おはようございます。
医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
自分で言うのもなんですが、
私は「硬派」だと思います。
男っぽさ満載です。
良くも悪くも…ですけど。
しかし弊社は私以外は女性社員ばかり。
最近うちの女性陣は、
それぞれ個性と強みを持つ人ですから
キャリア相談女性希望とおっしゃっていただければ
私以外の社員ともお話しできる機会を作れます。
それに負けじと今回は私の方でも
女性医師のキャリアについて考察いたします。
本日のブログのタイトルは、
【 女性医師のキャリアビジョンとは? ~クリニック開業編~ 】
といたしました。
<目次>
1.女性医師のキャリアプランについて
・ステージの変化に適応する女性医師
・自分らしさを追求する女性医師のキャリアプラン
2.女性医師のクリニック開業について
・女性医師のクリニック開業は本気度の高さが特長です!
・患者やスタッフへの思いを具体化する開業支援
*まとめ
目次
1.女性医師のキャリアプランについて
キャリア論の原則としては
男性だから、女性だからというのはありません。
とはいえ現実的には
我が国に依然として残る旧弊を要因として
伝統的な役割分担が存在します。
長い時間を掛けて徐々に改善傾向にあるとは思います。
また個人のポリシーとして
立ち向かっている方々もいらっしゃいます。
しかし全体として見れば、
まだまだ時間が必要と感じます。
しばらくは個々が戦略を持って
柔軟かつ適切に対応していかねばなりませんね。
・ステージの変化に適応する女性医師
今まで何名もの女性医師とお会いしてまいりました。
最近ではZOOMで面談などもさせて頂いています。
ちなみにこちらもお気軽にご活用下さい。
<期間限定企画> ZOOMでキャリア相談をしてみませんか?
私だけでなく、弊社の女性社員に担当させる事もできます。
私が今までお会いしてきた女性医師の皆さんは、
医療者として実に真っ当な方々でした。
結婚、出産、育児、そして介護など
人生のステージの変化に適切に対応し、
その中で医師として
経験を高めたい…
実力を付けたい…
症例経験を積みたい…
遅れを取り戻したい…
成長したい…
転科したい…
QOLを高めながら働きたい…
無理せずに働きたい…
実に様々なお悩みを伺ってきました。
私から見ると
この「しなやかさ」たるや
なかなか男性には持ち合わせないものに感じました。
これに私どもの持つ事例やノウハウをオンすれば
難易度が高かろうが、
可能性が低かろうが、
何度となく奇跡のような展開を作る事ができました。
いや残念ながらお役に立てなかった事もありますけど、
女性医師としての人生の転機で
大きくジャンプアップできた事があるのは間違いありません。
最近は男性医師と女性医師の割合が
6:4くらいでやや男性の方が多いのですけど、
イチ時期は4:6くらいで女性の方が多かった時期もあります。
うちの場合は、
<キャリアプラン>を中心として
常勤も非常勤も開業もご支援しますので、
プライベートな環境が変化する女性医師とは
もしかしたら相性がいいのかもしれません。
求人案件を追いかけても
なかなか思うように行かない事は多いでしょうから。
・自分らしさを追求する女性医師のキャリアプラン
バイト探しであろうと、
常勤先探しであろうと、
クリニックの開業であろうと、
女性医師は自分らしさを
スゴく大切にしているように思います。
私はキャリアプラン3箇条の中に
自分らしいオリジナリティ溢れるキャリアプランを!と
言い続けているくらいですから、
それはとても素晴らしいと思うのですね。
ただそれはマーケットのニーズを見極めて、
戦略的に構想する必要があります。
あまり詳細は述べませんが、
今まで私がお手伝いしたケースで印象に残っているのは、
・出産からの復帰で転科してリスタート
・旦那さんの転勤で地方都市から東京へ
・時短勤務だけどモチベーションはメチャクチャ高い
・医局のしがらみから脱却したい
・自分の理想とするクリニックを開業したい
などなど様々な事例があります。
この自分らしさの追求をしようと思うと
弊社のような事例とノウハウを多く持ち、
ドクターファーストでゼロから案件を創りだす
姿勢とマッチするのかもしれませんね。
今ある求人の中から選ぶという
普通のエージェントとは違って、
弊社は、先生のためにイチから求人を探しますよ、
最初から交渉して希望を叶えてくれる医療機関だけ
ご案内しますよ…という希少なスタンスですので、
自分らしさを叶えるには最適なのですね。
<参考>
女性医師が考えるべきキャリアプラン!
2.女性医師のクリニック開業について
クリニックを開業する男女比は
日医総研ワーキングペーパーによりますと、
(2007年12月のデータですので古いですが)
ほぼ男9:女1という割合なのだそうです。
開業医を目指す医師は、
圧倒的に男性医師の方が多いのですね。
ただ私はここ数年では
女性医師の開業も増加傾向にあると
実感として持っています。
事実、弊社に開業支援を依頼して下さる先生方の
男女比率は男6:女4くらいの比率なのです。
ちょうどこの8月1日にも
ある女性医師が無事に開院を果たしましたし、
すでに来春開業に向けて
準備を進める女性医師もいらっしゃいます。
・女性医師のクリニック開業は本気度の高さが特長です!
私が関わった女性医師の開業支援を振り返ってみると
その特徴としては、
① 最初から開業意欲が高い
② クリニックのコンセプトが確立している
③ 事業プランを自分なりに持っている
④ スタッフの生活の安定を考えている
⑤ システム化を実現する傾向が高い
⑥ 金銭以外の成功を目指している
⑦ 自分らしいこだわりがある
こんな傾向があるように感じます。
もちろんどの方でも全て…とは言えませんが、
割と本気度が高く、
すでにある程度の計算が成り立っているのですね。
開業コンサルタントの多くは
開業物件で関心を惹こうとしますけど、
そんなレベルのコンサルでは太刀打ちできません。
だから弊社が選ばれるのでしょうか?
・患者やスタッフへの思いを具体化する開業支援
誰だって人生の主役は自分です。
自分が主人公のストーリーを描きたいですよね?
ただ私が関わった女性医師の開業支援においては、
患者が主人公であるケースが多かったです。
いかにして患者の役に立つか?
どうすれば患者に支持されるか?
それと同様にスタッフへの思いが溢れていました。
長くスタッフが勤めるためには?
スタッフに活き活きと働いて欲しい。
何度となく打合せをする中で、
頭が下がる思いを幾度も持ちましたね。
だから成功しちゃうんです。
しない訳がないんです。
自分らしさの追求。
自分らしいクリニック。
自分らしい環境。
知恵と工夫で
とても良いクリニックが作れてます。
その根本には、
他者のため、社会のため、という
思いの強さがあるのだろうな…と
私も大変勉強になっています。
<参考>
クリニックの開業から逆算して経験値アップを高める為の転職!?
*まとめ
これから女性医師のクリニック開業は増えると思います。
そしてそれぞれの先生らしさを含んだ
ステキなクリニックが出来上がるのでしょう。
ただ開業は医師としてマストではありませんよね。
同じようなスタンスで
勤務医として自分らしく働く事を
追求する先生も増えていくのだろうと感じます。
確かに女性という点で
結婚、出産、育児、介護など
人生のステージが変わりやすく
いろいろご苦労はあるとは思うんですね。
でも「しなやかさ」を持って、
自分らしい働き方を実現する女性医師は
確実にいらっしゃることは間違いありません。
私どもとしては、
転職エージェントとしても
開業コンサルタントとしても、
その自分らしさを実現するために
豊富な事例と圧倒的なノウハウで
バックアップしてまいる所存です。
それでは、また…。
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