりそれは楽しいって事ですよね?

もちろん仕事を楽しくする為には、
手に入れなければならないものは少なくなく、
努力や勉強や修行は必要です。

でも「楽しい」のためであれば
人間って頑張れると思うんですよね。

仕事=楽しい。

こういうベースがあちこちの職場にできたら
みんなもっと一生懸命に働くのではないでしょうか。

自分らしいキャリアプランのために…

少し前から企業の採用現場では、
「リファラルリクルーティング」なるものを
取り入れるようになっています。

自社の社員や社外の人脈を通じて
人を紹介、推薦してもらう採用手法のことです。
社員紹介採用などと言われています。

内部を良く知っている社員や
取引があって営業方針などをよくわかっている人が
うちに来ないか?あの会社で働かないか?と誘う訳です。

そりゃ求人側の都合だけで作られている
求人誌、求人サイト、紹介会社の求人票などより
よほど真実に近い情報が得られますから、
信頼して、安心して入社する人も多いでしょうし、
定着率も高いでしょう。

私自身、転職において求人の価値は低い。

まず何よりキャリアプランです!と言い続けていますが、
リファラルリクルーティングが広がれば、
ほとんどの求人誌、求人サイトは役割を終えるでしょう。

そして求人案内しかできない紹介会社も
続々と倒産してしまうでしょう。

LinkdinやfacebookなどのSNSも
それに近いものとなっていますしね。

これからの転職シーンでは
求人の価値は確実に減少していきます。

そして個々の求職者も、
人材を採用したい求人医療機関も、
求人からの脱却をしないと
転職の成功はおぼつきませんし、
採用もできなくなるでしょう。

いやすでにそうなりつつあると思います。

まして人生100年時代。
現役の期間も長くなるばかり。

過重労働やハラスメントには厳しくなる一方で、
働き方改革は右往左往しながらも確実に進んでいくでしょう。

そうは言っても一気に働き方改革が進む訳ではなく、
医師は後回しにされてしまっている現状の中、
自分を守るのは自分だけです。

個人の働き方改革が必要です。
働き方の見直しは生き方の見直しでもあります。

自己啓発書は参考になりませんし、
他者の生き方は参考程度ですし、
何より大事なのは自分自身。

将来設計。
人生設計。
キャリアプラン。

これらが圧倒的に大事になります。
必要なのは「自分の欲求を知る」ことです。

どんな生き方を自分は望んでいるのか?
どんな将来が自分や家族にとって望ましいのか?
何が欲しくて、どうありたいのか?

これらを知る事が
キャリアプランに繋がっていきます。

もうひとつあると良いのが、
事例やノウハウという情報です。

これらは1つ、2つあればいいものではなく、
多様な情報がある方が有利です。

本物のエージェントが提供するのはこれなんです。
求人しか提供できないのは偽物なんです。

先日、開業含みのキャリアプランを
ディスカッションした消化器内科の先生がいたのですが、
話せば話すほど、目が輝いてきて、
ワクワクして、未来に希望を持って頂きました。
この先生は確実に成功するでしょう。

多くの事例とノウハウを手に入れて、
キャリアプランの組み立て方を手に入れましたから。

キャリアプランを元にして、
自分なりの働き方改革を実現し、
人生100年を楽しんで仕事しましょう。

それでは、また…。

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