ケース ①/48歳 脳神経外科医
何不自由なく、特に不満もなく、
とある市中病院にお勤めだったC先生。
ある日、病院経営者から
当院がM&Aされると発表があり驚愕…。
マ・マジか。
いったい自分たちはどうなるんだろうと心配になりました。
知人に相談すると
M&Aされても現場で働く人間にとって
必ずしも悪い事になる訳ではないだろう。
まずは今後の雇用形態がどうなるのか?
静観したらどうだと言われ取りあえず様子見。
実際に発表があってから
特に何も変わらずに日々診療は行われていたのですが…。
新しい経営者との面談の日…。
「脳神経外科は閉鎖する予定です」と言われ愕然…。
つきましてはC先生はリハビリ医としてご活躍頂きたい…と。
想定外の最悪の事態です。
しかも年収もダウンを提示されてしまい…。
これは飲めない。
嫌なら辞めろという事ではないか!?
さすがに怒り心頭のC先生。
慌てて転職活動をスタートしたのですが…。
[その後のC先生]
許された期間は1カ月…。
こういう時は大手エージェントが良いだろうと問合せすると
次から次への求人は出してくれます。
でもC先生の望むものとは全然違う…。
もう自分は何度も転職する年代でもないし、
腰を落ち着けて働きたいんだよ…。
そんな状況で弊社にお声掛けを頂きました。
最初の面談でC先生の望む職場を理解して
何と1件で決定。
C先生の望みを正確に把握したからこそできた事です。
転職後のC先生曰く、
「医局の雰囲気がいいんだよね。
他科との垣根もないし、
ここでなら長く勤められそうだな」と大変喜んで頂きました。
ケース②/39歳 小児外科医
地方都市の中核病院で働くW先生。
小児外科をメインにして外科全般をカバーしてきましたので
かなり多忙な毎日を過ごしてきました。
ところが実家の父の容態が悪く、
入院・退院を繰り返すようになり、
お兄さんは東京で働く身ですから、
自分が戻る事を考えねばならず…。
医局長には前々から相談をしておいたので、
理解をしてくれタイミングも任せてくれました。
問題は実家近くで働く場があるのかどうか…。
W先生の実家は某国立大学の医局の力が非常に強い地域。
地元のエージェントを使い、
いくつか面接に挑んだのですが、
なんと民間病院にも関わらず
大学医局に所属しないと入職できないそうで…。
[その後のW先生]
W先生としては父の件が落ち着いたら
今の病院に戻りたいと考えていて、
他の医局に所属する事は遠慮したいと考えており、
地元のエージェントからは、
それでは県内での就職は難しいと言われてしまい…。
そんな状況で弊社にご相談を頂いたのですが、
発想を変えて隣の県で通勤圏内の病院をリサーチしました。
するとW先生の事情を理解した上で
是非当院にお越し下さいと言う病院が見つかり、
W先生はその病院に決めました。
院長はじめ皆さんが暖かく迎えてくれました。
小児は少ないですけど、
成人のオペも勉強させてもらってますと満足して頂けています。
ケース③/52歳 内科医
雇われ院長して働くR先生。
毎日30~40名の患者さんに来院して頂き、
法人側とも上手くやっているつもりでした。
しかし理事長から売上に不満があると言われ、
ここのクリニックのポテンシャルを考えたら
もっと売上は上がるはずだ、
R先生の診察に問題があるんじゃないか?とも…。
このままだったらR先生の年収を下げざるを得ないとも言われてしまい、
正直カチンと来たR先生。
だったら他でもっといい職場を見つけてやると転職活動開始。
最初はここの法人を紹介してくれたエージェントに声を掛けたそうです。
しかし法人との関係もあり、
のらりくらりとしか動いてくれないらしく、
R先生としては焦ってきて弊社にご相談を頂きました。
[その後のR先生]
R先生とは残るという選択肢も含めて
かなり突っ込んだ議論をしました。
出てきた答えは、
自分のクリニックを持ちたいというお考えです。
もう1歩開業に踏み切れなかったのは
断固たる決意を持てなかったから。
しかし今度の事で、やってやろうと思えた…と。
他の雇われ院長の求人を見ても、
きっと同じだろうなと思うし、
今さら病院に戻るという選択肢もしっくり来ない。
お宅に相談して良かった。
転職、開業の両方をサポートしているから
視野の広いアドバイスをしてくれた。
目が覚めたよ、有難う!と
開業準備をスタートする事となりました。