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来春の新たな職場が見つからずに転職を苦戦している医師の皆さんへ

2020年12月16日by gnetdoctor

おはようございます。

医師の人生設計、キャリアプランを考え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

今年は例年と比較すれば
あらゆる事がイレギュラーですよね。

医師の転職においても
去年や一昨年とは
まったく異なる状況です…。

現状をどう受け止めるべきか?
これからの未来はどうなっていくのか?

なかなか悩ましいですし、
難しい問題ですね~。

本日のブログのタイトルは、
【 来春の新たな職場が見つからずに転職を苦戦している医師の皆さんへ 】
といたしました。

<目次>
1.医師転職マーケットの最新事情
・常勤先はやや狭き門になっている!?
・定期非常勤は厳しい、スポットはそこそこ?
2.来春に向けての医師の転職戦略はどう組み立てるか?
・焦りは禁物、キャリアプランを先行させて!
・オイシイ求人は危険過ぎます!
*まとめ

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1.医師転職マーケットの最新事情

誰も望んでいないでしょうけど、
多くの企業の業績は悪化しており
早期退職制度を発動したり、
リストラを進めざるを得なくなったり、
企業自体が倒産の憂き目に合う事も少なくありません。

1年前では予想もできなかった事態ですが、
困っているのは皆さん一緒です。

知恵と工夫で突破口を拓きたいところですが、
その為には事例やノウハウといった情報収集と
有益な情報を提供してくれる人脈が必要不可欠ですね。

ここでは医師の転職マーケットについて
考えてまいります。


・常勤先はやや狭き門になっている!?

例年と比較すると
医師の常勤先の転職に関しても
「やや」狭き門になっていることは
率直にお伝えしなければなりません。

日常的に医療機関に状況を確認するお電話を入れていますが、
どこの医療機関も喉から手が出るほどに
医師の採用はしたいのでしょうが、
このコロナ禍がどうなっていくのか?
慎重に様子見をされているように感じます。

とはいえ弊社のようにドクターファーストで
提案型でアプローチすると
〇〇科の先生なら検討できます…とか、
△△科なら院長に相談できます…と
まさに無から有を生み出すような展開になる事も
時々はあるんです。

ただ条件的な部分を抑えめにしていたり、
症例経験や資格などを必須とするような事もあります。

先日あるドクターから、
大手のエージェントにお願いして
来春に向けて転職活動をしているのだけど
関心ある医療機関の求人を問合せても
その案件は充足してしまった…とかが多く、
興味のない案件をやたらおススメされてしまう…とか、
なかなか思うように転職活動が進まないケースもあるようです。

前述したように
今はどこの医療機関でも
医師とはいえども採用に慎重になっています。

求人ありきの転職活動は
かなり難しくなっているのではないでしょうか?

むしろその求人は今も生きているのか?
数年前のものが残っていたりしないか?

こんな心配の方が多い気もします。

最新の状況を掴むためには、
ドクターファーストで
医師ありきの提案型でないと
なかなか先に進まないのかもしれませんね。

・定期非常勤は厳しい、スポットはそこそこ?

常勤に関しては
厳しいながらもやりようはあります。

ただ定期非常勤は常勤と比較しても
かなり厳しいのが現状です。

もう単純に求人案件が激減しています。

医局からの紹介も減っていると伺いますし、
診療科目によっては
そう滅多に案件が出てこない事もあるようです。

非常勤に関しては
医師同士のネットワークが有効かもしれません。
こういう時に医師人脈の広さは役立ちますね。

その一方でスポットに関しては
やはりイチ時期よりも案件数は減っていますが、
定期非常勤よりはまだニーズがあるようです。

これは医療機関側にとっても
安定的に掛かるランニングコストよりも
本当に足りないところだけ埋める事で
人件費を削減しているのではないかと思われます。

背に腹は代えられないという感じでしょうか?

ただ定期非常勤もスポットも
条件面は下がりつつあるように感じます。

一部の特殊なケースでは
高額給与もあり得ますが、
おそらくそういう求人は表に出てこずに
医師同士のネットワーク内で決まってしまうと思います。

転職や開業で
よく私が「良い求人、良い開業物件」は
水面下で決まる事が多いと申し上げてきましたが、
現状の非常勤、スポットにおいても
同じことが言えそうです。

<参考>
最近転職エージェントの質って落ちてない?という医師の疑問

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2.来春に向けての医師の転職戦略はどう組み立てるか?

変な話しですが、
例年ですとこの時期は来春からの常勤はほぼ決まり、
あとは非常勤先を探すというパターンでありました。

ところが今年に限っては、
非常勤先は相変わらず探しまくりつつも
まだ来春の常勤先が決まらずに
どうしようかと困っている先生もいらっしゃるようです。

おそらく求人主導のエージェントでは
なかなか決まらないという事だと思うのですが、
こういう時は転職エージェントを変える、
まったく異なる紹介スタイルのエージェントにしてみる事を
おススメいたします。

・焦りは禁物、キャリアプランを先行させて!

次の職場がなかなか決まらないと
何らかを妥協していかねばなりません。

ただ妥協できるところと
絶対に妥協できないところがありますよね。

今までであれば、
よい常勤先が見つかるまでは
非常勤やスポットのバイトで繋ぐか?という
選択肢もありましたが、
現状ではそちらの方が厳しい訳で…。

こうなると良い常勤先を
多少なりとも妥協しながらも
探していくしかありませんよね。

ここで考えていただきたいのが
毎度のことで申し訳ありませんが、
やっぱりキャリアプランなんです。

いい求人はないかな?
自分にマッチする求人はないかな?

このような発想を裏返しして、
自分は何がしたいのだろうか?
自分にはどういう職場が合うのだろうか?
自分が納得できる働き方はどんなだろうか?

このように自らと対話をする事で、
ご自分らしいキャリアプランを考えて頂きたいのです。

なぜならその方が良い求人と出会える
可能性が高まりますから。

焦ってババを掴むのではなく、
自らを見直す事で、
自分らしいキャリアプランを持つ事で、
何が妥協できて、
どこは妥協できないのか、
この辺りが明確になってくると思います。

・オイシイ求人は危険過ぎます!

ここまでお話ししてきたように、
常勤、非常勤、スポットともに
例年と比較すれば濃淡はありますけど
厳しい現実は間違いありません。

こういう時にですよ、
オイシイ求人が出てきたら
それはかなり危険であると感じます。

普通に考えたらあり得ないですよね。

一般的な求人ですら
件数は少なくなり、
条件も下がっている中で、
なぜか相反するようなピカピカのオイシイ求人。

何か裏があると考えた方が
無難であると思います。

こういう厳しい状況になってくると
その中で暗躍するおかしなところが出てきますので
その点は重々お気をつけて下さい。

<参考>
転職する気なんてなかったのに…。オイシイ求人に乗って失敗した医師の転職。

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*まとめ

私自身、恐ろしい事ですが、
社会に出てから30年近くとなっています。
まだまだ若いつもりですが、
いつの間にか様々な社会の変遷を生き延びてきました。

私が社会人になってからも、
バブル崩壊、金融ビッグバン、リーマンショック、
そして今回のコロナ禍と
平穏な時代よりも多いくらいでしょうか?

それでも一部を除けば
多くの方々が生き抜いてきてるのですね。

私は転職支援業界に来てからも
はや20年近くが経ちますが、
厳しい、厳しいと言われながらも
求人がゼロになる事はありませんし、
転職する方がゼロになる事もないのですね。

突破口は必ずある訳で、
いかにしてそのノウハウを手に入れるか?
もしくはノウハウを持っている人と出会うか?

ここに掛かっているように思います。

考え方によって
可能性って無限大ですし、
小さな可能性を広げるのは
決して難しいものではないと
個人的には考えています。

それでは、また…。

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