50代の消化器内科のZ先生。
どこに出しても恥ずかしくないキャリアをお持ちで
Z先生ご自身も自信満々です。
お勤め先の病院がM&Aされてしまい、
経営陣が変わって以降、
年収は微減、
新たな契約を締結する際に少し揉めたようで、
それ以降、Z先生は
新経営陣に煙たがられてしまったそうです。
このままここにいても良い事はなさそうだ。
それなら他の病院に行こうと決意されたのでした。
とは言え大学医局に長く在籍し、
医局派遣でこの病院に来て
そのまま内科部長として赴任したので
ご自身で転職活動をするのは初めてだったようです。
よく医療系のニュースを見ていた
日経メディカルのサイトに
医師求人というコーナーがあり、
そちらで求人の研究をしていたので、
気に入った求人に問合せをしてみると…。
その求人を出していたエージェントから
1度面談をしましょうとアポイントを取られました。
待合せ場所に行ってみると
残念ですがZ先生からお問合せのあった求人は
つい先日他の先生で決まってしまいました。
類似の求人としてはこんなところがありますが…と
7~8件の求人案件を案内されたそうです。
なんだよ、釣り広告じゃないのか?と思いながら
案内された求人を吟味してみると
どれもこれも問合せを入れた求人より
条件面では下がる…。
そうは言っても
今の職場に居続ける選択肢はないZ先生は
その中から比較的条件の良さそうなところで
面接に行く事にしました。
面接当日、
ここで決めたい!と焦るZ先生は
気合い充分…。
しかしその気合いが空回りしてしまい、
院長の前でいかに自分は優秀なドクターなのか、
どれだけの症例経験を積んでいるのか、
いかに自分を雇用するメリットがあるか、
高給で迎える価値がある医師なのだ!という事を
堂々と語り続けたそうです。
しかし結果は見送り。
院長からはうちには合わない、
アピールが強すぎる、
周囲のドクターやスタッフと軋轢を生みそう…と
マイナス評価に繋がってしまったそうです。
本来、どんな風に面接すべきかは
エージェントがアドバイスすべきですが、
このエージェントは
面接に同席すらしなかったそうです。
面接って相手があるものですから、
一方的にこちらの都合を伝えても
あまり意味はないんですね。
むしろ先生方が普段外来で患者さんと接するように
先方はどんな医師を求めているのか?
どんな風に働いて欲しいのか?
その上で先方の求めているものに
どうすれば自分を合わせられるのか?
こんな風に話し合えると良い面接に繋がるのですね。
その後、弊社にご相談にいらしたZ先生。
このようなアドバイスをして、
当日面接に同席して
相互理解を進めたところ
当初の案内よりも良い条件で内定が出ました。
エージェントの力量で
内定の可否、条件は異なるんです。
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