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これからの医師人生はキャリアリテラシーが備えになります!

2020年9月30日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを研究し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

ウィズコロナ。
人生100年時代。

今までとは違う生活になりそうな事は
どうやら間違いなさそうです。

では医師人生、医師のキャリアは
どう変化していくでしょうか?

そしてどう備えを打てば良いでしょうか?

本日のブログのタイトルは、
【 これからの医師人生はキャリアリテラシーが備えになります! 】
といたしました。

<目次>
1.激変する医師のキャリアシーン
・定期非常勤、スポットは雇い止め、そして求人急減
・常勤は慎重かつ時間が掛かる
2.キャリアリテラシーを身に付けて備えるとは?
・キャリアの考え方
・ZOOMキャリア相談もご活用下さい!
*まとめ

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1.激変する医師のキャリアシーン

世の中は変わる…という事は変わらない。

禅問答みたいなことを言ってますけど、
これが真理なのですよね。

右肩上がりの経済成長が終わりを迎え、
その後の国家的目標が
なかなか見つからない我が国ですが、
ウィズコロナの時代になり、
変化はもう待ったなし。

すでにパラダイムシフトが起きていますし、
おそらくこれからさらに大きな変化が
訪れるのではないかと予測しますが、
こういう時には変わらないことを望むのではなく、
変化に適応していくことが大事なのでしょうね。


・定期非常勤、スポットは雇い止め、そして求人急減

すでに多くの医師がお気づきのように
コロナにより医師の求職マーケットも
だいぶ変わりつつあります。

まず最も大きいのは
バイト案件の減少、
つまり定期非常勤、スポットの案件が
かなり減ったという事でしょうね。

実際にバイト先から雇い止めされた
先生はかなり多いようです。

それだけ医療機関も経営が悪化している証拠ですが、
さすがにこれはそう簡単には変わらないと思います。
もうしばらく続くのではないでしょうか?

ただ案件がゼロになった訳ではありません。
少ないながらもあるんです。

ところが…
「求人数>医師数」という構図が
長く続いた医師の求職マーケットが
今は、特にバイト案件に関してですが、
「医師数>求人数」となっているのですね。

先日も1件の求人に対して
10数名の医師が殺到したと
ある病院の採用担当者から伺いました。

この構図では
なかなか決まらないですし、
場合によっては条件の悪化にも繋がるかもしれません。

普通に考えれば
日給を8万円から下げても
応募する医師はいるんじゃね?と
採用側が思ってもおかしくありませんよね。

7万円?6万円?なんて求人が出てきたら
買い手市場が相当に進んだという事でしょう。

私は求人主導ではなく、
ドクター主導でないとダメだと
当ブログで長年に渡って主張してきましたが、
まさにこの通りになってきてしまいましたね。

あ、ちなみに弊社では
つい先日こんな事例がありました。

以前から知り合いの医師より連絡があり、
バイト先を切られてしまった…
厳しいのは百も承知だけど
すぐに入れるバイト先病院はないかな?との事です。

幸いこの先生とは付き合いが長く、
医師としての専門性や得意領域をよく知っており、
人間性についても把握しています。

懇意にしている病院の採用担当者に連絡してみたところ、
いや~正直求人はないですし、
うちもキツイんですけどね…
御社にはいつも良い先生を紹介してもらってますし、
そういう魅力的な先生なら
今回は枠を作りますよ…と
まさに無から有を生み出すことができたのです。

こういう展開が必ずしも可能な訳ではありませんけど、
日頃からの医療機関側との関係性構築、
そして医師との長年の付き合いがもたらせてくれました。

これなどは
求人主導型ではあり得ない話しですよね。

医師を紹介しても定着率が悪いとか、
そもそも決定率が悪いなどでは
医療機関側も動きませんもんね。

こういう厳しい時代は
さらに求人主導型の欠点が明らかとなるでしょう。

そもそも転職支援の手法としては
下の下、愚策なんですよ。
求人、求人…って求人案内しかできないってのは。

話しがズレました。
定期非常勤、スポットなどのバイト案件は
しばらく様子見ですね。
もう少し時間が必要そうです。
徐々に回復するとは思いますが…。


・常勤は慎重かつ時間が掛かる

では一方で常勤についてはどうでしょうか?

まず上記でご説明した通り、
アルバイトの先生が少なくなっています。

患者は徐々に戻りつつある中、
常勤医師がバイトの先生の分も
働かねばならないのは自明ですよね。

私の個人的見解としては
これから常勤医師の価値はさらに高まり、
医療機関も常勤医師を大切にするのではないか、
常勤医師への待遇が向上するのではないか、と
若干の期待を持っているのですが
そうなるとしても少し先ですかね…。

しばらくは定期非常勤を抑えつつ
在籍している常勤医師で現場を回す事でしょう。

事実、常勤医師は
バイトほどの求人激減ではありませんが、
採用には慎重であり、
じっくり時間を掛けて吟味している感じを受けています。

ただ常勤に関しては
非常勤より戻りは早いと予想しています。
既に徐々に回復しつつもあります。

来春の新天地を探している先生は、
そろそろ本格的に動いた方が良さそうです。

おそらく例年より時間が掛かるでしょうが、
採用に慎重な中でも決まる場合は
むしろ例年より重宝されるかもしれませんね。

<参考>
なぜ小規模の弊社が日本全国の常勤医師の転職支援が可能なのか?

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2.キャリアリテラシーを身に付けて備えるとは?

これからの時代は、
中長期的なキャリアプランが益々必要になります。

場合によっては、
二毛作、三毛作のキャリア設計が必要です。

キャリアチェンジや
セカンドキャリアという観点がないと
思わぬ事態が現れた時に
職を失う事になりかねませんからね。

それはこのコロナ渦を見れば自明です。
だからこそ備えを打っておく…。

ハイブリッドキャリア、
パラレルキャリア、
スラッシュキャリアなど
重要なキャリア用語は理解しておく必要が
益々高まるのではないでしょうか?

キャリアリテラシー。
身に付けておくと自分が得します。

・キャリアの考え方

医師はキャリアの専門家ではないのですから、
必死にキャリアを学ぶ必要はありません。

あくまでも基本だけ抑えておき、
判断を見誤らなければいいのです。

ただひとつだけ気を付けて欲しいのは、
キャリアについて語る言葉を持っていない
転職エージェントには近寄らない方が無難という事です。

いつまでも求人案内しかできない人は
相手にするだけ時間の無駄ですし、
自分の転職失敗、
キャリアの迷走のきっかけになりかねません。

ハッキリ言いますけど
キャリア論なんて簡単には語れませんよ。

だってキャリアプランのベースには
ライフプランがあるものですから。

それなりの人生経験や
社会に揉まれてきた経験がないと
ミスリードしかねませんからね。

ではここでキャリアの基本的な考え方。
これだけ頭に入れておけば大丈夫という
大原則をお知らせいたします。

①とにかくまずはキャリアドリフトです。
②キャリアドリフトしながら
キャリアアンカーを確立させましょう。
キャリアアンカーを実現するための
キャリアプランを構築しましょう。
キャリアプランが見えてきたら
具体的なキャリアパスを描きましょう。
キャリアパスを歩みながら
キャリアドリフトをしましょう。

この①~⑤の繰り返しです。
これが確実にキャリアを向上させます。

それぞれに参考になる
過去ブログのリンク先を貼りつけましたので
良ければそちらもご覧になってみて下さい。

この①~⑤を意識していくと
確実にキャリアリテラシーが身に付くのです。

そうすると日々の仕事への充実感にも繋がり、
隣の芝生が青く見えるような転職はしなくなりますし、
高条件の求人に騙される事もなくなります。

キャリアリテラシーは
ご自身のキャリアをコントロールし、
生活や家族などライフプランにも好影響を与え、
より良い人生への「キー」になっていきます。

とはいえキャリアを焦らない事です。

1歩ずつ歩んでいかねばなりませんし、
少しずつ良くしなければなりませんし、
段階的に向上させるのがコツなんです。

・ZOOMキャリア相談もご活用下さい!

キャリアについて相談できるところがない。

ライフプランについての相談なんて
保険屋さんくらいだよね?
でもそれはマネープランが中心だし…。

そうなんですよね…。

振り返ってみると
私自身もキャリアの相談なんてした事ないですし、
ライフプランなんて
その意味すらもよくわかっていなかったものです。

それは時代が良かった…という事だと思うんです。
右肩上がりの高度経済成長の恩恵が
まだ残っていたんじゃないでしょうか…。

でもこれからは
そんな悠長なことを言ってられませんね。

しっかりとしたライフプランをベースにした
キャリアプランを持っておかないと…。

コロナ渦で苦境に陥った方だって
全くの想定外なケースが大半でしょうからね。

私自身今まで多くの医師からの相談に乗らせて頂き、
・プランなんて考えた事もなかった…。
・そういう視点は持ってなかった…。
・そんな発想は初めて聞きました。
・キャリアという意識すらなかった…。
・そう考えれば良いのか。
と、このような感想を頂くことが多かったです。

もともと頭のよい方々ですから、
その意義や価値と
ちょっとしたコツを知れば
あとはご自身でより良くすることができるのです。

最近弊社で行っている
ZOOMキャリア相談は
想定していたよりもご活用いただいております。

それだけ悩みを打ち明ける先がなく、
情報収集する先もなく、
事例やノウハウがないという事でしょうか?

まあ実際にネット上で手に入る
医師のキャリアに関する情報など
ほとんど参考にならないどころか、
むしろ害になりかねないモノだって多いです。

求人、求人、サイト、サイトって
〇〇の一つ覚えみたいなものですね。

有益な情報というのは
人を介して手に入ることが多いです。

ご関心ある方は
下記もご覧になってみて下さい。

ZOOMキャリア相談 ブログ
ZOOMキャリア相談 youtube

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*まとめ

キャリアリテラシー…。

私はこれからの時代、
情報リテラシー、マネーリテラシー、
医療リテラシーなどとともに
とても重大なリテラシーになるのではないかと
考えています。

キャリアに正解はないですから、
答えを探すのではなく、
常に問い続けていかねばなりませんね。

ざっくばらんに自分のキャリア人生を
語り合う人脈を手にするのも効果的と思います。

それでは、また…。

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