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これだけは知って欲しい!来春に向けた医師の転職活動の秘訣

2022年7月6日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

弊社のホームページですが、
4月~5月に掛けてリニューアルをして
詳細の微修正を繰り返しながら
先月6月より正式リリースいたしました。

いつの間にか変わっていて
何となく気づいて下さった方もいらっしゃるでしょうか?

普通の転職エージェントのホームページは
その多くが求人サイトであるか、
もしくは非常に陳腐な会社案内になっているか、
いずれかではないでしょうか?

またクリニックの開業支援会社のホームページは
その多くが開業物件サイトであるか、
もしくは非常に陳腐な会社案内になっているか、
いずれかではないでしょうか?

弊社のホームページはそのいずれかでもなく、
コンテンツ満載の他にはないサイトになっています。

転職や開業を考えている医師の皆さまにとっては
事例やノウハウが手に入ること
間違いないのでは?と自負しております(笑)。

欠点はコンテンツがあまりにも多すぎて
読み切ることができないことでしょうか(苦笑)。

そういう方はトップページの右上に
サイト内検索することができますので、
こちらで何らかのワードを入れてみて下さい。

関連するコンテンツが出てきますので
そちらだけでもご覧になっていただけると嬉しいです。

さて、当ブログも2011年1月からスタートし、
何度かのリニューアルを乗り越えて現在に至ります。

現在、2000件以上のコンテンツがあるのですが、
これでもリニューアルの際に削除しておりまして
何と1000件以上、くだらない内容は削除しています(笑)。

それでも読み切れないほどにありますし、
かつては毎日更新、最近は週1回更新をしてきましたが、
今後は隔週更新といたします。

基本的には奇数週、第1週、3週、5週に更新します。
偶数週の第2週、4週はyoutubeにて動画を更新します。

毎週、ブログか動画のいずれかを更新するということです。
しばらくはこのスタンスで続けてまいります。

ちなみに一般向けではありますが
NOTEブログには1~2分で読める感じで
キャリアブログをほぼ毎日書いておりますので
ご関心ある方は是非こちらもお訪ね下さい。
https://note.com/gnetonokatsuhiro

 

本日のブログのタイトルは、
【 これだけは知って欲しい!来春に向けた医師の転職活動の秘訣 】
といたしました。

 

<目次>
1.医療機関の本当の採用意欲とは?
・ああ、そういう先生なら検討はできますけど…
・え、その先生は是非面接したいです
2.よい求人はありません…を前提にしたほうが…
・オーダーメードの転職活動をしましょう
・転職活動の前提はキャリアプランです
*まとめ

 

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1.医療機関の本当の採用意欲とは?

求人を出している医療機関なら
募集枠があるはずだ…というのは
普通に考えればそうなんですけど、
転職エージェントとして20年働いてきた私は
必ずしもそうではないというのが結論です。

そしてこれは裏返しでもあり、
求人を出していない医療機関だから
募集はしていないだろう…というのは
普通に考えればそうなんですけど、
転職エージェントとして20年働いてきた私は
必ずしもそうではないというのが結論なんです。

求人を出していても
一向に採用する気がないところもあれば、
求人は出していないけれども
採用する気が高いというところもあるのですね。

ぶっちゃけ…
情報を集めたくて求人を出しているところもありますし、
ベストマッチだけを探しているところもあれば、
超ピンポイントな人材だけを採用するところもあるし、
まあ求人が出ていたって
その本気度は相当に異なるものなんですよ。

でも、そういうことって
求人サイトを見ても
転職エージェントからの案内を見ても
一向にわからないですよね。

だから私は求人ありきの
求人主導型の転職活動は止めたほうがいいと
ずっと述べているわけですが、
この事情を理解していない人間は
エージェントのなかにも多いので
採用意欲と求人の有無は無関係というところから
話しをスタートいたします。

 

・ああ、そういう先生なら検討はできますけど…

弊社は一風変わった医師の転職エージェントです。

求人!求人!と一切言わないのに
転職エージェントとして成立していることが
同業他社の人たちから見たらもう理解不可能だと思います。

求人だけで医師に問い合わせてもらうという仕組みは
私はすでに古くなっていて
もう通用しないのではないかと考えています。

転職エージェントが医療業界に進出してきて、
その過渡期では機能していたのは確かです。

しかしどこの求人サイトでも
どこの転職エージェントでも
ほとんど同じ病院やクリニックの求人ばかりでは
価値が低いと言わざるを得ないんですよね。

そうじゃない、
うちは独自の求人があるということを証明するために
他にはない求人を取っているんだと
胸を張って言える会社があるのかどうか?

求人に冠言葉を付けて
高待遇、高条件、非公開、レア、厳選などと言いますが
独占とか、オリジナルとは言わないのですね。

さすがにそれはウソになるから。

言い逃れのできる範囲で
ウソと断定できないレベルで
冠言葉を付けるのはいかがなものかと思うのです。

弊社はドクターファーストを貫いています。

A先生ならではの求人、
B先生ならではの条件、
C先生ならではの待遇を
当初の段階からネゴシエーションしています。

本当の意味での
オーダーメード型の転職支援であり、
個々に寄り添った求人獲得であり、
AIに置き換わらない転職サポートとは
個別具体的であることだと私は考えます。

これができるか否かの最大のポイントは
求人以外に医師からお声掛けいただけるものを
持っているかどうかなのですね。

これがないなら
もういかんともしがたいです。

自社、他社問わずに
求人サイトに必死こいて求人を出して
興味を持ってもらうしかありません。

でもこういうスタイルだと
やたらと条件の良いダミー求人を出したりするんですけど。

弊社はこのスタンスを良しとしないので
求人以外で情報発信し、
医師にお声掛けいただいております。

だからA先生を医療機関に提案し、
B先生を医療機関に打診できるのですね。

具体的に提案すると医療機関だって
〇〇科は特に募集していなかったけど
A先生なら検討できそうです。
院長に確認します…とか、
B先生の〇〇のスキルがいいですね。
理事長に提案したいので
もう少し詳しい情報をいただけますか…と
無から有を生み出すような展開が生まれるのです。

こっちに求職者がズラズラっと並んでいて、
そっちに求人がダダダと並んでいて
大雑把にマッチングする。

こういうのとは全然違うんですよ。

弊社を真似しようとするエージェントもありますけど
長年の筋金入りですから簡単ではないでしょう。

真似できない要素がたくさんあり、
そんなに思うようには行かないと思います。

こういうやり方でないと
医療機関側の本当の事情は把握できません。

採用意欲はどの程度なのか?
求人はどこにどんな内容で出しているのか?
また出していないのか?
それはなぜか?

内情を理解しないと
本当のところは掴めません。

求人は出ているけれど
採用意欲が低い場合は
話しはなかなか進みません。

 

・え、その先生は是非面接したいです

私はこの「無から有を生み出す」というのが
転職エージェントとしてのプロフェッショナル性であると
かねがね考えております。

よく言われますが、
1を2にするのは簡単ですし、
2を3にとか、10を20にというのも容易です。

問題は0を1にすることなんです。
これは相当に難しいです。
難しいだけに価値が高いのです。

いろいろコツはあるのですが、
それを理解するためには
現場から経営まで首尾一貫した方針が必要です。

経営陣が笛吹けども踊らずではダメですし
現場が必死でも経営側が後押ししなければダメなのですね。

このブレない軸があってこそ
提案力に磨きが掛かるのです。

あとは医師との信頼関係の構築が重要です。

よく医療機関の医師採用担当者から伺いますが、
転職エージェントから連絡が来て
その先生は面接したいですと伝えても
そこから話しが止まることが多いという点です。

これでは医療機関側は
転職エージェントに対して信頼が置けません。

転職シーンでは
求職者=転職エージェント=求人側が
同じ方向を向かないと話しは進まないのですね。

医療業界で言えば
医師=転職エージェント=医療機関です。

大事なのは「共有」でしょうか。
先生の思い、医療機関の採用方針、
それを正確に繋ぐ転職エージェント。

ひとつでも違う方向を向いてしまうと
話しは何も進みません。

先生方が直接医療機関とやり取りをするにしても
転職エージェントを使うにしても
事前の情報共有は非常に重要であると考えます。

 

<参考>
業績悪化に歯止めが利かない医師転職エージェントの隠された秘密?

 

医師キャリア相談 クリニック開業相談 医師転職相談 転職エージェント 医師紹介会社 クリニック開業コンサルタント 転職サポート 開業サポート キャリアサポート キャリアパートナー キャリアコンサルタント ジーネット株式会社

 

2.よい求人はありません…を前提にしたほうが…

えっと前置きが長くなりましたが(笑)、
ここからは来春の転職を検討している医師に向けて
今年ならではの実情をお話しします。

コロナ渦となってから
医師の転職マーケットは冷え込みました。

まずは非常勤、スポット案件が
急激に少なくなり、
勤務がなくなるケースまで出てしまいましたね。

今は幾分回復してきましたが、
まだ1件の求人に複数ドクターが応募するなど
厳しい状況は続いています。

常勤のほうは
求人数自体は微減というところでしたが、
採用のバーが上がっています。

少し前であれば
問題なく採用に至るドクターでも
現状では躊躇されたり、
条件面が少し低くなる傾向もあります。

もちろん非常勤も常勤も
文句なく高条件で採用されるケースもあるのですが
一般論としてはコロナ前よりは厳しいと言えるでしょう。

とはいえイチ時期の冷え込みは脱しています。
これからは転職活動にも「戦略」が必要と考えます。

 

・オーダーメードの転職活動をしましょう

いつも言うことですけど
転職は「手段」であって「目的」ではありません。

しかし思うように転職活動が進まないと
いつの間にか転職自体が「目的」になってしまって
元も子もない結果になることが少なくありません。

転職に限らず
「手段」と「目的」を見間違えてしまうと
大概のことが失敗してしまうのではないでしょうか。

やはり転職を検討し始めた段階で…

・何のために転職するのか?
・転職をして何を得たいのか?
・転職する目的が明確になっているか?

このあたりを自分の中でしっかり持ち合わせるのが
とても大事になってきます。

そしてそのプロセスのなかでは
自分の思考も行ったり来たりで
結構悩ましく思うこともあると思うんです。

でも私はそれが必要不可欠と考えていて、
そのプロセスを経て出した結論でないと
転職活動の途中でブレが生じるのですね。

これでは何度もスタートラインに戻るようなものです。

やはり「目的」はブレずに
完遂するために確固たるものとして設定すべきです。

それって結局自分らしさでありますし、
今回の転職で実現したいものであるはずです。

それがブレてしまうと
結果もあまりよくないと思うのです。

転職シーンでは、
多くの人に合わせた既製服ではなくて
あなたのために作られたオーダーメード服が最適です。

そのためには「手段」と「目的」を混同させないことが
メチャクチャ大事になります。

 

・転職活動の前提はキャリアプランです

いろんな求人を見ていて思うんです。
そんなに変わらないよな…って。

そりゃ多少は違いますし、
話しを進めて行けば行くほどに違いは大きくなります。

でも求人サイトとか、
転職エージェントが送ってくる求人内容では
大きな違いがあるわけではなく、
判断材料に乏しいと言えるのではないでしょうか。

こうなってくると
何かいい求人はないかと探しても
う~ん、どっちかと言えばこちらかなという
微妙な決断にならざるを得ないように思うのです。

転職は人生の転機です。

この大事な転機の判断を
求人に任せてしまってよいでしょうか?

私はここに来春の転職を検討中のドクターに向けた
リアルな実情があると思っています。

コロナ前のときは、
医師に主導権があったんです。

余程のことがない限りは
応募すれば書類選考はスムーズに通り、
面接すれば内定が出ました。

後は条件がどの程度か?
ここが思案のしどころだったんです。

でも昨今では
書類選考でNGになるケースも増えて、
いやそれどころか書類選考の前に断られることもあります。

面接に行っても内定が出るかどうかはわかりませんし、
仮に内定が出ても思うような条件が出てこない。

交渉しようものなら
だったら結構です…なんてことにもなりかねません。

こういう時代に
いい求人ないかな?という探し方では
外れを引く可能性はかなり高くなるのではないでしょうか。

実際に、内定後に条件を詰めていたけど
次から次へと不利な要望を出されてしまい
辟易して入職を取り止めたとか、
高年収に惹かれて入職したけれど
驚くような医療水準で短期で退職したとか、
こういう話しは少なくありません。

求人に主導権を握られた転職ではなく、
ご自身のキャリアプランが叶う転職活動。

転職を目的とするのではなく、
目的を実現する手段としての転職活動。

このように考えて準備と計画を練ることが
転職を失敗しないために不可欠であると思います。

 

<参考>
医師の転職エージェントは会社よりも担当者で選びましょう!

 

女性医師転職 女性医師キャリア 女性医師採用 女性医師募集 女性医師面接 医師キャリア ジーネット株式会社

 

*まとめ

3~4年前の転職活動とは
同じというわけには行かなそうだ…ということが
おわかりになりましたでしょうか?

私の述べることが全てとは思いませんが、
概ね、このような変化があるというのは
知っておいて損はないと思います。

もともとが医師の転職マーケットは
圧倒的な売り手市場「過ぎ」たと言えるのであり、
ビジネスパーソンのマーケットのように
普通になった、健全化したと言えるかもしれませんね。

これからはいい求人ないかなあ…では
ドツボにハマることも出てくるでしょうし、
実際にそういう話しを耳にすることもあります。

求人に翻弄されるのではなく、
キャリアプランを持って
主導権を握った転職活動ができるといいですね。

それでは、また…。

 

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