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「脱」真面目で新展開を構築する医師のキャリアプラン!

2020年7月15日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家として
常勤の転職やクリニック開業をご支援し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

キャリアアップを願い、
努力を続けるのは非常に素晴らしい事です。

しかし強すぎるキャリアアップ願望は、
時に過重労働に繋がり、
多大なプレッシャーを受けて、
大きなストレスになる事もあり得ます。

上手くセルフコントロールして、
適度なバランス感覚を持った方が良いですね。
真面目一辺倒ってキツイですからね…。

 

本日のブログのタイトルは、
【 「脱」真面目で新展開を構築する医師のキャリアプラン! 】
といたしました。

 

<目次>
1.真面目な人ほどキャリアアップが辛くなる?
・医師は真面目な人が多い!
・真面目だからこそしなやかな生き方を!
2.長期戦のキャリアの攻防はマイペースで!
・キャリアは充分に取り戻せます!
・焦りと慢心をしないキャリアプランを持ちましょう!
*まとめ

 

1.真面目な人ほどキャリアアップが辛くなる?

当ブログでも何度か書いておりますが、
キャリアとはとても長いものなんですよね…。

40年とか、50年も働くのですから
ホント、焦りは禁物です。
地に足を付けてじっくりスタンスで考えるのが良いです。

目先のことで必死になると
どうしても視野が狭くなり、
中長期的なキャリアプランの中では
マイナスとなる事もあり得ますからね。

時にはケセラセラとか、
なんくるないさ~と
楽観主義に立つ事もあって良いと思います。

 

・医師は真面目な人が多い!

私自身、今まで多くの先生方とお会いしてきて
医師は真面目な方が多いと感じます。

そして医師自身からも何度も
「医者は真面目なヤツが多いからね~」とも
伺っております。

でもこれは裏返してみれば、
それだけ真面目な方でないと
医学部には入れないし、
医師国家試験は突破できないし、
臨床研修から若手医師の時代に症例経験を積み上げて
一人前の医師になる事はできないという事だと思うのです。

ですから真面目はいい事です。

ただキャリアにおいては
真面目がマイナスと出る事もあり得ます。

なぜならキャリアの多様化、
キャリアの複合化、
キャリアチェンジへの備えなど
真面目とは相性の良くない流れが加速しているのです。

真面目じゃない人間になるのではなく、
キャリア上では
「脱」真面目で
「不真面目のススメ」で
ユニークな発想をしていかないと
自分の可能性を狭めてしまい、
選択肢が著しく限定され、
これからの未来を不利にする事になりかねません。

 

・真面目だからこそしなやかな生き方を!

ひと言で表すなら
発想の転換という事でしょうが、
言葉にするほど簡単ではありませんよね。

なぜならそういった事例やノウハウの情報は不足しており、
仮にあっても今時点、そして過去の情報なのですね。

これから必要なのは
過去から現在においては
全く考えられなかった働き方かも知れず、
今まで事例のないハイブリッドな働き方であり、
ひと昔前なら異端児になるような
新規性の高いキャリアプランであるでしょう。

頑固な頭では
普通にスルーしてしまいますね。

別にそんな突拍子もない事を考える必要はないんです。
自分を想定できない道に導いたり、
過去や現在を否定する必要もありません。

ただ今までの本線と
これからの本線は変わるかもしれませんし、
本線より脇道の方が
スタンダードになる可能性だってあります。

しなやかさを持ち合わせる。
これだと思います。

すぐに変えなくても、
ああ、そういうのもありだね。
いつか自分もそうなるかもね。

これくらいの感覚です。
このようなしなやかさを持つ事が、
これからの変化に適応させてくれます。

間違いなく人生設計や将来設計が
過去とは変わらざるを得ないと思います。

それに合わせて
キャリア設計も変化します。

この変化に乗り遅れない。
自分に選択肢を与える。
これだけで充分です。

 

<参考>
プライベートの充実、健康、将来の収入や安定を優先するキャリアプランとは?

 

2.長期戦のキャリアの攻防はマイペースで!

よく人生はマラソンに例えられますね。

100m走のように全速力で走り続けていたら
どんな強靭な心身の持ち主でも
さすがに持ちません。

マラソンにはペースというものがありますよね。
前半は抑え気味に?
集団に付いていくか、敢えて離れるか?
ラストスパートはどこから掛けるか?
自分の調子はどうか?
他のランナーはどうか?
天候は?気温は?など
これらを考えてレースを有利に運ぼうとする訳ですが、
これってキャリアプランの考え方と
非常に似通っているんですね。

 

・キャリアは充分に取り戻せます!

時々キャリア相談の中で出てくるのが、
同期や周囲のドクターと比較して
遅れや自分の出来の悪さに焦燥感を感じている…
という話しを伺う事があります。

自分を卑下したり、
他者に引け目を感じていたり…。

特に女性医師の場合は、
結婚、出産、育児で出遅れ感を持っていて
非常に悩ましく思っていらっしゃるケースがあります。

これはビジネス界でも
女性社員は同じ思いを持つ事も多く、
それ以外にも留年したとか
海外留学を失敗したとか
転職回数が多くなってしまったとか
最初の就職先を短期間で辞めたとか、
いわゆる「キャリアの短所」とか
時には「キャリアの傷」のようなものって
どうしても悩ましく思うものですよね。

でも安心して下さい。
キャリアなんて必ず取り戻せます。

事実そういった先生は少なくありません。
皆さん当時は不安に思っていらっしゃったようですけど、
今は良き思い出になってるようです。

どうしても私たちは
今、目の前に起こっている事を重視してしまうものですが、
キャリアの世界は40年、50年の勝負です。

再度マラソンの例で例えますと、
10km地点や20km地点でトップに立っているランナー、
折り返し地点で先頭集団に立っているランナーが
必ず優勝するものではありませんよね。

ましてキャリアの世界では
優勝する必要はないんです。
1位じゃなくたっていいんです。
自分が10位くらいに入りたいと思うなら、
9位でも、10位でも勝者な訳ですからね。

キャリアは長期戦ですよ。

 

・焦りと慢心をしないキャリアプランを持ちましょう!

私はキャリアプランを有効に活用するためには
「焦り」と「慢心」が大敵であって、
それ以外の事は大した問題にはならないと考えてます。

理由は長期戦だからです。

1度の失敗、
多少の遅れ、
迷い、混乱、戸惑いなど
長期的に捉えてしまえば
それほど致命的にはなりません。

焦って軸をズラしてしまうとか、
慢心して人間関係を壊したり
チームワークを崩壊させるようなら
これは大問題ですし、
回復できない傷になりかねません。

しかし40~50年単位でトータルで考えて
それなりの満足を得る医師人生を送るなら
地道にコツコツ働けばいいのです。

焦って…
高収入を得ようとか、
もっと稼げる職業に就こうとか、
早く一人前になりたいとか、
性急なキャリアアップを望んだりすると
かえって落とし穴が待ち受けているものです。

真面目で、一生懸命で、
向上心が強すぎるキャリアアップこそが
意外と危険なのですね…。

 

<参考>
若い時分はキャリアを積み重ね30代後半から花開かせる!?

 

*まとめ

私は再三に渡って、
しつこいくらいに(笑)
キャリアプランを考える際の3箇条として…

①中長期的な視点を持ったキャリアプラン
②ライフプランをベースにしたキャリアプラン
③自分らしいオリジナリティ溢れるキャリアプラン

と申し上げ続けております。

今回はその中の①中長期的な視点というテーマでしたが、
「脱」真面目という観点は
医師人生をより良いものにするためには
意外と必要ではないかと思います。

それでは、また…。

 

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