おはようございます。
医師の転職について熟慮し続けている
ジーネット株式会社の小野勝広です。
誰しもが転職のタイミングを悩ましく思っています。
ブラックな職場にいても
辞めるタイミングを悩んでいるのですね。
いったいベストな転職のタイミングはあるのでしょうか?
本日のブログのタイトルは、
【 医師の転職適齢期は!? 】
といたしました。
私たちの適齢期?
突然ですが、
結婚適齢期は何歳くらいでしょうか?
私は別に何歳でも良いと思ってますし、
実際に私は周囲と比較して
結婚したのはかなり遅い方でしたし、
本人がその気になった時が
適齢期ではないかと考えています。
アリストテレスは
人々の寿命が50歳くらいの時代に
結婚適齢期は37歳であると言ったそうですが、
人生100年時代と言われる現代、
我が国の平均寿命が80歳を超える中で
もし現代にアリストテレスが生きていたら
何歳と言うのでしょうね?
さて、医師の転職に関しても
適齢期みたいな話しがあります。
実際に、
「何歳くらいのドクターが多いのですか?」とか、
「転職を考えた方が良い年代ってありますか?」などと
ご質問を受ける事もあります。
どうなんでしょうね~。
一般のビジネスマンで言えば、
新卒から社会人となり3年めくらいが
最初に転職を考えることが多いと思いますが、
個人的には全然早過ぎると思ってます。
最低でも5年、何とか7~8年、
できれば10年くらいは実務経験を積み、
社会を知り、
冷静な判断力を持てるようになった上で
転職を考えた方がいいと思うのです。
石の上にも三年…どころじゃないんですね。
まあ理想論ではありますが…。
では医師にとっての転職適齢期は
何歳くらいなのでしょう?
医師の転職適齢期とは?
勝手な私の個人的な意見ですが、
35歳以上ではないかと考えています。
35歳以降は別に何歳でもいいと思います。
40歳だろうが、
50歳だろうが、
思い立った時にすればいいのではないでしょうか。
ただ35歳未満の転職は余程の理由がない限りは、
あまりお勧めしません。
もちろん明確なビジョンと
進むべき方向性がハッキリと見えているならば
その限りではありませんし、
パワハラやアカハラを受けているとなると
これは飛び出すのも致し方ありませんね。
医師ほどの超の付く専門家が
2~3年で積める症例経験って
決して多くないと思うんです。
やはり10年くらいは必要ですよね?
だからと言って35歳になったら
転職を考えた方が良いという話しではありません。
あくまでもその辺りを目安にして、
自分の方向性を考え、
現状を冷静に踏まえた上で判断すれば良いと思います。
「どんな時に転職を考えた方が良いですか?」
なんて事も聞かれますが、
これはもう人それぞれです。
転職って
必ずしなければならないものではありませんし、
あくまでも選択肢です。
無理に動いてしまって
後々後悔するなんて
目も当てられないですからね…。
良くも悪くも人材紹介会社ってのは
(いや完全に悪いか…)
センセーショナルな宣伝広告で
求職者を確保しようとしていますが、
それに乗せられてしまってはいけないと思いますよ。
転職はあくまでも手段のひとつ、選択肢です。
転職は人生の転機です。
人生の転機が早く来る人もいれば、
遅く来る人もいる。
いつの間にか来てしまって、
その時は気付く事ができず、
後々気付くなんて事もあると思いますし、
あんまりなかったなあという人も
いらっしゃると思うんです。
冒頭に戻りますが、
結婚とある意味では似ているかもしれません。
早ければいいと言うものではないし、
遅ければいいと言うものでもないですよね。
自分がその気になった時…。
それが答えなのかなと思います。
ただ、若い内は勢いだけで
つい突っ走ってしまいますから、
その点だけは注意が必要ですね。
何でもそうかもしれませんが、
マクロで物事を考えねばならない時と
ミクロで考えねばならない時があります。
宣伝広告は多くの人に受けねばなりませんので、
マクロな統計を打ち出して発信します。
でも、転職とか、結婚とか、
そういうパーソナルな問題は
あくまでもミクロ。
個人個人違うべきですし、
マクロに流されずに、
ミクロでお考えになった方が良いですね。
転職は必ずしなければならないものではありません。
しかし選択肢としては常に持っておいた方が
自分を有利にすると思います。
人生の転機である転職。
万が一に備えて準備は怠りなくしておきたいですね。
それでは、また…。
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