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一段と混迷を深める時代の医師のサバイバル戦略の組み立て方!

2021年1月22日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

日本全国どころか、
世界中が非常に困難な時代ですね…。
1年前までは全く予想もできなかった事態です。

大変な「今」をどう乗り越えるかも大事ですけど、
こういう時だからこそ
未来に向けて準備、計画を進めるのも良いかと思います。

 

本日のブログのタイトルは、
【 一段と混迷を深める時代の医師のサバイバル戦略の組み立て方! 】
といたしました。

 

<目次>
1.売り手市場から買い手市場への転換
・医師のキャリアシーンの現状認識
・買い手市場ですべき備えとは?
2.医師のキャリア上のサバイバル戦略
・キャリアプランを考える前にすべきこと
・キャリアプランを実行する際にすべきこと
*まとめ

 

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1.売り手市場から買い手市場への転換

医師のキャリアシーンでも
完全に潮目が変わってしまいました。

とある医療法人の採用担当者は、
「正直、採用したいんですよ。
でも経営全般を考えたら今はできないんです。
どこの医療機関でも同じような状態でしょうから
今は医師を採用するチャンスでもあるんですよね。
それでも採用活動ができず地団駄踏んでます…」と
おっしゃっていました。

第3波のあと、
果たしてどうなるのか?

医療機関側だけでなく、
新しい職場を探している医師にとっても
かなり悩ましい状況なんですよね。

 

・医師のキャリアシーンの現状認識

コロナ感染が広まった当初は、
定期非常勤やスポットなど
いわゆるバイト案件が急減し、
また勤務中の先生方も退職せざるを得なくなるなど
バイト先を失う、
またバイト先が見つからないというケースが多かったです。

私どもは同業他社とはスタイルが違いますので、
通常時はバイト案件が見つからないという事は
ほとんどなかったのですが、
さすがに今回は苦労しました。

時間は掛かるし、
条件は下がっているし、
弊社にご期待下さった先生方にも
何とかかんとか見つけてきたという感じでした。

それから数か月経ち、
今度は常勤先についても厳しくなってきました。

新規の医師採用を絞り込んでいる医療機関が増えてきて、
地域や診療科目にもよりますが、
例年と比較すると段違いに転職は難しいです。

難しいですが、
道が閉ざされている訳ではありません。

実際に弊社ではここ数週間の中で
常勤も、非常勤も決まった先生は何名もおります。

おりますが、やはり簡単ではないんですよ…。
かなり苦労して決まったという感じです。

 

・買い手市場ですべき備えとは?

私ども医師の転職エージェントについても
ここで触れておきます。

医療機関は採用を手控えている、
医師はそれを見て転職に慎重になっている。

このような状況ですから、
成果報酬型、
つまり決定して売上が立つ我々転職エージェントは
業績悪化しているところが多いようです。

その結果、誠に残念ながら
嘘のスカウトの手紙を送ったり、
嘘の高条件求人で医師を釣ろうとしたり、
面接後には断られないように
嘘を付いてまで入職させようとしたり、
非常に問題ある事をしでかすエージェントも増えています。

当ブログをお読みの先生方は
こういうおかしなエージェントに
引っ掛かる事はないと思いますが、
是非ともお気をつけ下さい。

こういう時代にこそ大事なのは
オイシイ求人を探すのではなく、
将来にプラスになる経験を積むことです。

キャリアドリフトして
多様な経験を身に付けて、
自分ならではのキャリアアンカーを見つけていく。

そのキャリアアンカーを元にして
到達すべきキャリアプランを考えていく。

向かう方向性が固まってくれば
あとは具体的実行策としてのキャリアパスを
複数用意していく。

この医師のキャリアの4ステップを念頭に
自分を社会の中でどうポジショニングしていくかを
何度もアップデートさせながら考えていく。

確かに以前と比較すれば
医師の転職マーケットが厳しくなったのは確かです。

圧倒的な売り手市場、
つまり「 求人 > 医師 」という構図から
完全なる買い手市場、
「 医師 > 求人 」と変化しました。

ですがキャリアプランが明確であり、
キャリアの4ステップを実践している方にとっては
何ら恐れるものではありません。

行き当たりばったりの職業人生を送っている方とは
年数を重ねるほどに大きな差が付いてくるでしょう。

 

<参考>
これからの医師人生はキャリアリテラシーが備えになります!

 

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2.医師のキャリア上のサバイバル戦略

キャリアドリフト

キャリアアンカー

キャリアプラン

キャリアパス

この医師のキャリアの4ステップは、
厳しい時代のサバイバル戦略として非常に有効です。

それはなぜか?について解説いたします。

 

・キャリアプランを考える前にすべきこと

今までのように職場が選びたい放題ではなくなった。
高条件の求人が激減した。
転職の主導権が医師から医療機関に移った。

そんな心配を
先生方から伺う事が多くなりましたが、
どうぞご安心下さい。

これが普通です。
むしろ今まであまりにも長く売り手市場が続いたために
正常な感覚が麻痺していたのかもしれません。

面接に行けば必ず内定が出る。
条件交渉すればだいたい年収は上がる。

こんな世界は医師以外には
それほどありませんでした。
今までが恵まれ過ぎていたのだと思います。

私は転職エージェントを18年ほど続けておりますが、
最初の8年は医療ではありません。

よって医療業界も医療以外も理解しています。
ある意味では医療も医療意外と同じような
転職手法が必要になりつつあるのだという事でしょう。

もちろんコロナが収まれば
また売り手市場に戻るかもしれません。
でもこればかりはどうなるかわかりません。

いずれにしても
これからの医師の転職に必要なのは…

①明確なキャリアプランと将来ビジョンを持つ。
②日頃から履歴書・職務経歴書のアップデートをする。
③面接や条件交渉の技術を高める。

この3点ではないかと考えております。
1年前まではほとんど必要とされていませんでしたよね。
これらの要素は。

ですが時代の変化のスピードが早くなっている現代社会では
確実に必要になってきます。

だからこそ私はこの10年を掛けて
キャリアプランの重要性を述べてきたのですね。

①~③を自分自身で身に付けるか?
サポートしてくれる専門家とタッグを組むか?
いずれかの選択肢ですね。

 

・キャリアプランを実行する際にすべきこと

履歴書・職務経歴書を
まだ作った事がないドクターは少なくないと思います。

しかし作ればよいというものではなく、
医療機関側が採用したいと思うように
作成する必要があります。

一般的な履歴書・職務経歴書ではなく、
個別具体的な内容が望まれるでしょう。

賢明なビジネスパーソンは
常に自分の履歴書・職務経歴書をアップデートしています。
いざという時に何があっても良いように…ですね。

今後は医師もこのような対策が必要になります。

面倒くさいなあと思わないで下さい。
実はこの履歴書・職務経歴書を作成するという事は
キャリアの4ステップを振り返る事でもあります。

キャリアの棚卸としても非常に有効なんですよ。
是非とも試して頂きたいです。

また面接や条件交渉の技術についてですが、
実はこれは転職のためだけに必要なものではありません。

むしろ社会の中で必須と言える
人間関係構築、
コミュニケーション能力を磨く事でもあります。
その証明でもあるんです。

相手が何を考えていて、
こちらに何を望んでいるのか?を把握し、
それを叶えながらも自己主張をしつつ
双方が気持ちよく納得できる落としどころを探っていく。

得意な方は意識せずともできますし、
苦手な方は日常的な鍛錬が必要かもしれませんね。

この辺りを意識していくと
それもキャリアプラン構築に活きてくると思われます。

 

<参考>
医師としてのアイデンティティがキャリア設計に繋がります!

 

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*まとめ

時代は変わりました。
誰も予測はできていなかったと思います。

この変化に適応できるか否か?
ここが私たち1人1人の勝負どころですね。

医師のキャリアシーンにおきましては
今まで常識とされていたものが通用しなくなり、
今まで不要であったものが必要になってきています。

別に難しい事ではないんです。
気付き、対応すれば良いだけです。

全てを自分で行う必要もありません。
手厚いサポートができる
有能な転職コンサルタントとタッグを組めばいいのです。

間違って頂きたくないのは、
高条件の求人とか非公開求人などで
医師の登録を得ようとしている転職エージェントは
間違いなく廃れていくだろうという事です。

彼らにスキルはありません。
求人を右から左に流すだけの仕事をしてきた訳ですからね。
こういうエージェントを頼ると痛い目に合うでしょう。
宣伝広告をよく見掛けるエージェントは
要注意とお考え下さい。

求人だけではなく、
転職マーケットをよく知り、
転職前から転職後までをトータルでサポートできる
有能なコンサルタントを見つける事が肝要です。

時代は混迷を深めていますが、
人類の歴史は困難を何度も乗り越えてきましたよね。

困難を乗り越える術を持っている人。
これがタッグを組むべき相手です。
別に転職に限った話しではありませんけど。

それでは、また…。

 

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