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新年のご挨拶と今年の抱負

2024年1月3日by gnetdoctor

 

新年あけましておめでとうございます
どうぞ本年も引き続きよろしくお願いいたします。

今年も医師のキャリアを深く追求していく
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

しかし時が経つのは年々早くなるものですね。
50代も半ばになってくると
え、もう新年?みたいな感じになります。

こんな私にも若い頃は当然あったわけで
20代や30代の時は1年がだいぶ長かったです。

ある意味ではこれも人生論でしょうか。

その年齢にならないとわからないことが
どうしてもあると思いますので
自分の守備範囲が広がっていくと思い
加齢も大いに仕事に役立ててまいります。

 

本日のブログのタイトルは、
【 新年のご挨拶と今年の抱負 】
といたしました。

 

<目次>
1.困ったときのジーネット
・転職に関するお困りごと
・開業に関するお困りごと
2.医師のキャリアの専門家ジーネット
・転職を失敗するのはキャリアがないから
・開業を失敗するのはプランがないから
*まとめ

 

 

1.困ったときのジーネット

私どもは中小企業どころか
零細企業の範疇です。

社長である私自身が
規模の追求よりも質の追求を目指していますので
大きな売上よりも
小さくてもたくさんの感謝が含まれている
そういう売上を得たいと考えています。

グローバリズムとか資本主義を考えたら
私なんぞは経営者失格なのかもしれませんが、
我が国には350万とか、360万社とも言われるほど
中小企業が多いのですから
うちみたいな変わった会社もあって良いでしょうか。

こういう方針を掲げているからこそ
弊社はずっと「相談」に力を入れており、
すぐの売上に結びつかなくても
1回だけの相談に終わっても
気持ち良くお受けしてまいりました。

なかには2度、3度とお話しした先生もおりますし、
その後のキャリアを考える良いきっかけとなったと
こちらが恐縮するくらいに
感謝して下さる先生もいらっしゃいます。

ある先生からは
「困った時には小野さんに相談する」と
ハッキリ言われたこともあるんです。

私はこれは発展させて
社員一同で
「困った時のジーネット」にしていきたく、
日々社内でも情報共有と勉強会をしています。

医師のキャリアの専門家として
転職、クリニック開業・経営という領域で
皆さんの「支え」となれるよう精進してまいります。

 

・転職に関するお困りごと

医師は転職エージェントに頼らなくても
充分に転職できる職業ですね。

大学医局に縛られるということはありますけど
民間に飛び出せばかなり自由度が上がりますし、
最近は選択肢も広がるばかりです。

それでも今後のキャリアを
悩ましく思っている医師は少なくありません。

例えば…

・大学医局を飛び出すかどうか?
・急性期病院を離れるか?
・専門を貫き通すか、総合診療に転身するか?
・先が見えない、どうすれば良いのか?
・今の職場に限界を感じるが次をどうすればいいかわからない
・1度転職を失敗しているので次の転職活動が怖い
・どう転職活動をすれば良いのかわからない
・求人サイトを見ても判断が付かない
・転職エージェントは押し売りされそうで嫌だ
・勤務医で続けるか、開業医になるか?

他にもたくさんありますし、
やはりキャリアというものは個別具体的なものですから
100人いれば100通りの世界ではないかと考えています。

だからこそ弊社は…

・キャリア相談をしっかりお受けする
(キャリアの壁打ちから丁寧に対応)
・個々に合わせたオーダーメードの対応をする
・押し売りはしない
・5年先、10年先を共に考える
・職人コンサルタントとして質にこだわる

このような業務を遂行すべく
社内でもコンセンサスを取りながら
日夜意識を高く仕事をしております。

転職エージェントって
どこも一緒だよね…を払拭してまいります。

小規模で風通しが良く、
エージェント経験の長い社員を揃えるからこそできる
ストロングポイントを大いに発揮します。

私たちにしかできない
本物の転職支援を目指してまいります。

 

・開業に関するお困りごと

クリニック開業に関しては
コロナがだいぶ落ち着いてきて
イチ時期ストップしていた反動でしょうか。

だいぶ動きが出てきているように感じています。

弊社は手厚いサポートがウリの開業支援をしてまいりましたが
そのお陰で新規のご依頼を受けられない状態でした。

ようやくここに来て
新たなご依頼を受けられる状態になってまいりましたので
少しずつ開業相談もお受けしています。

ただ転職と比較すれば
医師人生の中でも一世一代の大きな分岐点ですし、
多額の銀行融資を受けることも多いので
生半可なお気持ちでは開業準備をスタートするのは
避けたほうがいいと考えています。

事実、開業相談では…

・何から手を付けていいのかわからない
・開業物件をチェックしているが判断が付かない
・どこで開業すればよいのか悩ましい
・自分に合う開業コンサルタントが見つからない
・本当に開業して大丈夫なのか不安である
・どのタイミングで開業準備を始めればいいのかわからない
・融資が下りるのか心配である
・患者さんが来るのか、経営が成り立つのか不安である
・自分は経営者に向いているのかわからない
・失敗して閉院しないかと怖い

このような不安や心配を伺うことが多いのですが
至極真っ当なお悩みであると思います。

むしろ何とかなるさと
安易に考えてしまうよりは、
これくらいの慎重さがあったほうが良いとも言えます。

だからこそ弊社は…

・事前の開業相談をしっかりお受けする
・開業プランを綿密に練る
・無理にご依頼を受けない
・開院後に先生が困らないサポートをする
・職人コンサルタントとして質にこだわる

このような意識を持って
開業支援をさせていただいております。

お陰様で過去ご支援をしたクリニックさんが
とても繫盛されており、
弊社の取り組みが正しいことを証明しています。
本当に有難いことです。

クリニックの開業準備には
実に多くの業者さんが関わってまいります。

その指揮者となって機能すべきなのが
開業コンサルタントであると私は考えています。

成功のノウハウを先生に授けながら
先生の思いをさらにより良い形にして実現する。

結果を出せる開業コンサルタントとして
新たなご依頼に応えてまいります。

 

<開業支援実績ページ>
https://gnet-doctor.com/achievement/

 

 

2.医師のキャリアの専門家ジーネット

私どもは転職支援や開業支援を
一過性のものとは考えておりません。

もともと私どもはキャリア支援というスタンスで
転職支援も開業支援も行ってきていますから
転職したら終わり、開院したら終わりというようには
全く考えていないのですね。

いつも言うように
キャリアとは中長期的な視野が必要です。

そのプロセスとしての転職支援であり、
開業支援であると我々は考えています。

あくまでも医師人生の中長期的展開のなかでの
きっかけ作りのサポートなのですね。

そのあたりは同業他社と異なる点であると思いますし、
またこういう方針を掲げているからこそ
そのプロセスも異質なものとなっております。

今年も引き続き医師のキャリアの専門家として
スペシャリストである医師を支える
ゼネラリストとして機能すべく精進してまいります。

 

・転職を失敗するのはキャリアがないから

キャリアっていったい何でしょうか?

当ブログではお馴染みですが
私はキャリアを「スキル」と「経験」と定義しています。

これが正しいのかどうかはわかりません。
ただ転職支援を20年以上やってきて
わりとスッキリするんですよね。

「スキル」と「経験」があり、
さらに新たな「スキル」と「経験」を身に付けようと
キャリアプランを常に持ち続けていれば
自ずとどこに出ても恥ずかしくないキャリアとなるでしょう。

転職マーケットのなかでも
よほどニーズがズレない限りは
「スキル」と「経験」を持つ人のほうが
圧倒的に有利になると思われます。

もちろんそれ「だけ」ではありませんし、
やはり人物面も重要ではあるのですが
「スキル」と「経験」こそが
我が身を守ることに繋がっていくでしょう。

時代の変化が速くなり
ひとつの「スキル」では生き残りができなくなり、
フェーズフェーズでリスキリングが必要にもなっています。

どんな「スキル」や「経験」を身に付けて
いかなる「キャリア」で勝負するのか?

右肩上がりの時代には
こんなことを考える必要すらなかったのですね。

言われたことを
言われたままにすれば良かった。

でも令和の時代はそれでは通用しません。

クリエイティビティやアート志向も
「スキル」の一環として不可欠になっていますし、
多種多様な「スキル」のなかから
自分は何を手に入れるべきなのか。

そういったプランが重要です。

だいたい転職を失敗してしまう理由は

・「スキル」と「経験」が不足している
・条件面や待遇など「欲」に負けた
・キャリアプランがない、ブレた

多くがこのいずれかに該当するのではないでしょうか。

何らかの事情で転職を考え始めた。
求人サイトや転職エージェントから求人を手に入れた。
面接に行きオファーを受けた。

このような転職活動では
自分にリスクを与えることになるでしょう。

転職を成功させるためには
その前にいかなるキャリアを手に入れるのか、
つまりどんな「スキル」と「経験」があるのか。
ここから始まっているのです。

良くも悪くも時代の要請でもありますし、
これからは「キャリア」が採用の可否を決めることも
かなり厳格になっていくのではないでしょうか。

自分にどんな「スキル」と「キャリア」を身に付けさせるのか?
しっかりとした準備を持って
計画的にキャリアアップしていくことが
生存戦略上も益々重要になっていくでしょう。

 

・開業を失敗するのはプランがないから

ターミナル駅に程近い物件で
豪華な内装を作って
WEBで集客すれば
クリニックは立ち上がるでしょ…って甘いです。

10年以上前ならいざ知らず
昨今では都市部ではもう通用しない考え方です。

どんなクリニックを作るのか?
ターゲットとなる患者さんはどういう人か?

この根本的な部分は熟慮したほうがいいです。

ただでさえ数千万円という融資を受けて開業するのですから
安易な考えで開院しても
末永く患者さんが来院してくれるクリニックになりません。

クリニックを開業するというのは
最初の1年や2年だけ上手く行けばいいのではなく、
20年、30年と患者さんに支持されなければなりませんから
当然の如く中長期的な視点が必要になります。

昨今ではオンライン診療を中心に事業設計をしたり、
最初から2診以上の体制を整えたりと
開業スタイルも幅広くなっています。

スモール開業も人気ですし、
地方ですと戸建て開業も多く
どうしても初期投資が高くなる傾向もあります。

絶対にこれで成功するんだという
断固たる意欲があればいいですが、
安易なプランで開業準備を進めるのは
あんまりおススメできません。

よくあるのが
先輩や同期の医師が成功したやり方の二番煎じとか
自由診療を中心にメニューを揃えるなどですね。

いずれも相当に条件付きで考えないと
失敗のリスクは高いと思います。

だいたい開業を失敗してしまう理由は

・安易な事業プラン、事業計画
・開業物件の選定ミス
・開業コンサルタントの選び間違い

多くがこのいずれかに該当するのではないでしょうか。

裏を返すと…
この3つを見誤らなければ
そうそう失敗がないのがクリニックの開業です。

社会全般として依然として低金利が続いていますが
クリニック開業への融資は
そのなかでもかなりの低金利と言えることが多いです。

つまり銀行がクリニック開業にリスクを
あまり感じていないのですね。

ということは…
開業準備に入る前に
しっかりと適切な情報収集を行い、
開業物件と開業コンサルタントを
慎重には慎重を期して選び、
それこそセカンドオピニオンも活用していけば
それほど遅れるものではありません。

どんなクリニックを作りたいのか?
どんな患者さんをターゲットにするのか?

何度も何度も自分と対話し、
開業医の先輩からも話しを聞いてみて
オンラインサロンなども活用しながら
診療できる開業コンサルタントを議論し、
最後は自分で決断するというプロセスが必要不可欠です。

私どもは開業コンサルタントとして
今年も繁盛クリニックを作るサポートを続けてまいります。

 

<参考>
2021年の医師の転職マーケットとクリニック開業シーンの変遷とは?

 

 

*まとめ

いよいよ2024年のスタートです。

まだ年末年始休暇中ですが、
今からワクワクしています。

良質な情報を提供し、
信頼と納得を持って下さった医師のために
しっかりお役に立ってまいります。

本年もよろしくお願いいたします。

 

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