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クリニックの開業コンサルタントの取扱説明書!

2021年1月18日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

ブログを書く際には、
こういう内容を書こうと思って書き始める時と
ふとタイトルが思いついて
そのタイトルに沿って書き始める時の2パターンがあります。

今回は後者のパターンです。
この取扱説明書は使えるな?…と(笑)。

まずは開業コンサルタントについて書きますが、
いい感じで書ければ
転職エージェントについても書こうかと思ってます。

 

本日のブログのタイトルは、
【 クリニックの開業コンサルタントの取扱説明書! 】
といたしました。

 

<目次>
1.クリニックの開業コンサルタントはこう見極めよ!
・WEB上では判断できない情報しかない!
・話しを聞いて納得できるか?
2.クリニックの開業コンサルタントはこう使い倒せ!
・使い方はゴマンとあります!
・コンサルタントの能力と実績に応じて使い倒しましょう!
*まとめ

 

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1.クリニックの開業コンサルタントはこう見極めよ!

度々開業コンサルタントについては
当ブログでも取り上げていますが、
これはもう何度でも取り上げるべきと
私は考えています。

なぜならクリニックの開業準備において
開業コンサルタントの役割はそれだけ大きくて
なおかつ責任が重大だと思うからです。

関わる業者さんのコンダクターとして
時には潤滑油になり、
時には業者間の連携を仲介し、
常に開業希望医師の右腕として
心配事や不安を解消し、
より良いルートを前もって準備しなければなりません。

そんじょそこらの人に
簡単にできる仕事ではないんですよね…。

 

・WEB上では判断できない情報しかない!

久しぶりにGoogleさんで
「クリニック開業コンサルタント」で検索を掛けてみました。

案の定の結果と言いますか、
全くと言っていいほど参考になるサイトは出てきません。

それどころか、
実際に開業コンサルタントとしての仕事が
おそらくできないだろうな…という企業ばかりが
上位表示されている始末です。

これは「クリニック開業支援」でも、
「クリニック開業準備」でも同じ状況であり、
「クリニック開業物件」であれば
さらに状況は悪化するように感じます。

そしてこのようなワードで検索をすると
開業と関係のないサイトを見ていても、
常に宣伝広告は追い掛けてくるのですね。

リマーケティングと言うらしいですが、
まあしつこいったらありゃしない…。

私に言わせれば
あちこちで宣伝広告を見掛ける会社というのは
それだけ多額の費用を掛けているのですから
ガッツリ稼がないと事業が成り立たないのですね。

そういう会社の開業支援が
先生のパートナーに相応しいでしょうか?

物件の家賃を中抜きしたり、
初期投資が高くなったり、
担当者が付かなかったり、
付いても知識や経験が不足していたり、
業者に丸投げであったり、
まあロクなもんじゃないと思いますよ。

とは言え最初の取っ掛かりとしては
WEB上で検索を掛けるのが最も手っ取り早いですね。

取っ掛かりはいいんです。
問題は本当に依頼してよい会社なのか?

ここをよ~~~く吟味しなければなりません。

 

・話しを聞いて納得できるか?

次のフェーズとしては、
やはり会って話しを聞くしかありません。

できる事ならお会いする前に
質問すべき項目をリストアップしておいて下さい。
それを全てぶつけて下さい。

納得できる答えが出てこないなら
もうその段階で不適格の烙印を押しましょう。

10個でも20個でも遠慮なく質問して、
1つでも納得できないならNGです。
妥協してはいけません。

仮に全ての質問に納得できる答えが返ってきたとするならば、
次の段階では、
担当者が誰なのか?
目の前にいるその人なのか?をチェックしましょう。

違う人が担当するならば、
全ての質問に的確に答えた意味がありません。

おそらくその人よりも
経験の浅い若手社員が担当するのでしょう。

いくら後ろに控えているとしても
間違いなく準備期間のどこかで問題が発生しますから
これも避けた方が良いです。

そして上手くその人が担当者になってくれるなら
その人の考え方や人となりをできるだけ深く知りましょう。

開業コンサルタントとしてのポリシーは?
そのポリシーと会社のルールですれ違いはないか?

今までの実績や苦労話しや失敗談なども
是非とも聞きたいところですし、
またビジネスマンとしてのミッションであったり、
仕事のやり甲斐や将来設計も聞きましょう。

ついでに家族構成や家族への思いなども
信頼関係を深めるために知っておくといいですね。

そんなことまで聞いていいの?と思われるかもしれませんが、
開業準備を進めていくと
先生の事は相当に深く知らねばならなくなります。

開業物件の契約や銀行融資の手続きには
それこそ過去3期分の収入証明書であったり、
預貯金額であったり、
連帯保証人をご家族のどなたにお願いするか?など
かなり突っ込んだ内容となるんです。

そういうやり取りをするに値する人なのか?

遠慮しないでズカズカ踏み込んで、
それを当然と思ってくれるコンサルタントこそが
パートナーに相応しいのです。

 

<参考>
いつかは開業?にどう備えるかという事例やノウハウ

 

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2.クリニックの開業コンサルタントはこう使い倒せ!

さて、ここからが本題です。

今までは開業コンサルタントの中には
無料でお受けするところもありました。

代表的なのが医薬品卸業者でしたが、
最近では無料はコンプライアンス上問題ありとされ、
少ないながらも少額のフィーが必要になっています。

まあ卸さんは目的がその先にありますから、
その程度のコンサルしかしませんけどね…。

それはいいとして、
開業コンサルタントに依頼すると
数十万円から数百万円のフィーが掛かります。

私の知る限りでは最も高いところで
500万円くらいと聞いています。

これはレアケースですが、
それなりの費用が掛かるのは間違いありません。

であるならばそのフィー分以上に
しっかり働いてもらわないといけませんよね。

どのように?を説明いたします。

 

・使い方はゴマンとあります!

開業コンサルタントをどう使うか?
どう使い倒すか?(笑)。

方法はいろいろあると思います。
ただあまりにも我儘が過ぎると
関係性の悪化に繋がりますから、
それだけは気を付けたほうがいいですね。

適度に上手く使う。
これに限ると思うのですが、
私ならこう使うかなと思うコツをお知らせいたします。

① 開業物件を探しまくってもらう。
② 良い税理士、内装工事業者、医療機器ディーラーを紹介してもらう。
③ コンセプト、事業計画について何度もディスカッションする。
④ わからない事、不安な事など何度でも聞き、即答してもらう。
⑤ 集患マーケティングを徹底的に仕掛けてもらう。

この5点については必須事項です。

逆に言うとこれらが期待外れなら
そのコンサルとのパートナーシップは
考え直したほうがよいかもしれません。

本当は初期投資を抑え、
開院後に運転資金を
できるだけ手厚く残す事も入れたいところですが、
これは良い税理士が付けば問題ないでしょう。

開業物件、税理士、内装工事業者、医療機器ディーラー、
そして集患マーケティングに関しては
妥協できない領域ですし、
ここが開業コンサルタントの腕の見せ所でもあります。

開業準備の骨格の部分でもありますので、
本当に気に入る方々が手に入るまで
求めて、求めて、求めてよいと思います。

ただあまりやり過ぎると
開業コンサルタント側から離れていく事もありますので
その点は要注意です。

特に有能な開業コンサルタントなら
黙ってでもこのくらいの事は当然しますし、
そういう人にうるさく言うと嫌がられてしまいます。

普通のコンサルは求めまくる。
有能なコンサルなら様子を見る。
そんな感じでしょうか。

 

・コンサルタントの能力と実績に応じて使い倒しましょう!

使い果たすにおいて
もう1つ重要なのは
その担当者の能力と経験です。

無い袖を振れと言っても
かえって無理を掛けるだけで
余計に混乱してしまいますからね。

ここを客観的に把握するためにも
その担当者の社会人経験やビジネスポリシーを
把握しておくが良いのです。

ポイントとなるのは…

・経営者の経験もしくは経営に近いポジションの経験があるか?
・マネジメント経験はあるか?
・他社の人脈はどの程度あるのか?
・フルコンサルタントでの開業支援の実績はいかほどか?
・担当者のビジョンはどのようなものか?

このあたりです。
これに合わせて求めていくのが最善です。

逆に言うと
経営者である事、
経営に近いポジションで仕事をした経験がある事、
マネジメント経験がある事、
人脈や実績が豊富で
志が高い人というのが
コンサルタント選びになっていくのですね。

ぶっちゃけクリニックの開業支援って
そこらのサラリーマンにできる仕事ではありません。

能力と実績、それに加えて志がないと
ただの役立たないコンサルになってしまいます。

使えないコンサルとタッグを組むと
開院後に苦労しますので、
しっかりと見極めて
その上で使い倒すのがいいですね。

 

<参考>
クリニックの開業コンサルタントは「フルコンサル」が安心です!

 

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*まとめ

ロクでもない開業コンサルタントとしか出会えず、
これなら自分で動いた方がマシと考えて
苦労しながら開業準備をしている先生と会う事があります。

プロから見たら、
とても心許ないご準備になっています。

クリニックの開業コンサルタント自体が
非常に少ないので、
この会社、この人でいいか…と妥協して、
それが失敗に繋がる事も多いですが、
自分の右腕になる存在ですので、
本来は妥協しないほうがいいです。

運にも左右されますし、
開業地の問題もありますけど、
まずは事前に今回のブログのような情報を
得ておくのがよいですね。

それでは、また…。

 

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