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医局人事から見放された病院への転職の是非!

2019年10月30日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために
転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」

ご存知、方丈記の書き出しですが、
ホント昔から時代というのは変わるものなんですよね。

同じように見えても、
常に動き続けているものなんですよね…。

 

本日のブログのタイトルは、
【 医局人事から見放された病院への転職の是非! 】
といたしました。

 

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医局派遣を止められた…。

臨床研修制度が変わってから
大学医局も人手不足となり、
市中病院から派遣医師を引き上げた…なんて話しを
あちこちで伺いました。

なぜなら引き揚げられてしまった病院としては
是が非とも医師を採用したく、
我々エージェントに声を掛けたのですね。

しかし医師の転職マーケットは
ごく一部を除けば売り手市場が続いていますから
我々としても
そう簡単に医師をご紹介できる訳ではありません。

結果的に、
縮小して非常勤医師に
外来だけ回してもらってるとか、
最悪のケースでは
診療科自体を閉鎖する事になったり、
近隣住民にとっては
あまり良くない形になってしまっています。

背に腹は代えられない…。

そういう事なんだと思います。
ところがこの事態を見越した市中病院もありまして…。

 

医局派遣を断った?

うちは大学医局に頼らずに
医師を採用できています…。

こんな猛者のような民間病院もあります。

逆に派遣医師を引き揚げてもらった…とか、
もう医局には頼らなくても大丈夫…と。

医療機関を経営する為には、
医師が一定数在籍しているのは必須条件です。

だからこそイチ早く手を打って、
医師採用ができる体制を整えた訳ですね。

もちろんこのような医療機関は例外です。
ごく一部しかありません。

しかしこのような医療機関さんの
医師採用に掛ける情熱は凄まじく、
ここまでやらんと医師は採用できないか…という
素晴らしい活動をされています。

医師の受け入れ態勢を整備して、
条件面、待遇面も良く、
医師のやりたい事を実現できるように
事務方やコメディカルのバックアップ体制も
しっかりと整えています。

私たちエージェントにとっても
実に有難い限りです。
ま、ごく一部というところが残念ですけど…。

 

診療科目ごとに
様々な大学から医師が派遣されている!?

おそらく大半の医療機関は、
大学医局からの派遣医師はいない科目、
大学医局からの派遣医師がいる科目、
複数の大学からの派遣医師がいる科目、
これらが混在した状態であると思われます。

その中でも、
〇〇科の在籍医師は
ほとんどが〇〇大学からの派遣医師であるというケースもあれば、
2名の非常勤医師が
週に半コマだけバイトに来ているケース、
病院が独自に採用した数名の常勤医師とともに
大学からの派遣医師もいるケースなど、
細かく分類していくと
実に様々なケースがありますね。

どんな病院だって
大学医局との関係は良くしておきたいものです。

とは言え、
独自のルートで医師を採用できるなら
その方がしがらみがなくても良いというのも
きっとなくはないでしょう。

さて、では転職希望医師は、
どんな医療機関を選ぶと良いのでしょうか?

 

市中病院への転職は事前リサーチが命!

私は学閥意識が強い民間病院は、
医師が転職するにあたっては
あまり好ましくないと考えています。

もちろん合うケースもあるのですが、
せっかく民間病院で働くのであれば
学閥、派閥のない風通しの良い職場の方が良いですよね。

実際に弊社経由で某病院さんに入ったある先生は、
入職した後に私にご連絡をしてくれまして、
「驚いたよ。医局の雰囲気がいいんだよ。
こんなに気軽に話し、話し掛けられたりする職場なんて
初めてだよ。ここを選んで良かった…」
とおっしゃってました。

ちなみにこの先生は50代後半で
あちこちの病院でご勤務されてきましたから
今までお勤めになったところとは違い、
とてもスムーズに馴染めて嬉しかったのでしょうね。

このような展開は
まさに先生方にとっても望むところと思いますが、
果たしてこういった内部情報は
どのようにして手に入れたら良いでしょうか?

求人サイトに掲載されてますでしょうか?

もし垣根のない雰囲気の良い職場ですと書かれていたとして
それを信じる事ができますでしょうか?
またそれは真実でしょうか?

転職エージェントからの求人案内に
このような情報は含まれていますでしょうか?

担当者は本当にこの病院の内部を知っているのでしょうか?

データ上のやり取りを
右から左に伝えているだけではないでしょうか?

信じるに値する情報をくれてますでしょうか?

正直、心許ないと思います。
だから目に見える情報…
つまり年収とか、年収とか、年収とか、
そこだけが判断材料になってしまうのです。

内部情報を知らないからこそ
非公開求人だとか、
レア求人だとか、
見栄えの良い洋服を着せて
無理やりに価値を持たせようとしているのですね。

スキルが高く、経験豊富な本物のエージェントは
内部情報を必ず抑えています。

こういう人からの情報を得た方が
ご自分を有利な道に導くでしょうね。

医局人事から見放された病院…。
私は二極化していると考えています。

災い転じて福となったパターン。
もうひとつは下降局面となっているパターン。

表面上の条件に戸惑っていてはいけません。
必要な情報は上記のどちらの医療機関なのか?です。
ここを見間違えると痛い目に合いかねません。

 

リサーチの前に
キャリアリテラシーを発揮しましょう!

情報リテラシーが求められる時代です。
上っ面な表面上だけの情報に翻弄されてはいけませんね。

まして一見オイシイと思われる
虚偽情報に騙されてはなりません。

私から見ると
ネット上に公開されている情報というのは
価値が高いとは思えません。

むしろ決まらない案件だから
何とか決めようとして
ネット上でやいのやいのと売り込むんです。

求人情報にしても、
クリニックの開業物件にしても、
本当に良い案件というのは
水面下で決まるものです。

それがコンサルタントの「力」です。

こういう力を持たないコンサルタントの案件を
本当に信用できますか?
必要な内部情報を手にする事ができますか?

このような構図を知り、
手段と目的を見間違える事なく、
適切な人脈を得て、
有益な情報を手に入れて、
自分自身を有利な方向に導いていくべきです。

その為に必要なのがキャリアリテラシーであり、
その出来上がりがキャリアプランです。

悶々と1人で考え込むのではなく、
外に飛び出して情報収集に挑み、
良き人脈が作れるといいですね。

それでは、また…。

 

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