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医師としてのアイデンティティがキャリア設計に繋がります!

2020年8月28日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランの専門家、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

人は意外と自分の事が見えていませんね。
でも自分が見えていないと
結果的に損をするのは自分です。

自分で自分が見えるのがベストですが、
見えないなら自分の代わりに
自分を見てくれる人が必要なのですね。

本日のブログのタイトルは、
【 医師としてのアイデンティティがキャリア設計に繋がります! 】
といたしました。

<目次>
1.現在地点を知ろう!
・キャリアプランのスタート地点
・アイデンティティなき不安定
2.自分なりのアイデンティティを活かそう!
・医師としてのアイデンティティ
・人としてのアイデンティティ
*まとめ

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1.現在地点を知ろう!

将来の事を考えるには、
過去をしっかり棚卸して
現在地点を冷静に把握しておくのが大事です。

現在地点を間違えてしまうと
当然、将来も間違ったものになりがちです。

そしてこれは上っ面なものでなく、
本質的な領域に切り込んでいくべきでしょう。

・キャリアプランのスタート地点

以前にも書きましたが、
キャリアの語源は「轍」です。

つまり通ってきた道。
それがあるから今があり、
今があるから将来もある訳ですね。

この轍を分析して
冷静に把握しておくことが肝心です。

突拍子のない未来像を思い描いていても
実現の可能性は高くありませんもんね。

キャリアプランとは、
今、ここから…を準備・計画していきます。

であれば、過去と現在の把握こそが
重要になるのは当然ですよね。

・アイデンティティなき不安定

現在地点を知るというのは、
キャリア面だけでは不足です。

ある種の自己分析も必要なのですね。
その意味では、
アイデンティティを考えた方がよいと思います。

アイデンティティ。
自己同一性。

自分は何者なのか?
自分は自分なのだ!?

自己認識が明確になる方は多くなく、
むしろ大半の方が、
常に問い続けていると思います。

しかしアイデンティティは
本来キャリア設計の根幹です。

逆に言えば
アイデンティティなきキャリア設計は
プランとして甘くなってしまうのではないでしょうか。

アイデンティティが見えているからこそ、
自分はこうしたい、
自分はこうなりたい、という
将来像が見えてくるものでしょうし、
確固たる思いに繋がっていくんですよね。

<参考>
アイデンティティは仕事で確立するものなのか?

医師キャリアプラン 医師キャリアパス 医師キャリアビジョン 医師キャリアデザイン 医師ジーネット株式会社

2.自分なりのアイデンティティを活かそう!

私はキャリアプランというものは
100人いれば100通りのものがあると考えています。

だからこそキャリア支援という仕事は、
寄り添い、並走するスタンスが
必要不可欠だと思うのですね。

しかもキャリアプランのベースには
ライフプランがあるべきとも考えています。

なおかつ自分らしいオリジナリティ溢れる
キャリアプランを模索すべきとも思ってます。

こういう思考回路には
アイデンティティがあるべきと思われませんか?

・医師としてのアイデンティティ

では医師としてのアイデンティティを
どう考えるべきでしょうか?

私はポイントのひとつに
「帰属意識」があるように感じています。
日本人らしいと言えますでしょうか。

どうしても自分を分析していく中では
例えば「所属先」であったり、
医師の場合は「診療科目」や
「専門医」の有無なども関係してきますよね。

これらも非常に重要であるとは思いますが、
私は本質ではないと思いますし、
まあ私たちの身体を本質とすると
その上に着る洋服のようなものと考えれば
割とわかりやすいでしょうか?

確かに着飾ったりするのも
カッコいいですし、
美しいとも言えますよね。

でも本質はやはり自分の身体。
ここを冷静に分析する必要があると思います。

さて本質とは何か?
さすがにこれは私などが
どうこう言える話しではありませんし、
皆さんが個々で持っているものと思います。

もし自分は持てていないかも…と
不安になられるのでしたら、
「原点」に立ち返るのがよろしいのではないでしょうか?

医師になろうと思った原点。
医師を目指そうと思った原点。

そしてそのプロセスにも
本質に近づくものがあるように感じます。

医学部を目指した受験勉強。
医学生として研鑽を積んだ日々。
国家試験に備えた準備。
研修医として初めて患者を診察した時。
若手医師として得た症例経験。

このようなものも原点と言えますよね。
医師になりたいと決意した時から、
実際に医師になるまでのプロセスは
まさに医師としてのアイデンティティを考える際には
避けて通ってはいけない
重要なシーンの連続ではないかと思います。

これに前述した帰属意識を加えれば
かなり自分らしい医師としての
アイデンティティが見えてくるのではないでしょうか?

そしてそれこそが
自分らしいオリジナリティ溢れる
キャリアプランを考える事に
繋がっていくと思われます。

<参考>
「脱」真面目で新展開を構築する医師のキャリアプラン!

・人としてのアイデンティティ

医師としてのアイデンティティも大事ですけど、
それよりも「人として」のアイデンティティは
その何倍も重要だと思ってます。

それこそデカルトの
「我思う、故に我在り」を持ち出すまでもなく、
私たち人間が成長していく中での
通過儀礼と言えるかもしれません。

私はキャリアプランのベースには、
ライフプランがあるべきと考えていますし、
職業観のベースには、
人生観や労働観があるべきとも思いますし、
医師としてどう働くかの前に
人としてどう生きるかがあるのだと思うのです。

ですから人としてのアイデンティティは
キャリアプランを考えるに当たっても
避けては通れないのではないでしょうか?

つまりより良いキャリア設計をしようと思えば、
人としてのアイデンティティを
深く深く考察していく必要があるんですよね。

別に本格的に哲学を学ぶ必要なんてありません。

ここで必要なのは、
自分自身が生きていくために…
長く仕事をしていくために…
「姿勢」と「価値観」なのだと思います。

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*まとめ

私自身転職エージェントを
20年近くしてきて思うのは、
「浅薄」と「無自覚」です。

せっかくのポテンシャルを
自ら制限してしまっている方。

オイシイ求人にホイホイ乗って
結果的に自分を苦しめてしまう方。

転職エージェントとして
あまりにも無責任、無思慮である方。

仕事って…
働くって…
非常に長期に渡るものですし、
しっかりしたキャリアを手に入れると
自分も幸福になれますし、
他者をも幸福にできますし、
いいことづくめではないでしょうか。

今よりもより良い人生を送るために、
今よりもより良い仕事をするために、
自分自身の原点に戻って
アイデンティティを考えてみるのは
自分にとって、また社会にとって
有用ではないかと考えます。

弊社のキャリア相談は、
単なる求人案内しかできない稚拙なものではなく、
哲学的なアプローチも含め
より良い未来を手にするコツを伝授します。
(たぶん…笑)

それでは、また…。

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