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高年収求人で医師を釣った転職エージェントと医療機関側の戸惑いとは?

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おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

年収…。
誰もが高いほうを望むと思います。

お金ってのはあって困るものでもないですし、
あればあるほど有難いものでもありますね。

魔力…。
お金で身を崩す人も少なくないだけに
お金「だけ」になってはいけません。

やはり自分らしいキャリアアンカーを
しっかり持っておきたいですね。

その上でお金「も」適切に考えるのがいいですね。

本日のブログのタイトルは、
【 高年収求人で医師を釣った転職エージェントと医療機関側の戸惑いとは? 】
といたしました。

<目次>
1.転職エージェントが破談にする医師の転職
・複数のエージェントを使うデメリット
・年収ありきの転職活動のデメリット
2.転職エージェントを信用できない医療機関
・希望条件以外に情報がない?
転職エージェントのわかりやすい分類
*まとめ

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1.転職エージェントが破談にする医師の転職

他の要素がそれほど変わらずに
年収1500万円の求人と2000万円の求人があれば
多くの人が2000万円の求人を選びますよね。

でも他の要素が同じなんてことはありませんし、
相場を超えた年収ならば
必ずその裏には何らかの事情が隠されているものです。

その点を把握しない限りは
おいそれと高条件に乗っかってしまうと
後々後悔することになりかねません。

医師の転職市場も
圧倒的な売り手市場から買い手市場に変わってますので
隠された事情はより巧妙になっています。

よって高条件の求人を探すよりも、
面接して評価してもらって高条件にするとか、
入職後に活躍して高条件を勝ち取るという発想が
これからは必要になってくると思います。

転職マーケットが変わったならば
転職活動の手法も変えねばなりません。
ひと昔前の手法はすでに通用しなくなっています。

でも驚くなかれ…
何と転職エージェント自体が変われていないのです。
だから確率が益々悪くなっているようです。

・複数のエージェントを使うデメリット

転職エージェントは複数社を使って
多様な情報を得るべきである。

正論だと思いますし、
本当はこうあるべきなんですよね。

でも医師の転職エージェントに
これが当てはまるか?と問われれば
私は若干の違和感を持っています。

例えばA社からしか案内されない病院とか、
B社経由でないと不利になる病院とか、
こういうケースがあるならわかるんです。

しかしこういう話しはあまり聞きません。
むしろいい先生を紹介してくれるなら
どこのエージェントでもいいと
病院側は思ってるのではないでしょうか?

紹介手数料率がバカ高いなんてケースは
やはり避けられるでしょうけどね。

紹介先である病院が
企業のように何十万社とあるなら話しは別ですけど
我が国の病院数って
全国でも8300施設前後しかありません。

しかもその中には大学病院や
国立・県立・市立病院など自治体病院では
いわゆる転職エージェントを
絶対に使わない病院も含まれてますから
実質、転職エージェントが案内できる病院は
6000~7000というところでしょうか。

まして転職エージェントは
絶対に使わないという民間病院だってありますし、
しばらくは医師の募集はないという施設もあるでしょうから
こういうケースも考えると
最新の状況で医師を募集している病院は
3000程度と予想します。

となるとですよ、
あたかも専属契約を締結しているかのような
希少なケースがあるとは思えないんです。

と言いながらも
実はあちこちの病院さんに連絡していると
「うちは決まったエージェントしか使わない」と
お断りされることはあります。

ただしばらくすると使うことも多いです。
口車に乗って何らかの独占契約をしたものの
費用対効果が悪いことから
結局、医師を紹介できるところなら
どこでも門戸を開くというところでしょうか。

だいたい大手エージェントや
採用コンサルタントは独占契約を結びたがるものですが、
彼らがその約束を守るかどうかは話しが別です。

オイシイ話しと思ったけど
実態は全然違うなんてことはよくありますので
是非ともお気を付けていただきたいです。

大病院グループは
こういった独占、専属の契約はまずしません。
これでは採用枠が埋まらないことをよく承知しているからです。

話しがズレました。
医師の募集をしている病院が3000施設程度として、
クリニックはどうでしょうか?

約10万2700施設あると言われてますが、
そのほとんどが1人院長であり、
時々バイトの先生に来ていただく程度と思います。

どうでしょうね~、
私の感覚値ですけど
医師の募集をしているクリニックは
1/10もないと考えます。

仮に5000件程度として
病院と合わせても8000件ですね。

どうしてこれで医師の求人が3万件もあります!という
宣伝広告が成立するのでしょうか?

カラクリは1つの病院で
例えば、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、整形外科、
心臓血管外科、脳神経外科、精神科、産婦人科、放射線科の
医師を募集しているとしますね。

これは1件というカウントではなく、
10件とカウントされるんです。

まあ見掛けの数字を作るためには
悪知恵を働かせるものです。

仮に整形外科の先生は3名くらい採用したいなとなれば
3件でカウントされます。

そうでないと3万件なんてあり得ません。

このような状況のなか、
何社かのエージェントに依頼する意味が見い出せますか?

どこも同じような事業展開をしていますから
何社に登録しても案内される求人はほぼ同じです。

であればですよ、
数社に登録するよりも
情報力と交渉力といった
実力の高い転職エージェント1社に絞ったほうが
ずっと実益があるように感じます。

・年収ありきの転職活動のデメリット

先日、非常に考えさせられる事態がありました。

ある若手の外科系ドクターの転職支援をしていたのですが、
この先生は弊社ともう1社、
大手の転職エージェントに依頼していました。

これ自体は別に問題ないのですが
先生のご希望条件に少し複雑な家庭の事情がありまして
弊社はそれを絶対条件として
地域の病院にピンポイントで交渉していたのですが…。

何とか数件の候補先を確保することができたのですが、
それをぶち壊すように大手エージェントが
まるで絨毯爆撃のような営業を仕掛けてきました。

しかも先生の希望している年収よりも
数百万も高い水準で提案していたのです。
肝心な絶対条件は捨て去ってしまっておりました。

もしかしたら同じ先生かも?と
心配してご連絡してきた事務長もいらっしゃいました。

要は希望が全然違うんだけど、
本当に大丈夫なのか?という事なんです。

そりゃこちらとしては
正確な情報を持っているのは弊社です。
他社さんは紹介料が欲しいばかりに
先生の希望以上の条件を出してきてるんじゃないですか?と
お応えしたら、それはそれで他社を腹立たしく思ったようです。

これでは成立する話しも壊れてしまうと思い、
先生とお話ししたところ、
他社の動きを完全にストップしていただき、
弊社1本としてくれたので
各病院との話しもスムーズに進み
無事に職場が見つかって良かったのですが、
あのまま大手が動いていたら
いったい全体どうなってしまったのやら…。

その際にある事務長が言ってました。

医師の希望を捻じ曲げるエージェントなんて
存在価値がないじゃないか!と。

本当にその通りですよね。
でも私はその事務長に言いました。

逆も然りですよ。
そういうエージェントは
病院さんの求人に高条件とか、
当直なしとか、年収2000万円OKとか
やたら下駄を履かせて
医師を翻弄してるんですよ…と。

病院を惑わせ、
医師を惑わせる転職エージェント。

医療業界に迷惑を掛けているとしか思えません。

<参考>
医療系大手エージェントで失敗して当社に辿り着くパターンの謎?

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2.転職エージェントを信用できない医療機関

私が仲良くしている
ある病院の医師招聘担当者が言ってました。

転職エージェントも様々です。
私は職業柄、どのエージェントさんとも
良好な関係を作らねばならないのですが、
正直、付き合いたくないところもありますよ。

いつも条件の話ししかしないエージェントなんて
ただの伝書鳩みたいなものじゃないですか?

求人を横流しして医師を集めて、
医師を横流しして病院に提案する。

これでは定着率も上がらないし、
高いフィーを払う意味がないですよね…。

おっしゃる通りと思います。
医療機関と医師の間の利害を調整し、
お互いが納得できる体制を作らねばなりません。

自社の売上しか考えないようなエージェントには
退場してもらいたいものです。

・希望条件以外に情報がない?

40歳、整形外科医、週4日、当直なし、
年収2500万円出ますか?

もしあなたが医療機関の採用担当者で
こんな連絡がエージェントから来たら
どう思われますでしょうか?

出るかもしれないし、出ないかもしれないけど、
その先生の情報をもっとくれないと
何とも言えないよ…と普通はなりますよね。

で、詳しく聞こうとしても
大した情報はないわけです。

だってWEB上でしかやり取りしていなかったり、
ヒアリングが型通りで
希望条件以外の情報を得ていないのですから。

1人の医師の価値は
希望条件だけで計れるものではありません。

今までの経歴をよくよく伺えば、
あそこの病院にピッタリだとか、
そういう勘が働くのがプロの転職コンサルタントです。

しかし肝心要の情報を持たずして
病院に医師を提案する転職エージェントには
大いに疑問があります。

先生方だって
もし自分がこんなアプローチをされていたら
嫌じゃないですか?

どんな手術が得意で、
整形領域の中でもどこに専門性を持っていて、
今後はどんな領域で活躍したいのか?
外来、病棟管理、手術の最適バランスをどう考えているのか?
先生にとってのQOLバランスはどうなのか?
ご家族やお子さんに何か事情はないか?
プライベートの生活の理想像はどうか?

こういった様々な話しのなかで
年収もあるわけで
年収が良ければそれ以外は考慮しない…なんてことは
通常あり得ないと思うんです。

経験不足のコンサルタントが担当になると
会社で用意された
ヒアリングシートを埋めるだけで精一杯ですから
深い話しなんてできませんし、
想像も付かないでしょう。

こんな担当者では嫌ですよね?

もっと言えば、
少し興味を持つ求人に問合せをしたら
最低限の経歴を入力する画面があり、
そこに入力した情報を元に
知らぬ間にエージェントが
各病院に提案していたりするんです。

こんなのおかしくないですか?

少なくとも私は嫌ですし、
絶対におかしいと思います。

だから弊社はキャリア相談が前提なのです。
求人はその後なんです。
求人に翻弄されてはいけないんです。

逆の立場に立てばわかりますよね。
いくらくれるんですか?
当直は嫌です。
オンコールも嫌です。
もっとくれませんか?
こういう人は採用しにくいですよね。

ひと昔前は圧倒的な売り手市場でしたから
これでも通用したんです。

しかし買い手市場になっている今、
普通に不採用になって
次の医師にお鉢が回ってしまうんですよ。

何がやりたいのか?
何で貢献するのか?

まずはここからですね。

・転職エージェントのわかりやすい分類

ある新型のパソコンを開発したとします。

これを世の人たちに売るためには
販路を開拓しなければなりません。

Amazonや楽天はいいですよね。

出店するのにコストは掛かりますし、
制約は若干ありますけど、
多くの方への訴求効果がありますね。

営業担当者などを雇う必要もありませんし、
商取引がWEBだけで完結し
配送ルートもありますので
コストを掛けるだけの価値はあります。

しかし、しかしですね、
そこにはマーケティングはあっても
そして事業の効率性はあっても、
人の心を動かす
エモーショナルな点に欠けていると思うのです。

しいて言うなら
大手の転職エージェントが取り組んでいるのは
こういった転職支援です。

求人をエサにして
感情面や生活面を度外視して
とにかくマッチングの成立を優先する。

できるだけ省力化を図り、
WEBだけで完結させようとする。

挙句の果てには医師を横流しして
医療機関を戸惑わせる。

別にいい悪いではなく、
類似サービスと言って差し支えないと考えます。
でもパソコンと転職支援じゃ全然違いますよね。

他にパソコンを売る方法はないか?

例えばですけど、
ジャパネットたかたなどはいかがでしょうか?

このパソコンはこういう機能に優れてますよ!
こんなふうに使えて便利ですよ!
実際にパソコンの苦手な私が試してみました!
初心者の方でも簡単に始められます!

このように商品の説明を痒い所に手が届くように
丁寧かつわかりやすくしてくれるのですね。

おまけに分割払いで月々なんと〇千円!
しかも今回限り付属品もすべて込々!なんて
お得感もしっかり伝えてくれますね。

Amazonや楽天とはまた違った販路になります。

別にAmazonや楽天を批判したいのではなく、
私自身、Amazonプライムの会員ですし、
以前は楽天を利用することも多かったです。

ただ何か商品を買うのと
人生の転機である転職のサポートを依頼する企業では
そりゃ普通は異なりますよね。

私どもの転職支援サービスは、
どちらかというと…
Amazonや楽天ではなく、
ジャパネットたかたに近いです。

なぜなら私たちが提供しているのは、
「判断材料」という「情報」であり、
「事例」や「ノウハウ」といった
失敗しない「コツ」でありますから。

医療機関側には、
こんな先生です、
こんな経験があります、
こんな優れた手技を持ってます、
患者さんにはこんな風に思われています、
コメディカルスタッフとはこんな関係を作っておられるようです、
次の職場にはこれを求めています、
将来的にはこんな医師になりたい方です、
こんなキャリアプランを持っています、
貴院ではこんな活躍の仕方があるかもしれません…と
医療機関が採用しやすいように、
またミスマッチならば採用しないように、
的確な情報をお届けしています。

逆に医師には、
こんな病院です、
地域ではこんなポジションを担っています、
院長はこういう方針のようです、
診療部長はこんな考えをお持ちです、
医師へのフォロー体制はこんな風に作っています、
コメディカルスタッフと医師の関係性はこんな感じです、
病院の風土としてこんな伝統があるそうです、
院内の雰囲気はこんな感じです、
患者さん達はこんな様子でした、
医師の定着率向上のためにこんな取り組みを進めています、
待遇はこうなってますが、この点は柔軟に考えてくれます、
医局内はこんな雰囲気です、
医師同士の関係性、他科との関係性はこんな感じです…と
医師が決断しやすいように、
またミスマッチならば入職しないように、
的確な情報をお届けしています。

いずれもいわゆる一般的な求人サイトには
掲載されていない「生」の情報ですよね。

だから弊社のマッチングは精度が高く、
医師の常勤では1度も早期退職がないんですよ。

我々がジャパネットたかたのように
両者の特徴を包み隠さずに代弁しているからでしょうか。
今後、ジャパネットたかた式転職支援とでも名付けましょう(笑)。

<参考>
医師転職エージェント(医師紹介会社)の取扱説明書!

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*まとめ

医療業界において、
転職エージェントの存在は
まだ信頼に値するものにはなっていないと感じています。

それは自社都合が強すぎて
表面上の美しい企業理念とは裏腹に
採用現場で行われていることは
全く持って違うからなんですよね。

そうは言っても
徐々に認知度は上がっていますし、
影響力も少しずつ増しているのは事実です。

このまま行くと
大きなトラブルに発展してもおかしくありません。

私たち医師の転職支援業界の人間は
今こそ我がフリを見直すべきです。

そして医師や医療機関の皆様は
疑問に思うエージェントは使わないで下さい。

私の耳に入る悪質なエージェントは
だいたい同じ会社です。

そういう会社を退場させるためにも
優良で誠実なエージェントとだけ
お付き合いをして下さい。

ひとつだけ簡単に見極められる方法をお教えします。
紹介手数料率が30%以上の会社とは付き合わないほうがいいです。
完全に自社都合ですから。

それでは、また…。

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